最終更新日時:2024年04月22日 09時40分

2008年10月15日の活動

  

今日チェックしている番組
福祉ネットワーク『がん“再発”と向き合った日々-限られた時間の中で-』 15日(水)昼1時20~50分 教育テレビ
 今年7月17日、一人のがん患者が亡くなった。黒坂芳枝さん、享年55。乳がんの再発後、2年7か月の闘病の末だった。
 主婦だった芳枝さんは、再発後は積極的に友達づくりを行い、ガンの予防や緩和医療の充実の活動にも取り組んだ。死の期限が迫っていても人生に終わりはなく、本人次第で輝かせることもできるのだという可能性を身をもって示した。ある女性の「最期」の生き方の選択を通じて、生きることの意味を考える。

若年性認知症
日本テレビ NNNドキュメント『昨日が消えても 若年性認知症と生きる夫婦』を見ました。
<番組内容>
 福岡市で暮らす越智俊二さん(61)。建築資材を扱う会社の営業課長だった47歳の時「若年性認知症」を発症。
 最初の症状は、毎朝 通っていた職場への道順がわからなくなったこと。次第に仕事の手順や内容を忘れ、同僚や取り引き先とのトラブルが頻発。52歳で退職した。
 俊二さんの記憶 は今、急速に失われている。歯の磨き方、ひげ剃りの仕方、そして娘や妻の名前も・・・。妻は夫に語りかける。「忘れてもいいんですよ」それは病気を真正面から 受け止め、前向きに生きる妻・須美子さん(55)の決意でもあった。

 若年性認知症は全国で推定4万人と言われています。
 番組を見て、改めて若年性認知症の進行と介護のご苦労を目の当たりにしました。
 先日の市議会決算委員会でも、介護者の慰労や互いの悩みを語り合える場を作る事と、介護者が外に出れるよう、その時間の介護費用の補てんについて質問しました。
 答弁は「以前は介護者の日帰り慰安旅行をやっていたが、今は介護者が語り合える場も無い」との事。
 介護者の研修会はやっていますが、昨年度の参加者数は17人。一昨年まで研修を受けた人は来る必要はありませんが、人口15万人の市で年間17人しか介護者は増えないでしょうか?親の介護があって出て来られない・出にくいのではないかとも質問しました。
 高齢者への虐待については、まちづくりニュースHPに『高齢者虐待 介護者の孤立を防げ』などの記事を載せさせて頂きました。
 今後も介護している方、介護・医療施設の方のお話を伺いながら、お手伝いをさせて頂こうと思います。
 昨日(月)は身体介護をされているヘルパーの方のお話を伺えました。

 介護離職
NHK特報首都圏『急増!シングル介護~“非婚時代”にあなたは~』を見ました。
<番組内容>
 介護のため離職・転職した人、年間14万4800人(平成18年。前年までは10万人。前年比4割増)。
 30代の非婚率、男性39%、女性25%。
 高齢化と非婚化が同時に進む中で、親の介護を独身の子供がする“シングル介護”が増えている。日本の介護保険制度では、独身者による親の介護をあまり想定していなかった為、こうした人達の多くは仕事と介護の両立が出来ず、苦しんでいる。同居家族がいる場合、介護サービスの利用時間が限られる(1日1時間など)。
 介護者への支援策として国は、年間93日の介護休業制度を設けているが、ほとんど活用されていないのが現状だ(介護休業取得率1.5%。国は企業努力を口にしたが)。
 “シングル介護”を放置しておくと、仕事が続けられなくなり、最終的には親の年金などに寄りかからざるを得ない生活に追い込まれてしまう。
 今後も急増必至といわれる“シングル介護”の過酷な実態を描く。

 ここでも、キーワードのひとつは『孤立させない』だった。介護の当事者団体役員の声「貧乏だけでは死なないけれども、孤立すれば死に至る」。
 他には、②介護者に合わせた支援、今の介護保険制度は介護する人を支援の対象としていない。仕事と介護の両立が出来ない。③共同介護所の設立。制度が今は無く、制度化には時間がかかるから作るしかない。
 介護者の2割がシングル介護との事。


あなたへ
 私を自分の子供のように思って下さっている方が、ガンで肝臓にも転移して、再入院されたと聞きお見舞いに先日行きました。
 最近私と同世代の親しい人がガンで手術をし、その人と話した事を話しました。
 「今まで10出来た事が7しか出来なくなり、また3しか出来なくなる。そうなった時どう3を活かせるか、大事ですよね」と。病気でもない私に言う資格があるかはともかく、これをお読み頂いているあなたに捧げたい言葉です。
 私もあなたも必ずその時が来ます。
 そしてその事は何も、病気に限らず、体力でも記憶力でも言える事だと思います。学生時代と今とを比べたら。

 お世話になっている方から送られた言葉。
 「いつも“今”が一番若いんだよ」。若かった頃と今とを比べるのでなく、今と明日以降を考えた時、今が一番若いと。それなら人間は少しでも変われるはず。
 自分・ひとが一番やらなければならない使命が何なのか常に点検し、やった事の無い・苦手な事にも挑戦し、今を大事に生き、挑戦し変わる自分を楽しみましょう。

2008年10月14日の活動

  

丸坊主にした理由
 よく聞かれるのでお答えします。
 先日知人のお見舞いで病院に行った時、偶然病院の近くで花火大会があり、入院している子供達がロビーに花火を見に来ていました。
 小児ガン・白血病・脳腫瘍の闘病をしている子供達で、こんなにいるのかと驚きました。
 私達はそんな子供達を目の当たりにして何が出来るでしょうか?
 代わってあげたいと思えるでしょうか?
 私は思えませんでした。そして、思えないと思った時、生き方を変えなければと決意し、丸坊主にしました。
 生きたくても生きられない人、困っているのに手を差し伸べられていない人が、私達の目には触れないもののたくさんいる事を感じ、生きていこうと。
 行政はよく「○○だから出来ない」と言い訳を口にします。門前払いだった時、相談に行った人はどう思うでしょうか?
 丸坊主にしたからと言って、自分をどこまで変えられるかは分かりませんし、変えなければ!と行動に移した時、初めは「お前が言う事は極端だ」と言われる事を覚悟しながら。
 目にした経験を無にしない為に。

王さん引退で気になる事
 王監督の引退で気になるのは、王さん(868本塁打)を超えるホームランバッターがなぜ誕生しないのかと言う社会的背景。今年まで現役だった選手で一番は、清原。昨年の時点で525本。その次が435本の松井秀喜(プロ15年目。王さんは15年目で585本、プロ22年で引退)、360本のT・ローズ、354本の江藤智(選手一人一人の問題を申し上げている訳でありません)。
 逆に上位には、王さんが現役当時のメンバーが並ぶ。2位が657本の野村克也、3位が567本の門田博光、4位が536本、山本浩二。これを見ると、私達はいい時代に子供だった。必死に努力をする大切さを教えて頂いたと思います。
 スポーツ選手に限らず、次の世代への責任が私達にはあるのだと感じます。

今日学んだ言葉
「『念のために』を、惜しまない」

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NHKプロフェッショナル 動物飼育員の言葉。(13日(月)深夜1:10~55)
 メスかオスかも生態がよく分かっていない動物が、妊娠しているかも知れない事を感じ取り、出産した場合、子供が木から落ちた時、怪我しないように木くずを敷き詰めておく。

2008年10月1日の活動

  

振り込め詐欺被害
 9月23日から29日までの間、狭山警察署管内で、7件(100万円~400万円の被害総額1340万円)の振り込め詐欺被害が発生。
 今年に入ってから9月末まで、狭山警察署管内での振り込め詐欺被害は62件、総額約8630万円で過去最悪の被害状況。
 埼玉県内の被害件数(1月~9月末現在)はおよそ1,200件、被害金額は19億円を超え、前年同時期より増加傾向にあります。

【確認された事例】
 犯人は、息子などの家族を装って「携帯電話をなくした」、「連帯保証人になっているので、すぐに現金が必要」、「会社の金を使い込んだ、このままでは会社をクビになる」などの言葉で巧みに偽り、誤認した60歳代と70歳代の高齢者が連続で被害に遭いました。

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おすすめ番組
福祉ネットワーク「夢をかなえて輝く命~メイク・ア・ウィッシュと子供達」 教育テレビ16日(木)午後1:20~49分(再放送)
 難病の子供達の夢をかなえる活動をするボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」。その日本事務局長・大野寿子さんに「夢の力」の持つ可能性を聞く。
 現在の医療では有効な治療法がない難病を抱える子供達。その夢をかなえる活動をするボランティア団体が「メイク・ア・ウィッシュ」。1980年、アメリカで始まった活動は、今や世界28か国に広がり、日本でも1200人以上の子供達が夢をかなえて来た。番組では、日本での事務局長を務める大野寿子さんのお話と、夢を実現した子供達や家族の姿を通して、「夢の力」の持つ可能性を考える。

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横山友美佳 著『明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私』を読みました。
 横山友美佳(ゆみか)プロフィール
 1987年3月生まれ。小学校より体力強化の為にバレーボールを始める。
 中学時代からオリンピック有望選手に選ばれ、全国区で活躍。下北沢成徳高等学校入学後は、1年時に春の高校バレーで準優勝。2年時に全日本シニア登録選手としてワールドグランプリに出場。北京オリンピックでの活躍を誰もが疑わなかった187センチの長身選手。
 しかし2005年3月8日、日本代表合宿に召集されたその日にガンが発覚。闘病しながら早稲田大学教育学部に入学するも、再発の為6ヶ月で自主退学。今年4月17日、21歳で永眠。

 自殺予防対策に取り組んでいる私にとって、この本の帯に『命を捨てるくらいなら、私に下さい!!』と書かれていた事が目に止まりました。本の中にも手書きで「すべてのこと 後悔が残らないように」と書かれていました(多くの本屋さんにあると思います)。
 読んで、ガンと向き合う若い気持ちの葛藤とハンパ無い闘志が間接的とは言えリアルに感じられました。
 亡くなる1カ月前の3月に「本にしたい手記があるんです!今じゃないと間に合わないんです」と出版社に300枚の原稿を持ち込んだのは、看護師だったとの事。

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  先日所沢に行った時、ついでに献血(181回目)に行ったら、高校時代の親友にバッタリ。何たる偶然。
 (あと4年くらいで献血200回になるかな。)