2018年6月30日の活動

 

心臓移植を待つ15才未満の子は、38人いるのに対し、提供は年1~4件。
 18才未満の子供は臓器移植法が施行された1997~2016年9月までに98人。そのうち国内移植は、わずか19人。
  ↓ HPには、心臓移植を待っていて亡くなった子の写真を掲げる両親「この子は日本人だったから死んだ」と話す。
 埼玉の子1人が助かっただけで、美談では終われない。
 脳死下での臓器提供が可能な896病院のうち、18才未満の提供体制を整えているのは269病院。

【命をつなぐ 臓器移植法20年】<4>先が見えない小さな命‐西日本新聞

 

 

国内で11才未満の心臓移植が出来る病院は、国立循環器病研究センター(大阪)▽大阪大病院▽東大病院▽東京女子医大病院-の4つだけ。
 重い心臓病で移植を待っている子供は全国に59人。臓器提供は少なく、移植を受けられるのは年に数人。
 2012~15年に移植でしか助からない18才未満は九州に11人いたが、移植待機を登録したのは6人。他の5人は中々移植出来ない現状や、転院に伴う経済的負担、保護者付き添いによる兄弟児の負担などを考慮して断念したと見られると書かれている。
 『断念』の先にあるものは?
 九大病院は「移植をあきらめざるを得ない現状を許しているようでは、地域で最先端の医療を提供する施設として恥ずかしいと感じた」と語ったが、それを埼玉県立病院は、どう思うか?

子どもの心臓移植、九州でも実施へ 国内5施設目 九大病院が認定を申請‐西日本新聞

 

 

埼玉県民で心臓移植を待つ子が入院していた都内の民間の病院の先生に昨年、私は「心臓移植が終ったら、埼玉で臓器移植を推進していきたい」と話していました。
 埼玉県は『県立』で小児病院も、呼吸器病院も持っており、税金で補てんしていますが、民間病院に比べ、(心臓に限らず)臓器移植を推進していると思えません。民間でなく、何の為の『公立(県立)』なのか。今日も県担当職員に話しました。来週月曜日の県議会の委員会に向け、質問の準備を進めています。
 国内で助かる方法があるのに、海外での移植という【運】だけに、子供の命を任せたくないですよね?
(写真は『ある少年と原口元気を結んだ心の物語』フジテレビ)

 

 

18才未満の臓器提供の意思表明があったうち、提供に至らなかったケースが83件あり(2010~15年)、最も多い理由が「施設の体制が未整備」17件だった。情報照会せずに病院が断ったケースも含めると、かなりの数に上ると見られる。
 一方、脳死で臓器を提供した家族から「どこかで生きていると思えて励みになる」と聞き、臓器提供には悲嘆を癒やす効用もあると感じている。「救えなかった患者の最期の願いや家族の思いをくみ取り、生かす責任が病院にはある。終末期をどう迎えるか、一つの選択肢として臓器提供の話が自然に出来るようになればいい」と書かれている。

【命をつなぐ 臓器移植法20年】<5>最期の願い生かすため‐西日本新聞

 

 

亡くなる人の1%弱は『脳死』状態を経るとされ、日本での年間の死亡者130万人のうち、1万人ほどが脳死となる推計。
 家族や周りの人と『臓器意思表示』について、語って頂ければ。(もちろん「NO」も含めて。関心が無いよりも)

【命をつなぐ 臓器移植法20年】<6完>記者ノート 語り合おう提供の意思‐西日本新聞

 

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<30日の行動>
県議と意見交換。保育士の確保。
市青少年健全育成大会。
部活動について相談。私からもその子にお願い。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)と共に歩む会(大宮)。
県議と意見交換。
狭山に戻り、市議と意見交換。まちづくり。
県議と意見交換。
入間基地航友会狭山支部。
 基地司令・副指令など幹部とそれぞれ意見交換・相談。航空祭の来場者の期待。滑走路がある事を生かす街づくり。