2018年12月20日の活動

県職員・県議の【年収UP議案】が明日(金)賛・否が問われる。
 📷写真は、この5年間、年度ごとの新たな増加状況。1番上の欄の予算額は、翌年は前年・前々年分がプラスされる。とても大きい金額だ。(つづく)

公務員の年収UP議案で、議論されていない観点がある。
 県職員などの年収の上がり下がりは、国の勧告をもとに各役所で検討されるが、経済の仕組みが変わったのにも関わらず、公務員の年収を考える仕組みを変えようとはしていない。
 現在の経済は、簡単に言うと【大企業の1人勝ち】。それなのに、公務員の年収基準は大企業のみ(工場を除く)。これでは貧困は貧困のままで、経済は良くならない。
 今回の議会で「『年俸制』にしては?」という質問があり、興味深かった。(つづく。写真は、日経新聞10月19日)

 

 

県職員年収UP5年連続は【53年ぶり】
 『東京五輪1963』時代以来の5年連続という実感が、多くの県民にあるだろうか。
 53年ぶりの根拠とは?埼玉で東京五輪2020の影響が生活費の面で実感出来るか。
 年収UPは当然と思っている県職員にも考えて頂きたい。(つづく。📷写真は、テレビ埼玉)

 

📷写真は、県職員の年収が今回上がると、各役職で年収がどうなるかという資料。
 『困っている県民』の目線で、その成果・生産性をどう確保するかは、とても難しく、苦しい作業。それが県議の仕事だとは言え。

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“虐待”された子供達の生活を支えている【児童養護施設職員の離職率】が採用2年目で約4割(37.4%)というのは、衝撃的なので、施設職員の年収が勤続年数でどうなっているのか県庁に調査を依頼し、資料が出来た(勤続10年で368万円。📷写真の手書き)。国では“児童相談所”の(県)職員の採用を大幅に増やす計画なので、高い年収を期待する人は児童相談所を望む。施設職員の年収がこのような状況では、施設職員の離職率が下がらないと思うので、県庁に改善を求めた。(施設職員は県内に418人。年収を各10万円県庁で予算化しても、バチは当たらない)
 また県庁に、施設職員の年収だけでなく、勤務時間や職員数増員などの体制も調査を依頼した。
 施設職員の方々に、改善という形で感謝したい。それは結果として、👦子供達👧の健やかな成長につながるから。(離職が多くては、つながらない)