2016年5月23日の活動

県消防防災課副課長。
 NHKスペシャルで紹介された『埼玉県を横切るプレート境界』のデータの学術資料入手を依頼。
 調べていて見付けた↓このHPでのプレート境界の位置と、NHKの物とは違いそうで、県によると、諸説あるのではないかとの事。しかし、NHKで大々的に報道されているので、調査依頼。
中央構造線マップ

事務所。資料調査。

木村 草太 首都大学東京教授『参議院選挙に向けて、憲法について考える』(埼玉政経懇話会。大宮)。

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 憲法には、国家を成り立たせるという意味もある。ルールは頭の中にあるが、文章で共有しようとなるので、頭にあるものを憲法と言い、表現したものを、憲法典という。憲法典を用いて、統治権をコントロールするのが最も重要な役割。また、外国から見てその国がどんな国なのかを示すもの。実際どうかは別にし て。
 立憲主義は、国家がやりがちな失敗を禁じるリスト。私達の生活の知恵の延長上にあるもの。私の場合は、焼酎は3杯飲むと酔っぱらってしまうので、2杯ま でと決めている。国家の失敗は、無謀な戦争、人権侵害、独裁など。社会の多数派がそれをやめよと言いづらい事を規定する。『辺野古新基地』について、政府としては自治権・裁判権が、進める足かせになり、自分の所に持っていきたいというのは極めて自然。
 9条1項“侵略の禁止”を削除しても、侵略戦争が国際法上出来ないので、技術的 には出来る訳では無いが、外交上、かなり物騒な事になる。ベトナム戦争に派兵せずに済んだのも、テロの対象にならなかったのも、これまでは9条のお陰。緊急事態条項、内閣が立法権独占はやり過ぎと改憲派も。米国連邦議会は、大統領が緊急時のみしか招集できないし、参議院は選挙中でも半分はいるので、日本には改正の必要は無い。
 参院選の1つの争点は、安保法制。
 武器等防護の今回の条文は、適当になっていて、文言が広い意味になっていて、気を付けないと(自衛隊法95条2など)。
 実際の現場で法を踏み越えてしまう場合を、どう監視するのかが弱い法制。イラク戦争後の検証報告は全文4ページで、しっかり検証がされていない。自衛隊は人材を集めなければならないのは、安保法制成立後、人が集まらなくなっている。
 技術的に私から見て、欠陥の条文がある。今回は、違憲部分含まれ、抱き合わせだった為に、野党との調整が無かった。存立事態が非常に曖昧。付帯決議、180日報告、事態が変わったので返って来なさいと国会が言える。
 解散権、与党の都合で解散しては国民にとって良くないので、検討したほうがいいのでは。ドイツでは不信任案を可決した時で、次の首相が決まっている時だけ。英国でも制限。(以上)

講演終了後、木村先生に個人的に長い時間お話を伺う事が出来ました。
 私から話したのは、日米地位協定・沖縄県知事と話した米軍基地の事・新党『怒り』に見る『こぎみいい』政治の必要性・古舘さんについて。

NHKさいたま放送局 局長さんにお願い。NHK所有の防災学術資料。
日経新聞さいたま支局長さんと意見交換。活字離れの影響。
埼玉新聞専務さんと意見交換。狭山についての相談。
埼玉県警OBと意見交換。児童虐待の行政体制。熊谷での事件について。
狭山に戻り、中学時代の先輩と会合。
 「信念を貫け」と言って頂き、叱咤も頂きました。またお話出来たらと思います。感謝。
学習塾の方と意見交換。
 大学の指定校推薦で受からないと、県立高校の先生から「うちの高校から入った事が無いから、あきらめたほうがいい」と言われる。でもあきらめずに勉強すると何人も合格しているとの事。
(11時に帰宅)