最終更新日時:2024年04月16日 09時11分

2012年8月31日の活動

  

『グリーン・再生可能エネルギー フォーラム 原発ゼロは可能か?地域からエネルギーを変える!日本を変える!』(文京区)

講演「地域主導のエネルギー革命」
講師:倉阪秀史 氏(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授)(以下、講演内容)
 再生可能エネルギーと言われているが、再生可能ではなく、更新性(資源基盤がrenewable)ではないか。
 水力を考える参考として日本の年間降水量は6位。風力は北海道・北東北が有望。
 国内28市町村が食糧自給率100%。
 エネルギー需要の10%超を再生可能エネルギーで供給可能な県は9県(大分26%、秋田20%)。
 2030年までに09年の原発相当の発電量を得る為の事業費は、2兆5千億円。
 20年間負担は増え続ける。1kwあたり2円くらいなので、東電の今回の値上げより少ない。
 エコポイント制度をやっても、需要の先喰いにしかならない。
 地域主導で再生可能エネルギーの導入を。メガソーラーの誘致ではなく、メガソーラーなら地元資本で出来るはず。
 2030年までに09年比、75.7%の電力需要抑制できると仮定。
 化石燃料を抑制するのに10年かかる。
 病院・老人ホームは電気が来なくなると困るから、原発でなく、コジェネを入れていく。
 メガソーラーに4億円必要。気仙沼・石巻で地域金融制度創設。サステナジー㈱(東京)。気仙沼の石油会社がペレットも売る。
 直列の太陽光パネルだと、パネルに電柱の陰がさすと発電が止まり、効率が下がってしまう。並列のパネルもある。
 30万人以上の都市ならバイオマス発電が可能。生ゴミのメタン発酵は小さな村でも可能。
 陸前高田のどこに水車があったかを調査した。昔10件くらいがお金を出し合って水車をつくった。
 原発事故は過去10年に1度世界のどこかで起きている。今後も起こると思うので、自然エネルギーで日本は世界に貢献していくべきだと思う。
 神奈川で工場の屋根に個人が投資。0円で設置する事が出来る。

 『自然エネルギーが地域を変える』を出版されたライターの佐藤由美さんにお話を伺った。
 日本は先進国で最も多雪地帯。雪の冷熱をクーラー・冷蔵庫代わりに使っている。十日町・上越市には雪だるま財団があるなど、全国150か所で冷熱を活用している。
 夏の電力の4割が冷房・冷熱。新千歳空港に導入されており、今年都内の老舗ホテルが導入するとの事。

今月発行の“県議会だより”の表紙の写真(フォトコンテスト入賞者)は、とっても綺麗。

2012年8月30日の活動

  

前日に続いて、岩手県議に話を聞く。
 岩手県大槌町(死者1282人。町民の8.39%。町民の死者被害割合で2番目に大きい)に行く事を岩手県議に薦められ、訪問。
 山田町役場に伺い、担当職員に、がれきの状況を伺ったところ「燃やせないがれきは、まだ町内で仕分け作業をしている」との事だったので、処理施設現場を見に行きました。

釜石(死者1046人)・大船渡(死者424人)・陸前高田(死者1795人)・気仙沼市(死者1356人)を訪問。強行軍でした。

今回3か月ぶりに被災地を訪問しての見た目の違いは、津波に襲われ、何もなくなった街に草が生え、元々ここには人が住んでいなかったかのような、一見のどかな印象を与える。
 しかし、これまで住んでいた所に住めない移転を伴う復興計画から、新たに建てられた建物は少ない。

2012年8月29日の活動

  

被災地視察。

 校門が墓標になっている。訪れる人が絶えない。

 
津波前の大川小学校と街並み


体育館のステージ側から見た大川小学校

 

 宮城県石巻市(死者3735人)で、児童108人中74人が亡くなり、教員12人中10人が亡くなった大川小学校へ。現地の方からお話を伺いました。
 現場に立って考えさせられたのは、果たして私が先生だったら、子供を逃がす事が出来たのか。
 後から批判をするだけなら簡単だが、今回の震災に限らず、何か大きな事が起きた時に、自分が適切な判断を下せるにはどうすればいいか、自問自答した。

 

体育館の先に、山に上がるケモノ道がある。
私だったら、上がる決断は出来たのか?
恐らく津波が見えてから、
ここをかけ上がろうとしたのではないか。


 もし津波から逃れようと、山に登ろうとして、土砂崩れが起き、津波が来なかったら。
 絶対の正解が無く、どちらを選択してもリスクが伴う中で。

 

南三陸町の仮設住宅

 

 南三陸町(死者845人。町民の4.85%)の戸倉中学校の仮設住宅の責任者でNPOみらい南三陸の役員をされている方を、以前被災地で知り合いになったNPOの方から紹介して頂き、お話を伺いました(以下、説明)。

 
津波が到達した時刻で時計が止まっている中学校。1階は津波でガラスが割れて、板をはっている

 (この中学校は、私から見て恐らく海抜30mくらいの高台にあるのですが)津波が内陸部まで押し寄せた後、渦を巻いて、後ろから津波が押し寄せた。

 
南三陸町 防災庁舎。震災の象徴的な建物として訪れる人も多い。

  南三陸町では、防災無線で避難を呼びかけて亡くなった町職員だけが注目されているが、ここでは、1人の先生が中学生を助けようとして、2人の生徒までは助けられたが、もう1人を助けようとして、亡くなった。殉職だと思う。


南三陸町。草がはえている所に、家々があった
写真右端の建物が防災庁舎。

 
(震災当時の話からさかのぼって詳しくお聞きしました)
 津波の高さ予想は、当初6mと発表され、その後10mと言われ、防波堤で何とかなると思った。「10m以上」と言われていれば、警戒心が強まり、家に残る人はいない。今回亡くなった2/3は助かったのではないか。
 津波の高さ予想をピタッと当てようとしてはダメ。大げさに言ったほうがいい。
 チリ地震の時、津波は水が増えた感じだった。今回の水の引きはチリ地震の半分くらい。チリ地震を経験した人は比較的海沿いに暮らしていたが、そこより奥に住んでいたチリ地震を経験していない人のほうが多く亡くなった。
 学校が避難場所になっているからと言って、安全だと思ってはいけない。(大川小学校を例に伺ったところ)より安全な所に逃がそうとして、やられてしまった責任は問われないようにすればいい。
 津波から逃れる為に、電柱に上がって、下りられなくなったおばあちゃんがいた事から考えても、厳しい山でも上がれる。
 この仮設住宅には67世帯150人がおり、子供は15,6人。
 高台移転の話は机上の議論で、全く前に進んでいない。公有地に移転する場合、抽選になり、これまで同じ集落だった人がバラバラになる。
 南三陸町は人口規模からして、復興のモデル地区になれる。
 楽天が1億円寄付。
 寄付の課題は、市町村に寄付すると、分配が平等なので、全部に配れる数が集まらないと、ずっと置いたままになる。
 南三陸町の被災者は登米市で半年間、避難所生活をした。登米市自体は被災地ではないから、ボランティアが来なかったので、ボランティアを自分達で探した(四・五百人)。9月22日に登米市でお礼のコンサートを行う。
 auから高齢者の緊急ブザーの貸し出しの話が来ている(以上、説明)。
 仮設住宅の高齢者の方々と少しの時間お話しました。

花巻市で友人の岩手県議会議員に被災地の現状などについて話を聞きました。

2012年8月28日の活動

  

市職員葬儀。議会事務局で大変お世話になりました。手作りのケーキを頂いた事もありました。

講演「地熱発電の最新動向と国内ポテンシャル」弘前大学教授 村岡洋文氏。
 オーストラリア・ドイツなど高温地熱資源に乏しい・火山の無い国でも地熱発電に着手している。
 地熱発電のトップランナーの米国は、2006年国の予算により、マサチューセッツ工科大学が18名の地熱発電専門家を集め、EGS発電(地下深度10Kmまで掘削し、場所を選ばず発電するもの)の将来性を検討。これらにより、火山帯だけでなく、全米で地熱発電が出来、2050年には1億キロワットの発電が可能だとしている。米東部でも150℃以上の発電が可能。
 インドネシアは米国に並ぶ地熱大国。国中火山だらけだが、現在ある地熱発電所の大部分はジャワ島西部に集中している。フィリピンのほうが現在発電量は上回っているが、いずれ抜く。1島1島の人口は少ないので、トンガア島などでは50kwくらいが適しており、インドネシアには地熱発電市場がある。05年、2025年までに9500メガワット(MW)とする地熱発電ロードマップを策定。2010年の計画では5年以内に4000MWの増設を計画。
 アイスランド(青森市と同じ人口31万人)。地熱・温泉水を全世帯に配管している。2009年の段階で575MWに近付き、既に日本の地熱発電量を抜いている。1930年代は石炭を燃やしたスモッグで空が真っ黒だった。ヒートアイランド化している日本の大都市は、煙は目立たないが、二酸化炭素を可視化すれば、これに近い現状のはず。
 オーストラリアは、火山が無いが、深さ5kmで200℃超えている国は珍しい。1MWのバイナリー発電に着手。
 ドイツは地熱発電所5つ稼働。3400キロW規模。3.4kmで120℃。
 通常1km掘ると30℃上がる。地上が18℃で、3.4kmだと120℃。
 ドイツは固定買い取り価格を初めて行った国。現在120か国が導入。
 ドイツのアンテルハーチン地熱発電所は、住宅団地のすぐ近くにある。
 ドイツの地熱発電が占める割合2050年目標3.5%は非常に意欲的。日本はKwhあたり0.3%。
 発電設備容量で日本は8位。国民1人あたりの地熱研究開発予算の1位はニュージーランド、2位スイス、3位ドイツ、韓国9位、日本は18位以内に入っていない。
 日本の国土は世界の陸地の0.25%だが、世界の活火山の7.56%を擁している。
 日本は世界3位の地熱資源大国(地熱資源量2347万kW、活火山数119個)で、4位以下とは大きな差がある(4位フィリピン600万、47個)。
 活動度指数とは、地下何kmで何℃になるかの指数。
 国立公園は日本国土の4%。150℃以上の地点は国土の1%で、その8割が国立公園に入ってしまう。
 規制緩和を行えばエネルギーの5割をまかなうのは不可能ではない。
 90年代に発電量は2倍に増えたが、1997年に新エネ特措法で地熱を除外した。
 超党派の地熱発電普及議員連盟が昨年発足。
 規制緩和の動きが進んでいる。今年3月12日の読売新聞報道、3月21日環境省が特別地域第2・3種の規制緩和を決断。
 地熱に手厚い固定買い取り制度の価格になった。
 2万8千も温泉が開発されているのが、日本の特殊性。それならば温泉で発電すれば。
 別府などの温泉で冷却機が十数個売れたとの報道。発電し終わった水を浴用に。
 72万KWくらいの発電量が見込まれる。
 カリーナサイクル。アンモニアの沸点が低いので発電に適している。
 日本のタービンシェア5割。
 世界最大規模の地熱発電設備は日本企業が得意。
 小型バイナリー。3KWが販売されようとしている。ドイツは60kWのシステムを開発中。
 青森県は原発推進。立地交付金が無いとうまくいかない。八幡平・くりこまはいいが、他はやや劣る。下北は国定公園の外で、高圧送電線がほぼ通っている。 
 湯布院・小浜で、70kWのバイナリ―発電を神戸製鋼が工事費6000~6500万円で着手している。
 下流側に戻す。1次的に貯留層の圧力下がる。生産ゾーンを冷やしてしまう。
 温泉の人が心配しないで済む、熱伝導の層をつかう次世代地熱を検討している。
 新たに掘削する場合、深くなればトルクが必要になるので、曲線的にコストがかかる。掘削の低コスト化は石油業界に期待し、地熱の業界では難しい。
 RPFはバイナリーのみ。資源エネルギー庁は大きく認めてもいいとしている(以上、講演)。
 講演後も先生に直接質問させて頂きました。

講演「全量買い取りスタート後の普及への課題と解決の方策」。地熱技術開発(株)(コンサルタント会社)大里氏。
 県単位で地熱の調査を行っている(新潟・静岡・栃木県、東京都)。新潟県が21年に導入可能性調査。(糸魚川のほうが大きいが、民間事業は難しく)松之山温泉で実証実験。新潟県の施策として再生可能エネルギー設備導入時のマイナス金利政策。
 発電設備以外で2割くらい電力を消費する。高低差があると、更に動力が必要。温泉設備の老朽化も考慮。
 電力会社との系統連系協議に約3か月、仕様検討に約2か月、工事計画書の受理までに約1か月、その後資材発注。
 国・自治体で温泉発電無料診断プログラムを。
 蒸気タービン発電は、設備的には安いが、130℃以上無いと採算性が取れない。
 太陽光の利用率12%、温泉発電90%。
 高温温泉の国内ポテンシャルは723メガワット、福島原発1基分。
 地熱導入の条件。
 ボイラータービン主任技術者がいない場合、200kw。100万円kwがターゲット。
 償却が終わって収益が上がる。21年目以降の売電価格がどうなるか。
  
講演「バイナリ―発電の動向と、カリーナ発電技術」森豊技術士事務所代表。
 (バイナリ―とは2つのものからなるという意味)
 カリーナ発電(水・アンモニア混合物を熱媒に使用)
 地熱発電メーカーのシェアは2010年日本が60%(富士電機が世界シェア1位)。バイナリ―発電はイスラエルのORMAT社が独占していたが最近は、米・欧国が出て来ている。
 神戸製鋼はコンプレッサーのシェアが高い。

県庁。
明日の被災地視察事前調査。資料準備。

2012年8月26日の活動

  

自治会夏祭り片付け作業。
政策調査。原発政策。
市民要望対応。

ETV特集『ルポ 原発作業員~福島原発事故2年目の夏』を見ました。(以下、番組記録)
 福島第1原発では現在1日に3千人が働いている。昨年9月15日の時点で、100ミリシーベルト(mSV)以上浴びた作業員が既に100人超。作業員1人あたりの被ばく量を抑える為、事故後は事故前の2倍作業員が必要になり、事故後、第1原発で働いたのは2万人を超えている。
 国内の原発作業員が、がんで亡くなり、労災申請をして国が認めたのは昭和51年から昨年までに11人(白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫のみ)。震災以前、原発の定期点検の時などに1日に数mSV被ばくした人もいた。しかしこれまで、本人が労災申請をためらったり、労災保険に会社が入っていなかったりした。東電は2次下請けまでは労災に加入している事を把握しているが、その下は分からない。
 昭和51年の国の通達で、被ばく開始から1年超えての白血病発病なら1年間で5mSV超でも労災認定とした(9800人を超えている)が、10年間で74mSVあびた人が急性白血病で平成11年に亡くなり、東電は「法令限度は5年間で100mSV以下なので東電に責任は無い」としたが、支援者が労災認定に関わり、結果認定は認められた。
 作業員の内部被爆の測定機は簡易型の為(放射性物質の種類を特定出来ない)正確な被ばく線量は分からず(線量が高かった人は再検査)、2mSV未満は記録されず、放射線管理手帳にはゼロと記録される。年間5mSV超でも労災認定される現状では、記録に残すべきだという専門家もいる。
 外部被ばくが37mSVに達している若い(26才)作業員がインタビューに「先を見ないようにしているのかも知れない」と答えた。
 証言したある作業員の日給は平均2万円弱。今はそれより低くなっている。
 “危険手当”はその日の被ばく量によって金額が変動。0.1ミリに付き、1000円、0.5なら1500円出している所もあるが、事業所による。危険手当をもらうにあたり、将来障害が発生しても異議申し立てをしないと誓約書を書かされた。実際はそれでも労災認定は可能。
 最も作業が難航しているのは、建屋が残っているが、中は深刻な汚染状況が続いている2号機。廃炉までに40年かかると言われている。

2012年8月25日の活動

  

自治会夏祭り。
(労働組合)建設埼玉執行委員長会合。
 組合役員さんに、エコ住宅の普及による経済政策についてお話を伺いました。
 書記長さんに私から拉致問題の写真展のチラシを労組役員に配布して頂くお願いをしました。
自治会夏祭り。

2012年8月24日の活動

  

市民要望対応。
自治会夏祭り会場設営作業。
県議と会合。
民主党埼玉県連、地方議員勉強会『原子力・自然エネルギー政策について』
 (私が県連でこのテーマの勉強会を行う事を提案し、木村勇夫県議に動いて頂き、実現しました。感謝)。

 
『原子力・自然エネルギー政策』について環境大臣政務官 高山衆議院議員に聞く


 環境大臣政務官 高山さとし衆議院議員(以下説明)。
 2030年にゼロと決めても、再稼働させなければならないという両論は成立する。
 ストレステストに法的根拠はないが、昨年7月11日に方針を決めた。ストレステストはシミュレーションなので、東京でやっているから、本来は原発を止める必要は無いが、止めている。
 震災前の方針である原発依存度45%はやめた。いずれにしても“脱原発”です。
 福島の避難者8万6千人や子供たちが避難している事が、エネルギー議論の大前提。
 “原発からグリーンへ”は議論の余地は無い。
 現状の自然エネルギーがエネルギー供給量に占める割合は水力9%、風力・太陽光1%。太陽光パネルは現在90万戸に付いている(原発0.5基分に相当)。
 原発を止めて化石燃料を輸入して1世帯あたり2万4千円上がっているが、価格転嫁していない。
 原発依存度を下げれば、総発電量は2割下がり、その分は節電。
 洋上風力発電は、来週長崎で稼働する。2メガ、2基。漁業権の問題などハードルが高く、かなり時間かかった。
 核燃料廃棄物の最終処分場を今検討している。
 今後の原発依存度のシナリオには、今後の自然エネルギーの技術革新を想定して盛り込んでいる。
 (私から地熱発電について質問)地熱発電の割合がアイスランドは4割だが、地下の浅い所からくみ上げている。日本では、地熱発電した後の還元井(かんげんせい)を戻すのが大変。温泉が枯れてしまう恐れもある。地熱発電を行う上での規制緩和を検討している。しかし、山の中に発電所をつくるのに10年かかる。
 水力についてダムの砂利を掘り起こすなど、この1年半で全部やった。
 前政権化では行われなかった海洋資源探査を今行っている。
 地球温暖化対策について。2020年に25%削減は不可能。長期目標である2050年80%は国内・国際的に議論の余地無し。
 来年度概算要求は、復興予算は別にして他は10%削減し、その財源でグリーン予算4倍、子育て2倍、国家戦略1.5倍。
 今日開かれた民主党エネルギー調査会の資料を配布する。
 国会に提出されている『韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議(案)』『香港の民間活動家による尖閣諸島不法上陸に関する決議(案)』を配布する(以上)。

県庁。県議と会合。

2012年8月23日の活動

  

政策調査。原発政策。
市内環境団体役員の方と意見交換。
ボランティアの方々と会合。拉致問題の写真展のチラシ配布活動への協力をお願いしました。

2012年8月22日の活動

  

政策調査。原発政策。
県庁。県議と会合。

 野田総理が反原発団体・財界の双方と会ってエネルギー政策について話した事についてNHKは、「通過儀礼なら無意味」と酷評していましたが、私はそうは思いません。

2012年8月21日の活動

  

新聞記者と意見交換。
全国若手市議の会OB会研修会。
拉致問題担当大臣 松原 仁 衆議院議員、講演「拉致問題」(以下)。
 当初の拉致議員連盟は北朝鮮寄りになったので議連を解消して、私が新たな議連の事務局になってつくり直した。当時、大使館周りをやったが、当時はアメリカ大使館も拉致の認識がなかった。
 小泉訪朝で北朝鮮は拉致を認め、日本国内で話題になり、議連は30人から200人を超えた。
 日本は相手におもねる外交。1国で経済制裁をした事が無く、国連決議するか、3か国以上が制裁するかしないと制裁しなかった。
 拉致問題は“3つの原則”があると私は考える。①風化させない。皆様にも署名の協力をお願いしたい。家族が元気なうちに。拉致問題が解決しなければ、日朝国交回復の汚点になる。北朝鮮とはかなり接触している。②金正恩は金正日と違う打ち出し方をすると思う。人権問題の解消によって、国際社会に理解を求める事をするだろうと思う。③人道支援。
 小泉訪朝から10年の今年は極めて重い。

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  私から大臣に「訪朝から10年の節目の今年、大臣に北朝鮮に行って頂く事は出来ないのでしょうか」とお願いしたところ、大臣からは「拉致被害者を金正日が死んだと言っていたのを生きていると言うのは、事務レベルの会議では前に進まない。政治的な問題だ」と言われました。

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  北朝鮮は水害で道路もかなり寸断している。金正恩は、金日成をモデルに地方を回っている。
 日朝赤十字会談で、北朝鮮は遺骨の問題を熱心にやる事で、拉致問題を棚上げにする可能性がある。アメリカは遺骨1体に400万円出している。実態の人件費はもっと安いが。
 金正日時代は、食糧支援は軍隊に持って行かれ、国民に行かなかった。
 拉致問題の解決は、北朝鮮の国防委員会をつつくしかない。
 北朝鮮は「日本は裏切った」と一様に言う。小泉訪朝の時の約束を破ったと。
 (料理人の)藤本さんがマグロを北朝鮮に持って行った事が外為法違反ではないかという事が話題になっている。外為法違反と言われている藤本さんが北朝鮮に親書を持って行くのを、おおっぴらに託せるのかどうか。
 「拉致被害者が第3国にいた」という姑息な事より、正面からのほうがいいと思う。
 協議が切れても向こうからもう1回やろうと言われる事がある。
 1本2本の方法に絞らずに全部やっている。誰が力を持っているかなんて見方によって違う。
 北朝鮮の体制が変わって1年が大事で、体制が固まってしまってからでは動きづらい。
 金ファミリー同士でも、あまり接触をさせないようにして、情報を共有化出来てない(以上)。

静岡・岐阜県議、船橋・御坊市議と会合。防災・原発・エネルギー・竹島・尖閣問題などについて。
草加市議と会合。

2012年8月20日の活動

  

県庁。
 狭山市長などと県土整備部長に、不老川流域対策推進協議会(入間・川越・所沢市,瑞穂町の建設部職員も同行)としての要望活動。

 県土整備部長からの説明。今年度から不老川の洪水被害対策の為の用地買収を行い、ゲリラ豪雨対策は重要施策。
 雨水浸透ますは、今年度不老川流域地区に200基整備する。入間市の大森調節池の葦(よし)は市民団体と協議し、環境保全の為に切らないようにしている。
 大森調節池の用地買収は入間市が行い、工事は県が行う。買収交渉の状況について私から質問しました(買収率
83.5%)。


県議と会合。
狭山市役所で骨髄バンク登録会の手伝い。今日は13人の方が登録して下さいました。
献血しました。189回目。400ミリリットル。3年後には献血200回に届くかな。
市内NPO役員と会合。

2012年8月19日の活動

  

入間川地区自治会ソフトボール大会。
冒険遊び場。リーダーの方にお話を伺う。

『捨て犬・未来と子犬のマーチ』という本を読みました。

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 捨てられた犬を主人公に、捨て犬達を預かるボランティアの家を舞台としたやりとり。小学校高学年・中学生以上にお薦めの本です(この本の作家のHP。他の本も読んでみます)。

2012年8月18日の活動

  

県議と意見交換。県内医師の確保策。
民主党埼玉県連、総合選挙対策本部会議。私からひとつ提案しました。
民主党埼玉県連、常任幹事会。
 前回の衆議院議員選挙マニフェストの評価と、次期マニフェストへの提言を、党員を対象に募集をする。県連のHPにも掲載し、サポーター・一般の方からの意見もお受けするとの事。(民主党埼玉県連、ご意見募集ページ
 民主党の綱領が7日に発表になり、『私達の目指すもの』の一番初めに“新しい公共”が入っていました。“新しい公共”については、枝野経済産業大臣が民主党の幹事長だった時に、全国的なNPOの代表者とお願いに行った事があります。
県庁。県議と意見交換。
狭山に戻り、県消防操法大会出場に向けた狭山市消防団の激励会。消防団の皆さん、頑張って下さい。
消防団を題材にした映画『ふるさとがえり』を観ました。
 泣いてしまいました。人生とは、友人とはを考えるいい映画です。映画会終了後、助監督の方からお話を伺いました。

市長と意見交換。なでしこが銀メダルを獲得した事を契機にエルフェンの振興策と、サッカースタジアムの整備について。
自治会夏祭り。
県議と意見交換。

2012年8月17日の活動

  

県立近代美術館の企画展のチラシを市内配布。
市民要望対応。
県庁。県議と意見交換。
事務作業。

2012年8月16日の活動

  

県立近代美術館の企画展のチラシを市内配布。
支援者訪問。エネルギー政策・国政などについて意見交換。
県庁。事務作業。
被災地視察準備。

2012年8月15日の活動

  

狭山市役所、こども課長。
 ①DV・虐待の警察・市の対応(特に夜間)について意見交換。

 ②県立美術館でのウルトラマン展のポスター・チラシを、図書館・児童館に置いて頂くお願い。
市建設部。狭山市駅に同上のポスター掲示を依頼。
県教育局調整幹と意見交換。
支援者訪問。

NHKスペシャル『終戦 なぜ早く決められなかったのか』を見ました。
 終戦の年の5月下旬から、ソ連の対日参戦がある事を、ヨーロッパの日本外交官は度々日本に伝えていたのに、なぜ日本の中枢はそれを議論としなかったのか。外務省と陸海軍の縦割りで情報を軽視・共有しなかった。その間に沢山の方が亡くなった。死者:広島原爆14万人・長崎7万人、中国でのロシア侵攻30万人以上・・・。都合の悪い事は耳をふさいで想定しないのは今でも日本の体質でしょうか。教訓としなければ。

2012年8月14日の活動

  

市民相談。
県庁。事務作業。
県議と意見交換。

2012年8月13日の活動

  

内閣府主催、原子力比率シナリオについて国家戦略室から説明。
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 内閣府主催、エネルギー・環境会議、原子力比率シナリオについて国家戦略室から説明(以下、説明)。
 エネルギーの海外からの購入費は震災前20兆円だったが、震災後23兆円となり、これを国内のグリーン発電で賄えないだろうかと思う。
 ドイツは再生可能エネルギー比率を20年間で30%上げる目標。
 3.11の教訓は「絶対に安全」という言葉を使ってはいけないという事。
 原子力立地地域への補助金は現在3000~6000億円だが、これを今後どうするかも国民議論が必要。(以上、説明)
 意見聴取会では事前に申し込んだ意見発表者しか発言出来ませんでしたが、今日の会は、来場者が質問出来たので、私からも質問しました。「地熱や風力など自然エネルギー発電を、企業が今後どのくらいやる計画があるのか、調査する必要があると思います。そうでなければ自然エネルギーを進めたくても、不安が残ると思いますが、いかがでしょうか?」
 国家戦略室からの回答「全量(固定)買い取り制度の検討の時や、調達価格等算定委員会の時に、事業者から聞き取りを行ったが、今後も行っていきたいと考えています」
 今日の会場の雰囲気については、男性が8割。福岡で行われた意見聴取会より、若い人の参加が多い感じでした。


みんなのエネルギーフェスタ
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 みんなのエネルギーフェスタ(秋葉原)。

アシスト付き自転車なので、軽いそうです。
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 アシスト付き自転車に試乗させて頂きました。自分で自転車をこげる体験をしたいと思って申し込んだのですが、講習を受けなければ、運転は出来ないとの事。


AKB48劇場前。秋葉原を一周。
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 秋葉原の街を自転車で回って、注目を浴びて、照れくさかったです(あくまで目をひいているのは私ではなく自転車ですが(^^;))。


試乗させて頂きました。
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  愛知万博でこの乗り物“セグウェイ”を見た事がある方もいると思います。東松山市の森林公園内や、つくば市の公道で実証実験を現在行っており、まだそれ以外の公道では、法律で認めていない為、購入・利用出来ないとの事。会場にいたつくば市の職員さんと、セグウェイの社員の方にお話を伺いました(以下、説明)。
 セグウェイは、海外では、パトロールやツーリングに使われる事が多く、パトロールを歩きで10キロすると、疲れたりして、視線が下を向いてしまうが、これに乗っていると、下を向かず、すれ違う人と挨拶したくなる。それは、古代・中世の“乗馬”と同じ感覚で、心に余裕が出来る。車などを利用して、思うように進まないとイライラして、クラクションを鳴らしてしまうのとは違う。
 海外では、空港職員用や、米国では警察が利用している(マイアミ警察では150台)。(以上、説明)
 最初私は、これは高齢者の移動補助に使う目的が強いのかと思って聞いたら、そうではなかった。
 最高時速20キロ、1回の充電で40キロ走行。販売価格75万円、生産量年間1万5千台。
 試乗させて頂きましたが、目で意識してそこに行こうと思えば、ハンドルを動かすというより、意識だけで自然とその方向に行けます。
 話は「ベンチャーが日本で育たないのか」にまで及び、勉強になりました。


バックにソーラーパネルが付いていて、充電できる。
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 バックにソーラーパネルと、ソケットが付いていて、携帯電話・ノートパソコンなど充電できる。購入したいと思っています。(メーカーHP

船で太陽光発電を活用するイメージ図を発表した東京海洋大学
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電動(EV)バイク。イギリス マン島レースに出場。
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 電動(EV)バイク。イギリス マン島TTレースの電動バイククラスに今年出場した(チームHP

 
電動バイクでのパフォーマンス
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 次世代乗り物試乗体験コーナー。

 
電動で前後2人乗りの次世代車に試乗できるコーナー
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 最高時速120キロ。まだこの車の免許の種類が無いので、公道では走れないとの事。

 

横田めぐみさん写真展
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 横田めぐみさん写真展(日本橋)
 私は、松原 拉致担当大臣と来週会う予定なので、横田めぐみさんのお母さんや、支援団体の役員さん、写真展を共催した朝日新聞の記者さんに直接お話を伺いました。
 役員さんからは「拉致問題担当大臣が毎年変わっているのは、交渉力が弱いと思う。次の衆議院選挙で、政権が変われば、また大臣が変わるのではないか。政権が変わっても大臣を変えずに済ませる事は出来ないのでしょうか?」と言われ、おっしゃる通りだし、重い言葉だと思いました。私は様々な大きな問題はあるけど、拉致問題はまず超党派で取り組まなければならないと思うと言い、その後更に突っ込んで意見交換させて頂きました。
 横田早紀江さんは「今の大臣の任期中に解決して頂きたい」とおっしゃられました。
 会場にいた時、偶然、岡田副総理が来たので、私は展示を見終わっていたのですが、話せるタイミングまで待ち、主催団体の方が私と話が出来るよう取り持って下さって、私から岡田さんに「拉致担当大臣に北朝鮮に行って頂く事は出来ないのでしょうか」とお願いしました。
 横田めぐみさんのお父さんは、今年80才になるのですね(めぐみさんが拉致されて11月15日で丸35年)。
 埼玉でも写真展を行う事になりました。
 9月15日(土)~17日(月)浦和駅東口パルコ9階
、9時~7時。入場無料。

2012年8月12日の活動

  

市民要望対応。
市民訪問。
教育関係者と会合。

2012年8月11日の活動

  

市民相談。
県議と会合(大宮)。
 
県立近代美術館(北浦和)。『ウルトラマン・アート!』展。

『ウルトラマン・アート!』展(左の方はバルタン星人に頭を下げている訳ではありません(^^))
2012_0811_01_01会場内は一部写真撮影可能な所がある

「畳に上がって、メトロン星人と写真を撮れます」と書いてある。土下座している人もいました(^^)
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   ウルトラマンや怪獣のデザイン画・展示作品を見て思ったのは、デザイン・造形の美しさは、今でも高く評価されると思いました。おすすめです!9月2日(日)まで。月曜休館。

 セブンとも写真が撮れます。
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 『ウルトラマン』のテレビ放映が始まったのは、私が生まれた昭和41(1966)年。
 番組で思い出す話は、カレーを食べていてウルトラマンに変身しようとしたら持っていたのがスプーンだった話、怪獣墓場シーボーズ(泣いているのがかわいかった)、子供が書いた落書きが怪獣になってしまうガヴァドン、宇宙飛行士が怪獣になってしまったジャミラ、自動車事故で亡くなった子供の化身ヒドラ、雪山の怪獣ウー…。皆さんはどんな話を思い出しますか?
 私が今日思い出したウルトラマンシリーズの歌は『ザ・ウルトラマン』(1979年 昭和54年放送のアニメ)の「緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン」という歌詞。今聴くと重い歌詞だなと思いますね。(ちなみに歌の2番のその部分は「この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン」だそうです)

県庁。県議と意見交換。

2012年8月10日の活動

  

市民から寄せられた市への苦情について、市役所から返答。
県庁。
新聞社さいたま支局長と会合。
県議と会合。

脱原発デモ 国会議事堂前
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国会議事堂前に行き、“脱原発デモ”を見ました。
 基本の呼び掛けは「再稼働反対」。「原発いらない」「子供を守れ」「赤ちゃんを守れ」「命を守れ」「(原子力規制委員会の)人事案反対」「野田もいらない」など。他に福島県の市の名前を上げて、その市から子供を避難させるよう呼びかけもありました。
 TVで報道されている原発デモの実態を、肌感覚で理解したくて行きました。

 
脱原発デモ ”ファミリーエリア”
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原発デモ『ファミリーエリア』
 写真を撮る為に行った訳ではないので、家族っぽい人があまり写っていませんが、全体を回ってみて、団体・組織の旗は少なく、個人的に集まっている人も多い気がしました。
 総理は20日以降に、デモの主催者と会うようですね。

県庁。政策調査。

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なでしこ、銀メダル、凄いですね。お疲れさまでした。
 銀メダルの表彰式ではこれまでの日本選手に見られない明るさとその裏にある強さを感じました。
それにしても、今回のオリンピックの女子選手の活躍は凄いですね。どういう変化なのでしょうか。
 また、男女問わず、団体戦でいい成績だったのは、震災復興への想いもあったのでしょうかね。

2012年8月9日の活動

  

市民要望対応。
入間市議と意見交換。
民主党埼玉県連、幹事会。
県庁。資料調査。
県議と会合。

2012年8月8日の活動

  

県庁。資料調査。
教育関係者と打ち合わせ。
市民相談。

2012年8月7日の活動

  

介護施設長にお話を伺う。ヘルパー人材不足対策。
県庁。県議と会合。
政治評論家主催勉強会。
民主党国会議員と会合。私から国会議員数の削減の必要性について申し入れました。

2012年8月6日の活動

  

県庁。会派会議。
会派公約検証会議。講師:財団法人地域開発研究所 牧瀬稔氏。
 議会基本条例の中で行政への立ち入り権が定められている中、沖縄では米軍基地への立ち入り権まで定めているところがある。
 流山市は年収1千万円以下の人が結果として引っ越して来れないような建築規定(135㎡以上)を制定している。
 マニフェストを任期途中に横須賀市長は実現しやすいものに変更した。
 マニフェスト検証の外部評価は必要。
 選挙後、マニフェストに項目を追加する事はいいと思う。実現してから書き加えるのでなく。
 マニフェストに財源を書くべきではないと思う。弾力性がなくなるから。
 マニフェスト以外の言葉で最近よく使われているのはビジョン。
 荒川区は区民の幸福感を区政の指標にしている。

地方議員と行政委員は聖域か 高額な報酬にメスを 産経新聞8月5日

2012年8月5日の活動

  

小倉駅前のペデストリアンデッキで青く見えるガラスの部分に太陽光パネルが貼られている。
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北九州市、環境ミュージアム。施設職員の方から大変興味深い話を伺いました(以下、説明)。
 北九州市は政令指定都市ではあるが、人口が減少しており、産業も以前のようには活気が無くなっている。“工場誘致”のような今までの産業振興策では、日本全体の人口減少の中では立ち行かなくなる。
 OECD(経済協力開発機構)の“グリーンシティプログラム”に、パリ・シカゴ・ストックホルム・北九州市が選ばれた。環境と経済のバランスが取れていると評価された。
 工業団地をエコタウンと位置付けて、リサイクル工場を誘致。
 これまで工場は汚いイメージがあり、工場と住宅街は分離されて来たが、これからは工場で発電した水素エネルギーを住宅街で活用するなど、共存共栄が必要。
 九州大学は阿蘇山で地熱発電の研究をしている。
佐賀大学では、海の温度差を利用した発電により、2千世帯の電力を賄おうとしている。これが実用化されれば、日本国内でエネルギーが供給出来る様になる。エネルギーの自給が必要だ。
 市内城野地区(基地跡地)では、ゼロ・カーボン先進街区を整備する。
 韓国 釜山市と北九州市は、環境部門の提携を結び、水道事業などのノウハウを海外に輸出している。

 
北九州の風力発電(遠くから撮ったので見にくいですが)
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 北九州市内には、風力発電を70基整備していく。福岡県には離島が多く、地域での発電が福島原発事故以降、重要で、1つの電力会社に頼れない。北九州の新日鉄では水素発電しているので、地区に2系統ある電気が止まっても、大丈夫。
 岩谷産業は、海水から水素を分離する研究をしている。今のところ、水から水素を取り出す時に要するエネルギーのほうが、得られるエネルギーよりもかかってしまうようだが、取り出す時に使うエネルギーは自然エネルギーを活用しようとしている。
 宮城県では地鶏が盛んなので、鶏糞の発電をしている。
 山口県では風力発電を整備した事による低周波で、鳥の動きが変わったのではないかという話が出ている。鳥はミカン畑の葉の裏に付く虫を食べてくれるので、鳥がいなくなると影響が出る。

北九州エコハウス
 モデルルームのような1戸建て。説明員の方に聞いてみたかった事は、この家の太陽光発電設備の費用を、来場者から聞かれたら答えているかどうかで、答えていないとの事だった。
 この建物は、暑さ・寒さに対して家のつくりをどう工夫するかのアイデアが提案されている。大がかりだと思ったのは、太陽熱を家の中にパイプを通し、ファンで床下に空気を送る仕組み。また、地中熱を利用して夏は涼しく、冬は暖かい空気を取り込む仕組み。2階の床に1階との通気口・屋根にも空気を逃がす通気口をつくり、風通しを良くする設計。ベランダの緑化。2重ガラスによる断熱。現代版の縁側・土間。日光を最大限活かす建て方、雨水利用などが紹介されていました。

北九州技術保存継承センター
 夏休みという事もあって、小学生を対象とした「人が乗る タコ歩きマシーン」や「人が乗る浮き輪で作ったホバークラフト」の試乗など楽しそうなイベントが行われていました。
 館内の図書室には、ものづくりの専門書があって、『原発eye』という専門雑誌があり、目を通しましたが、昨年11月に休刊になっていました(97年までは『原子力工業』という雑誌名)。休刊に至った直接の原因を(ウィキペディアによれば)東京電力をはじめとする電力会社、原子力産業からの広告出稿数が福島第一原発事故後激減した事が挙げられているとの事)。

2012年8月4日の活動

  

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内閣府主催、エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会(福岡市)、傍聴。
 意見発表者はそれぞれ、「原発依存度0%シナリオ」を選択した81名発表希望者のうち6名が発表、「15%シナリオ」9名中「20~25%シナリオ」17名中「それ以外」20名中それぞれ2名が今日発表されました。発表者12名中女性は2名でした(以下、発言)。
 「若狭湾沿岸に国会を移転し、危機管理意識の共有をすべき。人口減少する事を考慮してエネルギー政策を考えて(20~25%シナリオ意見者)」。
 「オイルショックを経験し、これまで原発は必要だと思っていたが、0%シナリオを選んだ。世界全体の原発依存度は2.6%でしかない。原発事故で死者はいないと言う人がいるが、避難した高齢者が何人も亡くなっている。政府は信用出来ない」。

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 「エネルギーの比率に正解なんて無い。意見が違う者同士、対話していく事が必要。10ミリシーベルト以下の死者は統計が取れないだけ。化石燃料は500年後は枯渇していると思う」。
 福島県二本松市から母子のみで避難している方からの発言「3号機爆発の時、何の情報も得られなかった。政府を信じていたのはバカだった15%シナリオを選択」。
 原発立地地域の鹿児島薩摩川内市の方「鹿児島県知事選挙前には、九州電力は『計画停電』の予定」を発表し、選挙後『計画停電はありません』と発表したのは、意図的だ。日本人特有の指導者に従う体質だったが、転換を」。
 「オール電化はムダで、考え直す必要がある。『賢者は体験しなくても歴史から学び、愚者は体験からでしか学べない』と言われているが、私達は体験した。0%シナリオを」。

高校生も発言(一番左は、福島からの避難者)
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 高校2年生から15%シナリオの発言がありました。
「コンセントの向こう側を3.11前はイメージ出来なかった。マスコミにも責任があると思う。送電線を私達の手に返してもらいたい。2030年ではなく、0%シナリオを」。
 司会の内閣府広報局職員は「(原発・エネルギーの一元的な情報媒体が必要だという発言があった事を受け)ポータルサイトは必要だと思う。マスコミの皆さんの協力も得たい」。

古川 国家戦略担当大臣
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 古川 元久 国家戦略担当 内閣府特命担当大臣は「政府に対する信頼の話もありました。これまで出来る限り対応して来ました。原発に依存しない社会をつくりたい。きょう北九州のスマートコミュニティの実証事業を見させて頂いたが、利用者が協力して作り出していく仕組み。着実に一歩ずつやっていく事が必要。成長の質を問うていく。一人一人の幸福度が上がるように。原発は安いと言われて来たが、最低限のコストは示しただけに過ぎない。」(以上、意見聴取会での発言)
 傍聴者の約7割は男性でした。2日前の深夜に傍聴当選者への連絡があった為か、少し空席がありました。今回の意見発表者は、いわゆる活動家っぽい方はほとんど見受けられず、一般の方が一生懸命発言されており、聴いて良かったです。傍聴者からのヤジは、大臣が話している時と、20~25%シナリオの発言者の時、それぞれ1度だけ1人からありましたが、静かでした。
 私も今日、パブリックコメントを書いて、提出しました。

2012年8月3日の活動

  

政策調査。エネルギー。
昨日新聞折り込みしたひろし新聞を読んでご意見を頂いた方への対応。
民主党埼玉9区支部長・議員団会議。
 五十嵐財務副大臣と意見交換。①国会議員数の削減“比例40減”の実現について。②国道16号入間市分の片側2車線化は、予算は確保されているが、入間市の方針で手つかずになっている問題について。
入間市議と意見交換。猫の殺処分減少対策について。

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なでしこ、ブラジルに勝利!すごいですね。ブラジルですよ!ブラジル。以前なら考えられないですよね。
 相手は、(コーナーキックの時、キーパーの動きを封じたり)イエローカードすれすれのプレーを連発して、ぶつかって来ていましたが。
 前半15分間はヒヤヒヤして観ていましたが、その後は、相手の体力が落ちたのか、落ち着いて観ていました。
 今後、海外にも、なでしこファンが増えるのではないかと思いました。
 他の競技(例えば柔道)でも、日本選手はフェアプレー意識が他の国の選手に比べて高いのが素人目にも分かり、海外での日本の評価は今後高まっていくと思います。

2012年8月2日の活動

  

県企画総務課。入間基地についての新聞報道の真意。
スポーツ振興課。
政策調査。地熱発電。
友人出演の演劇公演鑑賞(池袋)。
 チケットが1ドリンク込み。短編で何作品か観たのですが、幕末についての演目が、迫真の演技で面白かった。名前は残らなくても、やらなければならない事は命に変えてもやろうというメッセージでした。

2012年8月1日の活動

  

政策調査。エネルギー・障害児教育。
市民要望対応。