最終更新日時:2024年04月24日 09時05分

2015年10月31日の活動

  

労働組合『建設埼玉』さんとの政策懇談会。
 (私が取り組んでいる)公共事業の税金が賃金に反映されず、ピンハネや内部留保などになってしまっている問題の取り組み状況を報告。
 建設業の平均年収は、他産業よりもかなり低い(全産業529万円。建設業391万円)。おまけに、この1年で県が払う単価を28%も上げたのに反映されていない!
 姉歯の耐震偽装や、旭化成の偽装も起きた。公務員は「知らない」では済まない。税金でやっている事だし。公契約条例が、県・各市で必要だ。

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子供が3人以上いる方の中古住宅購入、家のリフォーム代、県が補助金制度を開始。
 2人以下・子供いない方、ごめんなさい。1031_02

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児童養護施設の主催で、日高市で行われた坂本博之さんの講演会の後、個人的にお話を伺う事が出来ました。

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NHK『ようこそ先輩』に出演

 坂本さんは、1970年生まれ。家庭の事情で物心つく前から乳児院や知人宅に預けられた時、虐待され、養護施設を転々とし、21才でプロボクサー・デビュー。「ザリガニを食べて命をつないで生きていた子供の頃と比べれば、ボクシングの減量など何でもない。その日が来れば、食べられるのだから」
 知人宅に預けられていた時の食事は、学校給食だけだった。土・日曜は…

東洋太平洋ライト級チャンピオン 坂本さん著書『運命を変える~自分の人生は、自分で切り拓くもの』。1116_03

 書き出しは『僕の生い立ちは、児童虐待』という言葉から。
 「川で魚釣りをやっている人から魚をもらって食べた。布団は与えられずバスタオルで玄関に寝て、トイレも使わせてもらえず自分は公園へ。弟は家で漏らし、叩かれた。月謝1万円のボクシングジムには養護施設ではお金が払えず、高校もアルバイトして通い、プロデビューしてからも金が無いのでジムのシャワーを使った。
 世界戦に児童養護施設の子供を呼んだが、負け、子供に手造りのベルトを作らせてしまった事を痛む」。

坂本博之さん著書『光と影』1116_04

 わりと薄い写真集が中心ですが、坂本さんが子供の頃に置かれた環境を推察すると、言葉が重く、読みごたえがありました。
 「お前達の事を傷つけたのは、大人達。お前達の事を受け止められるのも、我々大人達なんだよ」(文中より)
 個人的に伺った話「光・影のどちらを表にしていくのか。運命は、自分自身の手で切り拓く。今生きているのは当たり前じゃない。お天道さんは、自分の心を分かっている。今を熱く出来る事から、前に進んで行って」。

 坂本さんは児童養護施設を回って“ボクシング・セッション”をやっているとの事で、私から内容を質問したところ、「子供には『想いを込めて打って来い』と言う。中には涙を浮かべながら打って来る子も。
 叩く音で逃げちゃう子には『違うんだよ。オレは傷つけないよ』と何回も説明する。
 セッションを初めて行ったのは埼玉だった」。
 ボクシング・セッションは、基金で運営。

個人的にお話を伺った際、ポーズを取って下さいました。1116_05


著書にサインを頂きました。
1116_06現役時代のガウンにも書かれていた『不動心』という言葉が添えられ。


 想像も出来ないほどの地獄の日々を、まして幼少の時に経験し、チャンピオンにまでなった人の言葉なので、重いです。
 坂本さんから直接頂いた言葉「子供が、出来るまで待つ。待つのも愛情。そして、出来るまで言い続ける。
 『昨日、言ったじゃないか』と言ってはいけない。
 出来たら『すごいねぇ』とほめる」。私はまだ修行が足りない。

講演会の表題は『子供の「生きる力」を育むには』。

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「熱を持って接すれば、熱を持って返って来る」ということです。
 これから私は、その「熱」を伝えていく活動を行いたいと思っています。
 その為には私自身が児童養護施設へ訪問し、子ども達と直接ふれ合い、共に過ごす時間が必要となって来ます。そうして打ち解けて初めて、子供は心を開いてくれるものだと思います。
 様々な経験の中で、どうしようもない「痛み」をどう乗り越えていけるのか。
 それを乗り越えた先には、いったい何が待っているのか。経験して初めて感じられた事も沢山あります。
 「痛み」を抱えた人間が、どれほど強いのかを子ども達にも知ってもらいたい。
 そして、与えられた試練を克服出来た先には、不屈の魂が宿る事を意識して生きていって欲しい。そう願ってます。

(以上、講演内容)

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【圏央道きょう15時、県内全て開通!】桶川~白岡間
 狭山から東北道へのアクセスが格段に良くなり、鬼怒川・日光・東北方面への観光客の増加、バスツアーの増加が見込まれます(狭山市駅からのツアーバスをよく見かけます。今日も)。これで埼玉県内全線が開通。県議会 圏央道議員連盟では、国への直接要望を毎年行うなど早期整備に向けて活動して来ました。(正式名称:圏央道建設・沿線地域整備促進埼玉県議会議員連盟)
 狭山インター周辺をはじめとした企業誘致についても、日頃から市内・外の事業者の方や行政と意見交換させて頂いております。

1031_04【添付データ:国土交通省からもらった資料をもとに、読みやすくデータを書きかえて作成しました】

【狭山から成田空港まで1時間55分!】
 圏央道が成田空港まで開通すると狭山インターから成田空港まで何分で行けるか、国土交通省に問い合わせたら試算してくれました。
 開通すれば圏央道のいくつものインターから成田空港への直通バスも増便されるでしょうし、埼玉県内でバスが発着する最寄り駅も増えるでしょう。現在狭山市に発着場所が無いのはより不便と感じるようになると思うので、既に気にしています。開通すれば今よりも電車を利用しない人が増える事で、公共交通機関の利用者減も気にしています。将来、『電気バス』のような次世代バスが開発されれば、公共交通に対する考えも変わって来るでしょう。
 「成田空港までの路線は用地の買収は全て終わっているのですが、道路を建設する地盤が思ったより悪く建設方法を今検討しているところなので、まだいつまでの開通と言えない」NEXCO東日本の職員に直接聞きました。
 車を利用される際には、1人よりも乗り合いが楽しいですよ。私は甘えてよく乗せて頂いています。ちょっとの不便・時間短縮よりも、楽しいほうを優先しませんか。環境にも格段にいいですし。(電車で狭山市→成田空港へ行く所要時間は、最短で1時間52分。車を飛ばしてと考えず、出来たら電車を)

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【圏央道、開通する区間を視察】
 この区間が開通する事で、日本の大動脈である東名と東北道が直結!
 圏央道は、車が都心を通らなくても済む事を目的として整備しています。開通する白岡から湘南・鎌倉まで圏央道を通ると、1時間25分で行ける見込み。開通後は1日4万台の通行車両を予想しており、圏央道を利用する事で55分の短縮効果。
 今回の開通で、開通区間は241km。圏央道の総延長は約300km。
 成田空港よりも先の大栄~松尾横芝インターまでの区間は、まだ買収が始まったばかりとの事でした。

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【今日開通の圏央道“雑学”】①
 国道17号と交差するトンネルは、トンネルの屋根の中に何と!水を貯めるタンクがあり、道路に貯まる雨水をポンプでタンクに上げ、雨が降った後時間差で川に流すようにしている。
 自然に逆らって物を作るとお金は作った時にかかるだけでなく、ポンプの電気代もかかります。

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【圏央道“雑学”】②
 上越新幹線と圏央道が交差する所は、高さ25m。
 道路に下りてみると高い!
(悪い子は、マネしないでね(^^))

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【圏央道“雑学”】③ガラス製の遮音壁
 アクリル板の遮音壁も変色しないようになって来ているが、長持ちする事からガラスにしている。下りてガラスを叩いてみたら、厚い厚い。
 桶川・加納インターチェンジは、他のインターよりも広く場所を取っています。

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【圏央道“雑学”】④
 菖蒲パーキングエリアは、上下線共通。
 菖蒲PAのトイレの壁は、『あやめ』をイメージして紫色にしている。PAには、ガソリンスタンドと電気自動車用の急速充電器が設置されています。
 高速道路が高架なので、PAを1カ所にまとめても建設コストは変わらない。ハイウェイ・オアシスを菖蒲町(現、久喜市)が作りたいと言う要望があった。

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【圏央道“雑学”】⑤
 上部のネットは、オオタカ保護の為に設置しています。
 笹子トンネルの天井落下事故以降、点検をより重視しているとの事。
 表示看板も、万が一の落下対策としてワイヤーを付けています。

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【圏央道“雑学”】⑥
 JR高崎線と圏央道が交差する所。通られる際分かるかと思いますが、トンネルが窪んでいる所がちょうど線路のある所です。
 道路の整備中は、車両が高速道路をUターンする時路面が痛むので、アスファルト上にゴムのシートを載せ、そこでUターンしていました。確かに、車が曲がる時に路面にタイヤの跡が付く事とか、ありますもんね。

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2015年10月30日の活動

  

市民相談。
市議と意見交換。
県庁。
地域包括ケア課。認知症・虐待防止担当。
 若年性認知症の離職状況は把握していない。
県議と打ち合わせ。
生活衛生課。動物指導担当。
道路等で負傷した動物(野生動物を除く)を保護した方への対応について。
営繕課。
農業ビジネス支援課。農地活用担当。
 『農業体験』が出来る所の情報を集めており、今年度末までにHPで発信。観光にもつなげていく考え。チラシは来年度。
23年度 グリーンツーリズムを実施。
建設管理課。
労働組合役員さんと意見交換。
県警本部と意見交換。熊谷殺人事件の教訓。

2015年10月29日の活動

  

県庁。
会派会議。
経営管理課。県立病院財務担当。

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【洗顔料に含まれるプラスチックが、海を汚している】
 洗顔料・歯磨き粉などに入っている汚れを取るマイクロビーズはプラスチックで、下水処理場では除去しきれず、それが固まって魚・鳥を汚染しているとの事!(私達はそれを食べている)
 マイクロビーズの入っている製品を使わないで頂ければ。アメリカでは今後、全面販売禁止する州も。洗顔料のマイクロビーズを、コーヒー豆・アーモンドなどで代用している商品も開発されている。下水処理場を改良すればいい問題ではないと思います。私達は汚れ落ちの『便利さ』にそそのかされ、それがプラスチックだという事を知らされていない。

番組全文を掲載 NHKクローズアップ現代

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【熊谷6人殺人『抜け落ちている検証視点』】
 外国人が殺人を犯す前に、誰かが接点を持てなかったのでしょうか?(警官以外の)誰かに困っているようなサインを出していなかったでしょうか?
 県内の各市町村で『国際交流』は行われていますが【低所得の外国人】との交流・相談は、されている、仕組みがあるでしょうか?【日本語が苦手な】外国人への支援は、今回の事件を契機にどの程度拡充されるでしょうか?
 今晩9時半~のTV埼玉ニュースで検証結果は、報道されると思います。 「カギをかける。防災無線を流す」改善点でしょう。でも、それだけでは事件の再発防止は足らない気がします。
 事件を契機に在留外国人に対する目が冷たくなって来ているのが、気がかりです。熊谷での殺人事件について、ご意見を募集します。

テレ玉ニュース テレビ埼玉 10月29日

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【会派控室、文明開化】
 『地方創生』の委員会を明日に控え、今日も会派で4時間以上議論。
 木下県議がテレビを机に移動、埼玉県内各地域の課題を地図に落としてパソコンから表示し、議論。ペーパーレスになりました。私は文明の利器が不得意なので、助かります。
 木下さん、ありがとうございます。

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2015年10月28日の活動

  

今日は雨なので、農作業で出た倉庫の肥料袋・マルチ(畑の)・ズタ袋の処分作業。
 トラクターを閉まっている倉庫の大掃除。昨日で外での農作業は終わりなので、冬支度。
 農業体験ではここまでやらないと思います。
作業した畑で採れたソバを食べ、みやげに生蕎麦を持って帰る事にしました。

1028_01JR津南駅。私が刈ったソバがここで食べられる。駅に温泉も。

1028_02お店の名前は『かねさま蕎麦

1028_03ソバは持ち帰る事も出来ます。

 

新潟にいても、県議などとやり取り。
(10時前に帰宅)

2015年10月27日の活動

  

新潟に居ても埼玉県庁とやり取り。

1027_02先週行われた町議選の看板。

  選挙に出る側として驚いたのは、候補者のポスターが全てはがされている事と、投票日の表示が書きかえられた跡がある事。これは再利用しているのではと思って、町に確認したらやはりそうだった。経費節減が徹底している。帰ってから、狭山市の選挙管理委員会に伝えた。

津南町も秩父と同じくジオパークに1027_03

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【マンションくい偽装 続報】
 県庁から先ほど連絡があり「旭化成建材から、県内の内訳が、公表された。
 県施設の緊急点検結果も、近日中に報告する予定」との事。
 市町村別で、市の施設では狭山市は無し。また報告します。

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2015年10月26日の活動

  

【『地方創生』を考える】『爆買い』は大宮にも?
 駅近くの大型電気店の入口には、英語だけでなく中国語・ハングル語など看板がで書かれている。
 店の出口『ありがとうございました』の次に書かれていたのは、英語ではなく中国語だった。『爆買い』がここにも押し寄せて来ているのだろう。

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【『地方創生』を考える】②in大宮
 駅を出た所に『成田空港行き』のバス乗り場がある。
 狭山市(人口15万、特急は止まるのだが)には、残念ながら羽田空港行きすら無く、バスを利用したい人は所沢駅まで電車で行って乗り換えている。
 圏央道が今月末に県内全線開通すると、県内から成田空港へ、車で行く人は増えて来ると思う。大宮からはそうならないと思うが、県内では圏央道開通に合わせ、新たに成田空港行きのバス発着場が出来ても不思議ではない。羽田・成田の空港行きは、どのくらいの需要でバスの発着場が出来るのか。調査をしてみたいところだ。(圏央道開通については、後日詳しく)

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【『地方創生』を考える】③in大宮駅
 改札を出たところで、『金沢・北陸』の観光案内・物産展が行われている。今は何でもかんでも『創生』だ。創生と書けば、町が生まれ変わる訳ではない。これまでと全く違った観点・力を入れなければ、『限界集落』『人口減少・高齢化』を乗り切れない人が大勢出て来る。

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【『地方創生』を考える】④体験型観光
 『金沢・北陸』の観光案内で「体験が出来る所のパンフレットはありませんか?」と聞いたら、専門のパンフがあった。
 先日埼玉・小川町で紙すき体験を、群馬県でガラス細工体験をさせて頂き、『体験型の観光政策』に力を入れる必要性を感じ、埼玉県庁で県内の観光パンフレットが沢山置いてある観光課で同じ事を聞いたが、体験パンフレットは無かった。

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【『地方創生』を考える】⑤体験パンフ
 金沢市の体験パンフには、加賀友禅、金ぱく、漆器など書かれていた。
 埼玉県でも茶摘み・ひな人形・せんべいなど体験できる所は多数あるはず。
 紙すきは8月15日に行ったら、親子連れの行列になっていた。子供の夏休みの宿題に限らず、親が子に何かやらせたかったりすると思う。県の産業政策は『ものづくり』に力を入れようとしていたはずだ。

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【『地方創生』を考える】⑥北陸3県
 『金沢』の観光案内と言うと、新幹線が開通した金沢だけと思いがちだったが、まだ開業していない富山県や、岐阜県の観光案内が1つのパンフになっていた。
 先日の埼玉県議会で、わが会派の松坂議員が「群馬・栃木・埼玉の新たな観光連携を」と言っていた事を思い出した(富岡製糸場・東照宮・小江戸川越、長瀞、細川紙)。知事は「新たに連携して行く」と答弁していた。1026_06

 

 

【『地方創生』を考える】⑦大宮駅は何県?
 埼玉県の担当者に「コバトンの看板を、新幹線改札入口の中に飾れるようにして」と言ったところ、県は動いた。しかし、全くJRが取り合ってくれなかった。新幹線改札入口を入った所にあるポスターは、群馬県と石川県のもの。
 大宮駅は埼玉県だと、県外の方が意識して下さるとは思いづらい。

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⑧【『東京ばな奈』は埼玉県産だけど】どれだけそれを知ってて買われてるか。
 新幹線改札入口を入り、おみあげ屋さんへ。
 目につくのは、東京ばな奈と崎陽軒。ひよこ。

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【『地方創生』を考える】⑨埼玉県のおみやげは?
 新幹線改札入口内の売店、コンビニ、駅のホームの売店を見たが、私が気付いた限り埼玉県のおみやげは、狭山茶の金つばと、芋ようかん・芋バウムくらいか。
 店の外に向けてのディスプレイされていた埼玉みやげは、狭山茶の金つばが駅ホームにだけ。ディスプレイは、ひよこ・人形焼・ごまタマゴのほうが目につく。

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【『地方創生』を考える】⑩埼玉のチラシ無し
 新幹線の待合室には、県外のパンフのみで埼玉のは無し。
 たまたま仕事・旅行で埼玉を訪れ、また来たいと思って頂くきっかけの為に。あるいは都内・千葉・茨城から東北・新潟・長野・北陸方面に行く為に大宮駅を利用する人もいるはずだが、埼玉を発見してもらうポスターの1枚くらいは欲しい。
 どこの都道府県でも人口減少時代になった今、内需を掘り起こす為に観光政策に力を入れざるを得ない。

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【『地方創生』を考える】⑪『埼玉県民』を楽しめるか
 好むと好まざるとに関わらず、私達が『埼玉県民』である事は変わらない。それなら、楽しんだ者勝ちだと思う。
 大宮駅新幹線改札内で私が探した範囲であったゆるキャラは、これだけ。ふっかちゃんでもコバトンでなくても構わないが、埼玉県内のご当地のゆるキャラを、期間限定でも改札内に掲示する事を、今後も求めて行きたい。
 観光政策の視点だけでなく、埼玉県民のアイデンティティーの為にも。
 ゆるキャラが人気なのには、かわいいから以外にご当地だからですよね。

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【『地方創生』を考える】⑫『地域おこし協力隊』
 狭山の若い人を連れて(狭山市の姉妹都市)新潟県津南町に来て、そば畑で蕎麦刈りの手伝い(のまねごと)をさせて頂いています。
 私達が行った畑には国の『地域おこし協力隊』のメンバー1人が参加しており、話を聴きました。千葉から来ている30代で農業経験は無し。蕎麦の仕事がしたいと思い、あったのがここだけだったとの事。
 全国の地域おこし協力隊の中で、(津南と隣町の)十日町市は、成功例として一番有名で17人くらい参加しており、任期を終えた人がNPOを立ち上げて住んでいるとの事。協力隊の任期は、最長3年。車・住宅・携帯の補助が出る所もあるとの事。
 これまで仕事にならなかった地域で、3年で自分で事業を起こすまでは大変だ。協力隊の人数が増えた事もあり、任期切れ後の定着率が落ちている。見ず知らずの者が田舎に踏み込み、「最長3年」と言ったら距離を置く地元の人もいるのではないか。挑戦、頑張って。

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【『地方創生』を考える】⑬雪国の過酷
 津南町は、全国一番の豪雪。近年でも4m以上積もった年もあった。
 雪かきを業者に頼むと、ひと冬だいたい30万円。屋根にヒーターを入れて融雪させても、灯油代が30万円くらいかかる。(価格が上がれば当然…)写真は、各家庭の灯油タンク。高齢者には補助金が出るが、微々たるもの。
 そのような地域に比べ、我々埼玉県はもっとやれるはず。大変な地域じゃないから「そこまで頑張らなくとも」と、内心でも思っていたら、同じ地域の大変な暮らしをしている人もそのままだ。
 津南町と共同で事業をやっていきたい。今回はその相談もあって来た。

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【『地方創生』を考える】⑭埼玉は田舎?
 野ウサギ、野生のイタチに会った事ありますか?昨夜畑仕事を終えて、会いました。夜に山を走っている時、きっと野生動物に出くわすと思って楽しみにしていました。ウサギは走るのが速いそうです。タヌキは沢山います。(狭山で「タヌキを見た」というのは、たいていアライグマ)田舎は、都会モンにとって野生と出合うだけでも価値があるのではないでしょうか?特に埼玉県は都会・田舎の中間なので、田舎の価値に気付きにくく都会にムダにあこがれてしまってお金を浪費しているかも。

1026_17ソバ畑にて

【『地方創生』を考える】⑮
 写真で高低差が何となく分かるでしょうか?私達のいる畑から見下ろしている所ですが、津南町の地形の特色は全国1位の『河岸段丘』。
 津南小学校3年生が書いた町の紹介で、段丘は丘が9段あると書いてありました。秩父と同じくジオパークに認定されています。

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【『地方創生』を考える?】⑯解放感満点の自然のトイレ(^^)

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 この畑にトイレは無し。という事で…このような景色の所で“したら”、断崖絶壁の所にある木の板(写真下)が発射台のようで、遠くの家々から見える距離ではありませんが丸見えにも程があり、自分がいかにちっぽけなチンケな存在か、思い知らされ大笑いしてしまいます。(^O^)<
 日頃たまった物も、どっかに行ってしまっています。(目に見える物ではないですよ。念には念の為)
 都会でやったら、軽犯罪法違反になっちゃう?(^^)

【『地方創生』を考える?】⑰自然と食生活を見直せちゃう
 ソバ畑の地べたに座ってコーヒーを頂き、休憩中目線の写真。

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 狭山市と津南町との共同事業について相談してます。
 私は普段あまりソバを食べませんが、こうして作業していると自分たちが刈ったソバでなくても蕎麦を食べたくなり、食べました。
 洋食中心の食事も自然と見直したくなります。こっちに来て和食しか食べていないし、山の物を選んで食べています。ここでエビや刺身を食べても、あまりうれしくありません。

【『地方創生』を考える】⑱埼玉県の農業体験リストは?

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 写真:トラクターに乗ってる手前が私。見よう見まねで作業してます。
 津南に農作業に来たのは2回目。前回は、雪が降って倒れたソバ畑のソバの茎を起こす作業でした。今回は別の事情で新潟なのですが、埼玉県内でどれほど『農業体験』を募集しているのでしょう?県内の募集リストは配られているのでしょうか?
 私の近所の人は、東北で田んぼの体験に通っていました。都会から近い埼玉を今以上に活かしては?

【『地方創生』を考える】⑲
 空が高い!東京にいても空は高いけど、1日広い畑で作業していると感じ方が違う気がする。農業体験を1度してみると、『人生の新発見』になると思います。価値観が大きく変わるかも。
 狭山から一緒に来た若い人は無菌な感じだったのですが、変わったと思います。

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【『地方創生』を考える】⑳
 陽が傾いて、畑や山が輝いています。きれい。
 山の写真にも、私の影が写ってるの分かりますか?
 太陽が昇る明るくなって来たら、起きる。そんな生活が出来たら、体にいいだろうと思わせて頂きました。

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【『地方創生』を考える】㉑唱歌が生まれた背景
 ソバ畑のカエルに遊んでもらっています。トラクターが通ってもつぶされなくて良かったね。
 畑を歩いていると、自然と歌が出ます。歌謡曲ではなく、なぜか童謡・唱歌。昔の歌は、こうやって畑仕事の中で作られたのだなと実感が湧いて来ます。
 そう言えば、小学生の時母の実家で、リアカーに従姉妹を乗せて歩いたっけなあ。

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【『地方創生』を考える】・私の携帯万歩計。農作業で
1日目 9.7km(行きの移動、別の仕事も含む)。
2日目 8km(トラクターに乗って、歩数が少し減ったかも)。
 あと体重も減りました。(^^)
 ウォーキングもいいですが、農業体験はいかがでしょう。
 この写真と、トラクターに乗った写真(前述)とでは、ご覧のように陽のあたり方が違い、トラクターのほうは脇に林があって日陰でソバの実が随分少なく、驚きました。

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2015年10月25日の活動

  

市剣道大会。
市商工祭。
市消防団60周年式典。

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【地方創生、ご意見募集!】
 『消滅都市』 新しい言葉のようですが、意味合い的には前から薄々感じていた事。急にそうなる理由が出て来た訳ではありません。
 原点から県・市のあり方を見直す機会とする為に、今後の人口減少・超高齢化を、恐れる所はリアルに恐れ、希望を見出していきたいと、明日月曜から始まる県議会の『まち・人・仕事創生総合戦略』の特別委員会の準備を会派として行っています。

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2015年10月24日の活動

  

みちくさバザー(市社会福祉協議会)。
教育相談。
市民相談。
ボランティアの方と、デマンド交通・バス輸送の充実・有料橋の無料化・教育改革について、意見交換。

今日(土)は、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。
入場券が無くても、レースが見れます。
メインレースは3時~。

レース内容ーツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

今日(土)は、レースの他にも自転車にまつわる各種イベントも同時開催。

2015サイクルフェスタ in  さいたまクリテリウム

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム TV放送は午後4時から。

2015 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム TV TOKYO

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今日やってました。午後1時半まで。
 さっき行って来て、あたたかい方々と会い、気持ちがちょっとリラックス出来ました。有り難い。

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(場所:狭山市駅西口 七夕通りの市民会館寄り)

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ツール・ド・フランスさいたまの次は、なんと!狭山でサイクルイベント!
 ボランティアの皆さんの力により運営され、ツールさいたまより回数の多い、もう5回目!
 小学生から80代(3人が既に申込み。一番は85歳!)まで。ママチャリ大歓迎!(ホントに何人もいます)
 今回は、入曽・堀兼の歴史散策(ガイド付き)。

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詳細チラシ
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 フランス語も私は話せませんが、『突撃精神・楽しんだ者勝ち精神』(^^)で、『さいたまクリテリウム』のフランスの観光ブースで、全く日本語・英語が通じるかも分からない中、(写真:見るからにフランス人でしょ(^^))フランスの方に突撃質問したところ日本の方言までペラペラな方で、観光政策、自転車のまちづくりについて長い時間教えて下さいました。(すみません)お高いというフランス人の先入観をふっ飛ばす、大変丁寧な楽しい方でした。感謝。(先入観って良くない事がありますね)

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 生活文化については、フランスは「飲食店3件は少なくとも食べ歩くのが普通」との事。ますますヨーロッパの生活文化に、興味津々になりました!楽しそう。(観光は興味が正直無いのですが(^_^;))
 ブルゴーニュ地方も日本同様、世界遺産登録をきっかけに観光に力を入れるようになったそうです。
 今年お邪魔したさいたまクリテリウムは、今度の月曜から始まる県議会の『地方創生』の特別委員会の大きなヒントを頂きました。資料も多数頂き、今日の段階では詳しく書ききれませんが、活かして行きます。

 クリテリウムの観戦席で、新聞社の社長・役員・支局長さん、大学の先生などと1時間半ほど、県政課題、観光政策などについてお話を伺いました。

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 この写真を見るとさもレースをしっかり観ていたように思われると思いますが、正直レースそっちのけに今年はなってしまいました。ごめんなさい(^_^;) でも勉強になったので許して下さいね。

 沖縄県の観光ブースで、自転車政策・観光政策について詳しく教えて頂きました。沖縄県がこんなに自転車に力を入れているとは・・・(いくら観光地とは言え)。う~ん。埼玉県、頑張らないと。

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【コバトン・さいたまっちの間の子供にも注目(^^)】
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 埼玉県庁 広報課・魅力発信担当の皆さんは、日が落ちて暗くなっても頑張っていたので、声掛けさせてもらいました。感謝。
 他の県庁職員は、どれほど来ていたのかなあ。
 休みで来ていて、楽しんでいたかなあ。気になる。教えて下さいね。
(コバトン達は、ハロウィンversionです。ハロウィンは楽しめない日本人より)

さいたまっちスタンプ。かわいいですよね。
(スタンプ・ラインを使わないガラ携人より(^^))
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『弱虫ペダル』ほんのちょっとしか見ていませんが、チャリんこネタが盛り上がるのはそれだけでうれしいです
ありがとうございます。
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『弱虫ペダル』さいたまコラボグッズ。行列が出来るほど売れてました。
 すみません。グッズメニューの写真を撮って通過させて頂きました。(^^)
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ブリジストンANCHORのサポートカー。こういうのを見るだけでうれしくなっちゃうのは私だけ?思わずパチリ。コンサートやレースのサポートカーでもそうだと思いますが。
 中学生時代、初めて買ったドロップハンドルのチャリンコはブリジストンでした。59800円、当時としては安い。うれしかったなあ。そこから放浪の旅が、猛烈になって行きました。(^^)
 その時は、日本・台湾1周するとは思いませんでしたけど。

1024_11さいたま新都心駅近くのブリジストン前にて

チャリンコマーク(右上)が目印。ブリジストン社、全景
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HPでチャリに乗っている写真を見ているだけで、楽しくなっちゃいます。
 anchorが好きって訳ではないんですけど。
 でも埼玉県に会社があるので、注目します。県内の自転車関連会社(お店)を盛り上げて行きたいと、動いています。

ブリジストンのスポーツバイク アンカー|anchor

自転車メーカーの協力で、子供~大人まで【体験試乗】が今年も行われていました。
 ドロップハンドル、マウンテンバイクとか、乗ってみないと分からなかったりしますよね。時間があれば、いろんなタイプに乗ってみたいところですが。
 地元での予定が重なり写真を撮る時間もほとんど無く、ごめんなさい。時間があれば楽しそうな写真が撮れたと思います。

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こ~んなに、ブッといタイヤの自転車の体験試乗も。
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 山道とか楽しそう。北海道を一周していた時、県道(北海道では『道道』ですが(^^))がジャリ道でした。細いタイヤだったので、事前にタイヤの質を上げて備えました。

有料観客席。写真右の黄色い所、席の目の前を選手が駆け抜けます。
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 さいたまアリーナ内を自転車レースが駆け抜けるなんて、奇抜に考えましたよね。これなら客席スタンドを作らなくていいし、もし雨が降っても濡れないし(第2回の去年からこのコース設定。大型ビジョンもあります)。

自転車だけでなく、サポートカー(乗用車ー写真左の赤。バイク)も、アリーナ内を駆け抜けます。笑う。
 総立ちで応援。
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 ママチャリでも通勤・通学・買い物のとちゅうでもふと楽しめる、ゆったりした気持ちになる街に、埼玉県をして行きます。当然!狭山市を中心に。(^^)
 限られた空間(美術館、ホール、スタジアム)、限られた時間(絵画展、コンサート、レース、試合)、限られた人だけでなく、【日常の生活の延長上】でお金が無くても誰でも(子供・障害・高齢・入院)楽しめるのが『文化』(潤い)だと思います。
 県では、自転車レーンを整備しています。

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会派用務。
県庁。
(10時に帰宅)

2015年10月23日の活動

  

市民相談。
県庁。

『埼玉の医療問題』講座(南浦和)。
 私が話した時間は15分。これだけは伝えたいという想いで、汗をかきながら話させて頂きました。内容は、①低所得に配慮した国民健康保険税の方法、②子ども医療費の無料化は夜間の小児科をツブしてしまうとの医師の声、③特別支援学級に子供が追いやられてしまう診断、④小児精神医療の薬の問題。どれも共通しているのは、家庭の本質的支援をどうするか。そして、トレンドに流されない政治・行政の判断。
 会場からの質問で私が答えたのは、介護離職の現状。「県内でこの5年間に、2万5400人が介護の為仕事を辞めている。1年間で新たに5千人に及ぶ」。
 今日は、本田先生、浅野目(民主)・村岡県議(共産)と私が話しました。主催者の伊藤さんからも「会派の垣根を超えての意見交換が有意義」との事。

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県庁。
クリテ前夜祭。
(10時過ぎに帰宅)
県庁改革案検討。

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【ツール・ド・フランスの選手と】一緒にいて、観光政策を考える
 多くの日本人は会場で知り合いの日本人同士で固まってしまったので、外国人選手は結果としてチームスタッフで固まってしまいました。せっかく選手と交流出来るのに、とってももったいな~いと思っていたら、この日の為にハッピを買って来られた方が、選手の子供にプレゼント。お話を伺うと、この方は昨年漢字が書かれた扇子を選手にプレゼントしたとの事。
 写真は、ウクライナ人でチーム『TREK』のポポヴィッチ選手。私も選手にビールをついだり、子供にハッピを着せたりさせてもらいました。

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 日本人は、知り合いでなかった人と『固くならず、ゆるく楽しむ』、触れ合う事が足りていないのではないでしょうか。名刺交換・写真撮影だけでなく、何も持っていなくても外国語がしゃべれなくても、とにかく触れ合う。突撃する(^^)。
 オリンピックを前に考えませんか?オリンピックの時だけでなく。『おもてなし』とか言う前に。楽しむ。

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ヤロスラフ・ポポヴィッチーWikipedia

Yaroslav  Popovych  Facebook

【ツール・ド・フランス優勝者】フルーム選手と。
 フルーム選手とはさすがに話は出来ませんでしたが、ツール・ド・フランスの主催者代表(アモリ氏)のフランスの方と(突撃して(^^))少し話させてもらいました。「私は自転車で日本・台湾を一周するなど、自転車が大好きです」などと通訳して頂いたら「じゃあ来年ツール・ド・フランスに出て下さい」とリップサービスされました(^^)。
 スポンサーの社長さんなどにお話を伺ったら「クリテリウム(周回レース)だけでなく、ロードレースが将来、日本で出来たらと思っているんです」との事!!学生時代から、深夜放送でツール・ド・フランスを見ていましたが、まさか選手と会えるとは。有り難いし、活かしたいと思いました。

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クリス・フルームーWikipedia

Chris Froome  Facebook

【片山右京さんと】

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 右京さんとお話出来ました。私が「すみません。”元”がつくF1ファンです(^^)」と言ったら笑ってくれました。右京さんに私から話したのは、自転車文化のすそ野をどう広げたいか。さいたま市長や、県議会でも私から提案している事ですが、たとえば荒川・入間川の河川敷に、自転車愛好者が集まれる場所を作る事。
 今日は、ツール・ド・フランスのチームの日本人メカニックの方ともお話出来て、ヨーロッパ流の『ゆるく人と交流する文化』について教えてもらいました。
 私はドイツのように、子供がサッカーをしているかたわらで大人がビールを飲んでいるような、『生活の延長線上にある気軽に楽しむ文化』を、日本で広げたいと思っています。
 私はヨーロッパにはドイツに環境対策の勉強で行っただけで、生活文化にはあまり触れていません。どなたか教えて下さい。

片山右京 Facebook

2015年10月22日の活動

  

県庁。
会派会議。断続的に。
県庁改革案検討。
講演準備。
都市整備課長。マンションの杭偽装問題。
県庁職員と会合。
(終電で帰宅)

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【明日、ちょっと講演させて頂きます】
 『埼玉県の医療問題』
10月23日(金)2時~ 浦和コーププラザ(南浦和駅から徒歩6分)
 これまで取り組んで来た事を、分かりやすくお話したいと思います。
    (事前申し込みなくても大丈夫)

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さいたまコーププラザ浦和

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さすがJリーグ!
 ナビスコ杯で埼スタを使うだけでなく、埼玉観光特集のページを掲載!
 相変わらず、地域に根差してますね。
 やるなあと思うのは「毎日1か所ずつ埼玉県内の観光名所を紹介」(現時点で、熊谷・川越を掲載)
 観光政策は、地道が大事。予算はホントは、かからない。
(ちなみに、チェアマンは、埼玉出身)

埼玉県観光名所カウントダウン:2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 特集

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【マンション建設偽装】 
 旭化成建材(株)が施工したのは、県内 19施設と先ほど連絡がありました。
 市町村別は、まだ不明との事。また報告します。

旭化成建材(株)が施工した県有施設の調査結果について

2015年10月21日の活動

  

市民相談。
原稿作成。
姉妹都市の津南町の農業事業者と会合。
子供会役員さんからお話を伺う。

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さきほど午後3時4分の地震
最大震度4
震源地 福島沖
津波の心配無し
狭山市の震度2

2015年10月20日の活動

  

市民相談。
原稿作成。
国土交通省大宮事務所に問い合わせ。

2015年10月19日の活動

  

市民相談。
労働組合役員さんと意見交換。
事務所。

2015年10月18日の活動

  

ふれあいチャリティーリレー(稲荷山公園)。

1018_01仮装して走るチーム。見ていて楽しいですが、走るほうはいかがなのでしょう。

国際フェア。
すかいロードまつり。
ギャラリー麦。
さやま環境市民ネットワーク。
生ゴミリサイクル
 1800世帯が協力して下さっている。ポリバケツ購入に市から料金の2/3補助金が出る。生ごみが、たい肥80kgに。

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自宅に一旦戻り、資料調査。
フードバンク(さいたま新都心)。

2015年10月17日の活動

  

【県議会にいて、ぶっちゃけ感想】
 県議会議員選挙に当選して来た議員全員それぞれに意見が違う所があっても、敬意を払います(もちろん、えらいという意味ではありません)。問題に対し、具体的に必死に動いてそれぞれが発言したら、世の中は絶対に良くなると思うからです。それも数人がではなく、もしもほとんどの議員がそうなったら。
 県議会にいると、「ああ、国会議員・官僚に感覚が近いんだな」と思う事がよくあります。それは、主にいい事でそう思うのではありません。足回りの悪さというか、党利党略と世間で言われる事です。かと言って政党による政策の違いは、県・市では、ほとんど感じられません(少なくとも有権者にその違いは具体的に分かりません)。むしろホントは、「ああ、市会議員に感覚が近いな」と思う瞬間が多く欲しいです。「議員の人数が多いから」との言い訳も、あまり的確ではありません。それよりも、『権力構造』が強い事のほうが大きく影響しています。
 そして何より、『市民と遠い』のだなと思う事が多くあります。それも、『困っている』『苦しい』市民との接点が無く、また慮る(おもんばかる)事も無いのだなと思う事が多々あります。新聞・TVでそれを見ても、行動に結びついていない。だから、“優先順位”を間違えている事に気付いていないと思います。どうでもいい事を、どうでも良くないと思いたくなってしまいます。「忙しいから」は、理由にならないのに(私は形式的な会合は、お断りしています)。忙しいと本気で思っていたら、仕組みも改善させるはずです。
 違うグループに「面白くない」と感情的になる気持ちは分からなくはありません。しかし、感情をむき出しに行動は、しません。感情が入るのは、その暇があるという事です。(市民の方に申し上げにくいですが)
 改善・改革して行きます。
 県議会は閉会しましたが、26日から決算委員会(写真:資料)、地方創生の特別委員会も始まりますし、私達『改革の会』は新しい会派なので、来年度以降の『改革テーマ』の洗い出し作業を進めています。

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【「みんなが夢を見られる世の中をつくりたい」長州藩、久坂玄瑞】
 「笑って暮らせる国を作れたら」「誰でも自由に志を遂げられる」。明治維新を前に自害した、大河ドラマでのセリフです。
 現在豊かな時代になったはずなのに、それに逆行する世の中になろうとしていると思います。『格差拡大』の方向に向かっているのを、国・県・市町村職員、私たち議員も、手をこまねいていると言われても否定出来ません。努力していても、結果がそうなっているので。

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(「笑って暮らせる」というのは、楽にという意味ではありません。最低限のあたり前の幸せという事です)龍馬伝で、龍馬さんが「みんな~が」と繰り返し言ってましたよね(土佐弁風)。

「自分の命を、人生を何の為に使う。お前はどう生きる?」吉田松陰
 自分が望む職業に付ける人は、限られている。収入が少ない人は多い。
 比較的望む仕事に付けている方、付けていた方は、「どう生きるか」を問うて頂ければと、願います。
 それがご自分の幸せにつながると、確信しているので

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「命に代えても、お守り致します」楫取美和(主人公。長州藩。のちに初代、群馬県知事の妻)
「みんなが見たかった“明治”と言う新しい時代に、私は歩いて行きます」。
「まずは目の前の事を」楫取素彦。
 『21世紀』という“言葉の響き”は、21世紀になるまで夢のある、希望を持てる、いい響きの言葉でした。21世紀になって、そうではなくなりました。
 もう1度、希望を持てる世紀にして行きませんか?誰にでも、出来る事があると思います。仕事でなくても、ボランティアってほどかたっ苦しくなくても。

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長州藩のおひざ元で育った、安倍晋三 総理。どうでしょうか?
 長州の方言で「世話は無い(大丈夫)」。そう1人でも多くの方が言えるように、『格差是正』『貧困の連鎖の断ち切り』を、結果が出るように、必死にやらなければなりませんね。
 身分の分け隔てが無かった『奇兵隊・松下村塾』のように。

衆議院議員 安倍晋三公式サイト

 大河ドラマ『花燃ゆ』。「無理に主人公を女性にしなくても」と思います。配役はそのままでいいと思いますが、これでは歴史の中身が薄くなり、元々の大河ドラマファンが見なくなってしまうと思います。主人公が女性なら、脚本は当然女性の事が中心になります。私はTVを見る時間をあまり取れないので録画して早送りで見ますが、今回女性のシーンはたいてい歴史と関わらない部分なので、飛ばしてしまいます。女性を引き立たせる方法は、主役でなくても光らせる事は出来るのではないでしょうか。
 視聴率を狙おうとするあまり、逆になっているような気がします。女性が主人公の時に限りませんが。

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

 

埼玉に『夜間中学』をつくる運動30周年集会(浦和。1時~終わりの5時まで参加。以下報告)。
 首都圏で唯一公立の夜間中学校の無い、埼玉県。大阪府では夜間中学の統廃合の動きがある。横浜市内に5校あったのが→1校に。全国で35→31校になってしまった
 埼玉県内の運動は30年前6名でスタートし、8周年の時は山田洋次 映画監督が来てくれた。下村文部大臣は「各県内に1校は作りたい」と発言。
 小中学校を卒業すると、支援する所が無い。中学卒業後5年以上になると、一般受験で、5教科試験になる。勉強するにも、貧困家庭が多い。埼玉県庁に電話したら「県内に夜間中学はありません」。県議からの議会質問で、県が「ニーズが無い」と答弁した。東京都に埼玉県民を受け入れてくれるか検討はしてくれているが、現状は、在学・在勤の人でないと受け入れられない。『日本の一番北』にある夜間中学校は、東京・足立区にある。だから、やむにやまれず都内に引っ越して来る。ぜひ、学校施設を貸してもらいたい。
 自分がきちんと義務教育を受けられなかった事を『自分のせいだ』と思い、言い出しづらい。「『色々な所から来る手紙』は、読めないので全部捨てていました」。犯罪に走る事も。

私から質問・意見を述べさせて頂きました。「夜間中学校の公立での設置呼びかけで、外国人の学生が多い事をどう行政に理解してもらうか?
 ペルー人による殺人事件を契機に、外国人に対する目が変わって来てしまっており、今が節目の時期だと思う」集会が終わってから参加者に私が話した事「茨城県常総市に行った時、外国人で日本・英語が話せない人がいて驚いた。過去の日本の歴史では、災害時に痛ましい事件があった」。
 私からの質問へのご解答「都内では、夜間中学の中で、日本語学級を作っている。本人の都合では無い、親が仕事を求めて日本に来て突然、元いた国から引きはがされて、年齢的に日本の学校に入れない子もいる。国際人権規約の13条、2条2に位置付けられている。夜間中学の先生は、『ナニジンか』という目で見ていない。日本の社会に貢献している人と見ている。外国人を十羽ひとからげで考えると、混乱が起こる」。

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文部科学大臣、馳 浩氏(自民党の大臣にもこのような議員がいる。面白かった。以下内容)。
「森 喜朗氏に言われた『馳君は、自民党があまりやらないような議員立法をやって来た』。私は高校の国語の教員だった。加藤勝信 元大臣と意見交換した際、一億総活躍というのは、義務教育だと言った。残念ながらこういう実態がある中、義務教育段階の普通教育を受ける場所を自治体と協力してやっていかないと。設置者は、ここなら、さいたま市立。教育委員会。教育長。都道府県の教育委員会と連携しながら。私は長年の希望で、立法化に、まい進して来た。
 定住外国人の方も地域に沢山、働いておられる。
 埼玉県に夜間中学はあるの?(「無いです」と会場)
 萩原さん、県議会に夜間中学の議員連盟ってあるの?(「無いです」と萩原県議)
 学習支援、一定の経済支援をして行くべきではないのかと、1国会議員として思う。47都道府県の県庁所在地にあればというのが、大きな目標。下村大臣も国会で言っていた。
 川口の自主夜間中学が軸になるのではないかと思うが、公的支援を受けるには、議会の役割も必要。県の教育委員会、県議会、県知事の理解も必要。
 上田知事は県議会で「国の動向を踏まえて」と答弁したと聞いている。義務教育の機会をいかに支援していくのか。立法府で成立させて頂けたら、政府として支援していくのが、民主主義のルール。
 共産党の梅村さん(衆議院議員)とは、同じ議員連盟の仲間。
 いきなり法制化は難しいので、実情に合わせてどこまで出来るのか。ガイドラインの形になっていく。
 出来ればこの場に、自民党や民主党…、あらゆる政党、地方議員の皆さんがお揃いだったら良かったと思いますが。マスコミの皆さん、8つの都府県にスポットライトを。一億総活躍社会とは何ぞやと。
 私は、埼玉県の皆さんにはなじみがあると思う、議員立法の「ダイオキシン法」、「発達障害者支援法」を作って来た。実状があるんだと官僚に。
 立法府として頑張らなければならない。しかし大臣として「万全な体制で望む」というのは無責任。義務教育は、市町村。本来、市議会の皆さんが、国会議員を突き上げるべき。どういう意味で自民党の皆さんが今日来ていないか分からないが。(共産党の議員に向かって)自民党の人とも仲良くしなければいかんよ」。

今日の『埼玉の夜間中学運動30周年集会』に、県議会からは、夜間中学校について質問した萩原一寿(公明)、水村篤弘(民主)、村岡正嗣・前原かづえ(共産)議員と私、前県議の佐藤征治郎氏(社民)が参加。

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2015年10月16日の活動

  

労働組合役員さんと意見交換。

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容疑者がこのまま死んでしまい、事件の真相が明らかにならないままになってしまう事は、避けたい。
 県警や関係機関の教訓にもならなくなる。
(自殺企図もあったので、容疑者に生きる気力が無い可能性が高いと思われる)

殺害容疑のペルー人が再び入院ーNHK埼玉県のニュース NHKニュース

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【狭山市と西武鉄道は、運命共同体♡】
 今後全国的にも人口減少・高齢化が進む中、都内への通勤者が多い狭山市は、電車の利便性確保は市にとって1番の死活問題だと思います。
 ベットタウンである埼玉県内の西武線の乗降客数は、団塊の世代の退職により減って行っています(駅に立っていると、減少を如実に感じます)。
 私は、それもあって最大限、電車を利用しています。電車だと、普段会えない方とも会えますし♡

今朝の日経新聞
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【近場の魅力に意外と気付いていないかも】
 昨日出来た西武線沿線の魅力アピールサイト。
 私の友人も、今現在22人がページへの「いいね!」を押してくれています。ありがとうございます!皆さんもよかったらお願いします。

西武沿線で100体験 ウェブサイト

西武線沿線地域の “食べる・遊ぶ・知る”の魅力情報サイトが昨日開設。
 新宿線・池袋線ごとに、日常の「お出かけ情報」を、子供連れ・女子旅・デートといったシーンごとに、街歩きガイドによるコース紹介記事、ブロガーがアンバサダーとして発信する沿線レポートを中心に、おすすめの情報や話題を掲載するとの事。
 今日だけでなく、たまに見て頂ければ。

西武沿線コース|GURUTTO  PLUS [ぐるっとプラス]

 

狭山市内最大のイベント【航空自衛隊 入間基地航空祭】!!
 今年は、何と!!バスのルートが1つ増え、入曽駅にも行きやすくなります!!ブルーインパルスの曲技飛行が終わってからも、約5分間隔で同時に3台が出ます(全体の台数は15台くらい。5時くらいまでかと)。狭山市の人口の倍以上の方が訪れる年もある航空祭。市外の方は、ぜひ!西武新宿線で、お越し下さい。狭山市駅方向のバスは、乗降場所が『市役所前信号』に変更になります。お帰りは、入曽駅方向・狭山市駅方向によって乗るバスが違います。
( ↓ 基地HPに詳しく書かれていますので、ご覧下さい)
(航空自衛隊 入間基地の敷地の95%は、狭山市内なのです。基地の名前は入間ですが)
 西武新宿線の利用を増やす目的もあり、入間基地幹部・西武鉄道の方と打ち合わせを一昨年からして来ました。近い将来、市役所前に基地ゲートが出来れば、航空祭の際、直接狭山市駅に行くバスも走らせられるかもと思いますし、自衛隊員の方に狭山市に住んで頂く、利用して頂きやすくなると考えて動いています。
 (航空祭については、またお伝えします)

航空自衛隊入間基地HP

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【県議会での議論・歩み寄りを考える】
 まず私は他のどの会派の議員の発言でも、意義深いと思えば必ず拍手をし、「その通り!」と言ったりする。(別のテーマでは意見が違う議員でも)
 さて、県議会の本会議や委員会での討論は、現状他の会派の意見を聞いて再度考え直す“討論”になっているかと聞かれれば、そうではない。審議に時間をかける時はかけて、より良いものにして行こうという視点も欠けている。都議会での『ヤジ問題』で一時は大人しくなったが、忘れてしまったのか相手の話をただチャカそうとする議員も何人かいる。
 今回の『警察官の綱紀粛正を求める決議案』で討論を行ったのは私どもの会派のみで、私が討論を行ってその数秒後に賛成・反対が問われ、終了となった。
 人間、一方の見方では気付けない事がある。誰だって知らない事もある。違う観点から言われ、「ああ、そう言われてみれば」という経験を、私は何度もしている。多角的な視点を活かす為に、一定の議員数がいる。私が県議会で4年。本会議や委員会の場のやり取りで、考え方が変わり、「もう1度、会派内で議論するから時間をくれ」と言われた事は、今のところ無い。

危険ドラッグの条例案を昨年度、2つの会派がそれぞれ出した時もそうだった。
 「この部分をそちらの案に加えてくれれば、自分達の案を下げてもいい」そこまで迫ったが、そうはならなかった。
 これからも活発な議論が行われていくよう、精進し、他の会派とも議論したい。

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2015年10月15日の活動

  

県議会。採決。

今日県議会で、①朝霞市での警察官による殺人事件、②熊谷市での6人殺人事件について、自民会派から『警察官の綱紀粛正等を求める決議』案が提案され、可決されました。
 私どもの会派『改革の会』では、議案について本会議で討論をしました。

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『警察官の綱紀粛正等を求める決議』案について、
私どもの会派『改革の会』で討論した内容は、以下の通りです。
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警察官の綱紀粛正決議案に対する討論。県議会本会議場にて。1015_06


県議会の警察防災委員会で、(1)朝霞市での警察官による殺人事件、(2)熊谷市での6人殺人事件について、質疑の内容がたった今掲載されました。
 鬼怒川の水害の教訓についての質疑も一部掲載されています。
 県議会HP自体への「いいね!」も出来たら、お願いします。1人でも多くの方に政治に関心を持って頂くのも、私どもの仕事なので。

平成27年9月定例会「警察危機管理防災委員長報告」 埼玉県議会

【県警察本部の幹部と】今日も(1)朝霞市での警察官による殺人事件、(2)熊谷市での6人殺人事件について、個人的に私からの質問形式で意見交換しました。(以下)
①警察官が金欲しさに、最初からいきなり人を殺すとは考えづらい。警察官は7月28日、さいたま市南区の民家に検視の為に入った際キャッシュカードを盗んでいるが、その後の殺人を予見出来なかったのか? 出来なかった。殺人事件後の捜査でカードの事が判明した。県議会の委員会でも説明した。質疑はそれについて無かった。
②警察官が職務で知り得た人と不倫の関係であった事についての人事異動は、通常の異動なのか? 信用失墜行為が疑われる事は警察として好ましくないので、定期異動の時期ではあったが3年間の勤務で異動させた。異動は通常5年に1度。本人は、その事が原因だと分かったと思う。
③人事異動にあたって、上司から異動の理由が個人的にであっても告げられたのか? (「調査する」。その後の回答)上司が退職しているので、現時点では分からない。

強盗殺人罪で元巡査部長起訴=埼玉男性殺害で地検ー別の横領事件も判明 時事ドットコム 10月2日

④「任意聴取中、熊谷警察署から逃げる」と報道されているが?
 “任意聴取”というのは犯罪があった時の事を指すので、任意聴取ではない。消防署から「住民からの相談で、言葉が通じない」と連絡があり、対応していた。
(この“任意聴取”という表現は、初めから事件性があったと警察は認識していたじゃないかという批判報道になっており、読んだ住民にとっては、警察との認識にズレを生じさせている。写真:NHK15日深夜0時放送)

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「熊谷市6人殺害 問われる警察の危機意識」 時事公論 10月15日

検証 熊谷6人殺害事件から1ヶ月 NHK NEWSWEB 10月16日

⑤県警は「今回の教訓を踏まえ、住民へ情報提供の方法を検証する」と言っているが、メールでの注意喚起で殺人事件は伝えているのか?
 現在声掛け事案など不審者情報は伝えているが、殺人事件は伝えていない。
(県警からのメールマガジンに登録されていますか?HPから登録できます)

犯罪情報官ニュースメールマガジンの申込み 埼玉県警

⑥県警と防災無線協定を結んでいない市町村は、県警からの情報で防災無線を利用していないように、報道を見ると受け取る事もあると思うが? 協定を結んでいなくても、県警からの情報を防災無線で活用している市町村はある。協定が無いから問題なのではない。
⑦今回の市役所と警察とのやり取りについて、県議会 警察防災委員会では質疑はあったのか? あった(議事録が出来次第、お伝えします)
⑧「文書で市役所に通達すべきだった」との一部マスコミによる指摘があるが、緊急時にも可能か? ケースバイケースで臨機応変に対応する。
 (以上、意見交換)
 再発防止策として、具体的に何が出来るのか、何が難しいのか論点を整理し、机上の空論ではなく実効性を担保すべく、県議会の警察防災委員会には、県議会開会中でなくても委員会審議をして頂きたいと思います。

9市町のみ…県警と防災無線の協定など結ぶ市町 6人殺害事件で議論 埼玉新聞10月9日

他会派県議と意見交換。
(終電で帰宅)

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【福岡県 みやま市は、市が電力会社設立】し、電力ビジネス参入(みやまスマートエネルギー株式会社)。
 市民の1割が太陽光パネル設置。市は、震災を教訓に、大手電力会社に頼らない電力の確保。「私達は、私たちの力で電気を守る」。市内の4割の家庭の電力を賄う事を目標にしている。
 高齢者の為に、電気を供給する家庭の安否確認にも使える。離れて暮らす家族に伝える。利用者「市がやる事に安心感がある」。将来的に、災害時の情報提供。買い物代行サービスを考えている。
 東京大学教授 松村敏弘氏「防災の観点からも望ましい。エネルギーの地産地消。現在、制度的に不利。改善しないと」。
 来年4月、電力の全面自由化。
 担当:市エネルギー政策推進室

クローズアップ現代『電気料金は、安くなるか』10月15日

2015年10月14日の活動

  

県庁。
県警察と意見交換。熊谷・朝霞の殺人事件。
新聞記者と意見交換。

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≪ご意見募集!!!≫
【朝霞市での警察官による殺人事件。熊谷での殺人事件について】
 2つの事件の性質は異なりますが、朝霞の警察官による殺人事件は言語道断で、熊谷での6人殺人事件についても大変残念であり、犯人の自供と、県警や市の対応のあり方の真相究明が待たれる所です。県議会は明日が最終日。県議会でこの2件をそれぞれ考える上で、皆様のご意見を伺いたいと思います。よろしくお願い致します。

【熊谷の殺人事件】の被害者に近しい方から、周辺住民の方のご意見も含め、詳しくお話を伺っております。(申し訳ありませんが、ネットで直接的には載せられないので、これ以降、間接的に書こうと思います)
 事件で亡くなられた方のご親族のご心痛は幾ばくかと思います。周辺住民の方もご心配でしょうし、事件の真相究明と、それを明らかにした上で教訓が活かされるよう、改善すべきは具体的に私も求める努力を惜しみません。
 明日県議会最終日なのでギリギリまで検証・議論しますし、明日までに限らず朝霞市での警察官による殺人事件とそれぞれ、注視して取り組んで行きます。

夫婦殺害から1ヶ月 自治体が署名活動の中間報告 テレ玉ニュース 10月14日

1、朝霞市での警察官による殺人事件。2、熊谷での殺人事件について、県警察本部の幹部と今日、意見交換しました。県議会でこの2件をそれぞれ考える上で、いくつかの重要な視点があると思っています。(以下。私が県警幹部に言った事)
①県議会として、【鬼の首を取ったかのような対応】をするのは簡単です。カッコ良く見えるかも知れません。しかし今回、公務員という、ある意味特殊な組織上の事にどこまで県議会で具体的に踏み込む気があるかです。
 今日、県警幹部に私から、「公務員に限らずどんな組織であっても、もちろん政治も!どんな綱紀粛正策をこうじても、課題のある人は必ず出ます。しか、公務員の世界では、『減給』や『解雇』がしづらい体質になっています。『配置転換』のスピードも要求されると思います。
 朝霞の事件の教訓として、事件で業務上知り得た人と不倫をしていた、このような署員の配置転換のスピードを速めて頂きたい」と言いました。この事について、現状では県警が事件を教訓として対応するとは私は思えていないので、あえて強く言いました。ここの体質が改まらないと事件は起きやすくなります。この事について、県議会でどこまで議論できるか。これは、警察だけに限った事ではありません。県庁・県教育委員会の対応が、【不作為】(あえて積極的な行為をしないこと。消極的行為)であっても、結果論は精査をし、外部に公表が必要ない案件でも内部で結果の対応策の共有を徹底してもらいたいと思います。

②熊谷の事件については、犯人から供述がまだ詳しく得られているような報道はありません。殺人事件を起こす前、警察署内でどう思って警察署を立ち去ったか。明らかになっていないので、県議会の担当委員会で事件について審議した要点記録の開示を請求しようと思いますが、開示されない可能性もあります。恐らく委員会では、犯人の供述についてのやり取りは、報道されている以上にはほとんど無かったのではないかと思います。

 災害や事件に慣れていない公務員は、これまでに無い事があるとパニクり、思考が止まってしまう事が度々問題になります。
 昨年、県内での大雪の際県の対応が問題だとマスコミでは報道されましたが、よくよく調べてみると市役所の職員体制が、大雪の夜2人しかいなかった事が判明した事もあります。(私が発行した新聞。
 今日の時点で、今回の熊谷での事件について、県議会として警察と市役所のどちらかの対応を一方的に批判したり、具体的に言及するのには早いと思います。

ひろし新聞 139号「災害」編|埼玉県議会議員「中川ひろし」オフィシャルサイト

③命がけで体を張っている埼玉県警察官1万1千人全体の現場の人間の事を思った上で、【結果論で言えば何でも言える】という視点も忘れてはならないと思います。
 私も防災・防犯に取り組む端くれとして、活動している中で時にリスクを負います。その時、リスクを取らなかった時のリスクと天秤にかけて行動しますし、事務的に時間がかかったり、効率の悪い事は後回しにしますが(事務的な事に限らず)『結果として』ああすべきだったという事は出て来ます。事務的にやる時間があるに越した事は無いですが、それよりも優先しなければならない切迫した案件もあります。
 熊谷での事件について「文書で市役所に通達すべきだった」との一部マスコミによる指摘がありますが、緊急時にはそんな暇は無いと思います。まして、警察の職員の人数は少ない現状で(特に夜間・休日は署員体制が手薄。今回熊谷の警察署での出来事は休日でした)、公務員組織にありがちな【何かあったらどうする】を気に過ぎて、この国の行政は、今でさえ随分市民感覚と離れた仕事のやり方になってしまっています。結果として【市民の為にならない】可能性、真面目な署員が『委縮』してしまう可能性について、県議会としても注視する必要があると思います。
 『ここぞとばかりに行政批判』するだけでは解決・発展性は無いと思います。問題は、やり方・人事管理システムが改まるかどうか。
 新聞報道を、県議会で鵜呑みにする訳にはいきません。県議会の本会議・委員会の場だけで真相を解明しようにも、今のならわしで言うと、洗いざらい、ざっくばらんにやり取りするのに限界があるので、平場でどこまで議員として検証出来るかが問われます。「対応が充分ではなかったのではないか」と書くのは、マスコミは書いたとしても、そのまま言う訳にはいかない場合もあります。
 県議会で、熊谷の事件について明日(15日木曜)言うとしたら「今回の事件で教訓となる事を洗い出し、真に仕組みの改善の模索を求める」といった事ではないでしょうか。

写真は、15日深夜0時に放送されたNHK番組のタイトル
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④私は埼玉県の警察官が丁寧な対応をしている所に立ち会った事が何回かあります。(だから勘弁せよという話ではありません)
 児童虐待や子どもの家出も含め、犯罪被害者などに警察官がどこまで親身な対応が出来るかも大事です。
 警察官の最大の任務は、犯罪の防止、事件の解明です。被害者の気持ちに寄り添う事は、ともすると仕事ではないと思いがちです。今回の朝霞での事件は、親身な対応が悪用されました。
 警察官が被害者と日常接する機会が多い中、今回の朝霞の事件をきっかけに、『何かあったらどうする』『事なかれ主義』という古い公務員の体質を復活させるような事にならないといいと思います。埼玉県警察には、引き続き被害者などに親身の対応を望むと今日、県警幹部に私から言いました。

2015年10月13日の活動

  

市民団体要望対応。
西部地域振興センター所長。
県庁。
森づくり課長。間伐した森としていない森の保水力の違い。

県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会。
農業ビジネス支援課長。バイオマス産業都市。
資源循環推進課長。生ゴミ利活用の調査依頼。
温暖化対策課。
市民共同発電。鴻巣・北本・行田市で導入可能性調査。東松山・小川・滑川・嵐山・ときがわ・東秩父・吉見・桶川市。
 山口防府市では25年4月から市で生ごみバイオマスをPFIで稼働。分別をそれほど徹底しなくてもいい。
長岡市生ごみバイオガス発電センターは、下水処理場と隣接。
 バイオマス・タウン構想は、秩父市だけ。以前は補助金をもらいやすかった。バイオマス産業都市 (主は農水)は県内に無い。
環境部調整幹。
下水道局副課長。バイオマス発電。
各会派と意見交換。
知事特別秘書。

【外国人観光客誘致を考える】
 今年1~7月までの訪日客数は前年比5割増し(47%増)の1,106万人。今年1年で1,800万人を超える見込みとの事(政府観光局)。
 東京オリンピックのある2020年までに訪日客数2000万人を目指すとし、埼玉県ではその5%にあたる100万人を県内に誘客するとしている事から、私ども会派の松坂県議が議会で質問しました。来週からは、『地方創生』の特別委員会の審議が始まります。
 さて、日本の内需拡大を目的とし、インバウンド(外国人旅行者誘致)を、特に、2020東京オリンピックを目指して増やして行こうと言うのであれば、【在留外国人の住み心地】を良くするのが『近道』。
 『おもてなし』を口にするのであれば、ただ旅行で日本に来させて、高い物を買ってお金を払ってくれる事を期待するのみでなく、在留外国人の方が、自らネットで日本のいい所を発信・紹介して下さるようになるには、何が欠けているか。
①高い飲食店ではなく、安い居酒屋に気軽に寄れる『外国語サイト』の開設。外国人は、安く旅行したい。
 これは、日本人の生き方を結果的に、問い直す事に。
②“なんちゃって”でも『和風』の建物の建設を(観光地でなくても)。おしゃれなお店は二の次。

1013_04「どこの観光地だろう」と思ってしまう。ここは・・・

1013_05東北自動車道 羽生パーキングエリア上り線

 (日経『自動車でタイムスリップ 鬼平犯科帳PAは超リアル』

 東北道の『鬼平犯科帳』サービスエリア、『小江戸川越』が、日本人に受けているのと同じ。京都駅のような近代的建物は、×。
 おしゃれな店は1度行けば充分だが、人当たりのよい店は、また行きたい。 
 『爆買い』よりも、『バックパッカー』的な旅行者を大事にすべき。
③今後日本が国際社会に貢献していくには、外国への金銭の支援だけでなく、国内において、外国人の教育支援に力を入れて行く事が必要だと思いました。
 まして、歴史上、過去も未来も含めて、日本でこれ以上無い大幅な就業人口減少と高齢化が今後ある中で、外国人の日本への受け入れをどうするかは、既に課題として上がってはいるものの、介護人材として、フィリピンからの受け入れを行っているのみだと思います。
 地中海を渡ってヨーロッパに来た難民は、今年61万人(今月前半だけで10万人)。一方、昨年、日本で難民申請のあった5000人のうち認めたのは11人。難民を多く受け入れないのなら、せめて在留外国人をもっと大事に。
 いま日本の、自主的な、精神的『開国』が問われているのだと、思うようになりました。

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【大雨は県内でどれだけ増えている?】 豪雨災害を考える①
 最近10年間とその前の10年間とを比べると、埼玉県内での大雨の回数は何と2倍近く(1.8倍)増えている事が今日、県議会で明らかになりました。
 茨城県常総市では大雨で、田畑が海のようになりました。私達はあの水害から何を学ばねばならないのでしょう。

1013_01県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会 資料

【農地があると、大雨の時には】 豪雨災害を考える②
 川に雨水が一気に流れこむ量を農地で雨水をキープして頂き、川のはんらんの可能性を低くする事が出来ます。(グラフ)

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 しかしここで大事なのは、もしも農地の周辺が住宅地になっているとその雨水のあおりを受けて、家が浸水してしまいます。常総市では、そうやって住宅が被害を受けた所がありました。
 今後も増えていく大雨から市民の命と家を守る為には、川の近くや低い地形の地域(都市部も含め)には、今以上に家を建てないようにお考え頂き、人口を他に集積していく必要があると思います。チャラい事を言っているだけではみすみす人命を失うので、申し上げます。日本は、亜熱帯化していると思います。災害がこれから減ると思っている人は誰もいない。それなら具体的な変化が必要です。
 温暖化防止にも取り組まねばと思います。

【農地はどれだけ減った?50年前と比べて】 豪雨災害を考える③
 50年前(昭和40年)と比べて埼玉県内の田畑は半分(51%)に減っている事が、今日県議会で質問して分かりました。また、森林は1割減っています(91%に)。単純に考えれば、地面の保水力は半分以下になっている事を私達は意識しないとならないと思います。
 私達は道路が冠水すると大騒ぎになりますが、そもそも農地や森林だった所が開発されて、アスファルトや建物で地面がプラスチックの板のように水が浸透しないので、水が行き場を失っています。
 アスファルトで水が浸透する材質を使っている所もありますが、限界があります。大きなダムを造るのではなく、身近な所で雨水を貯める必要があります。アスファルトや開発ばかりするのも考えなければならないと思います。死者が何人も出る前に。

1013_03資料は今日、自然再生・循環社会対策特別委員会で私が質問した事

2015年10月12日の活動

  

食品製造業・飲食店から出る食品生ゴミを、たい肥・肥料に活用している率は、埼玉県は69%。
 食品リサイクル法で食品残渣は、活用率が25~50%の事業者は前年の2%増を、80%以下の事業者は1%増を努力義務としているが、罰則は無し。食品残渣を100t以上出している業者は、再生利用状況を報告する義務がある。
 フランスでは、スーパーの売れ残り食品の廃棄を禁止する法が制定され、400㎡以上のスーパーに課しているが、日本ではそのような法律は無い。
 明日、私が所属している特別委員会でその事も審議される。今日は環境団体の方にお話を伺いましたが、ご意見をお寄せ下さい。

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 埼玉県内の家庭生ゴミリサイクル率は、久喜・宮代地区が5%でトップ。狭山市は2%。市町村で生ゴミリサイクルを行っているのは、狭山・所沢・戸田市、小川町。
 生ゴミは、市町村の焼却施設で燃やすゴミの半分の量(重さ換算)になっており、多くの市町村の焼却施設は、建て直す時期に、もうそろそろ来ており、生ゴミをそれまでに、どう減らしていけるかが課題になっています。
 今後、下水処理場・し尿処理場でバイオマス発電施設を整備し、そこと絡める事が出来ないか検討して行きます。

 生ごみ分別収集事業 モデル地区検証報告書 – 土浦市

一般廃棄物処理費用 1kgあたり8~15円。産廃 23円。

2015年10月11日の活動

  

富岡製糸場に、自治会日帰り旅行で行って来ました(私は半日のみ)。
 私どもの会派の松坂議員が県議会で「ユネスコ無形文化遺産に登録された小川町・東秩父村の『細川紙』と、1999年登録の日光の社寺、昨年6月登録の富岡製糸場と絹産業遺産群を結びつけた観光施策」を提案した事について、富岡製糸場のボランティアガイドさんに聞いたところ「確かにここだけでは、もったいない」とおっしゃっていました。

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 富岡製糸場の見学者は、多い時で1日6~8千人。
 1年前に来た時よりもお土産屋などが増えましたが、ガイドさんに聞くと、地元の人が新たな出店者に見受けられない。なぜ分かるかと言うと、ガイドが毎日通っても試食を薦められるからとの事。
 富岡製糸場のボランティアガイドさんは、世界遺産登録された頃約90人いたが、実働が40人だった。今登録されている人は100人で実働が80人。有償になった。

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 製糸場は、143年前に建築。初代工場長は埼玉出身で、渋沢栄一氏のいとこ、尾高惇忠氏(写真)。製糸場の工場を建てるのに、長さ15mくらいの杉の純木(写真。白い柱)を沢山使う為、尾高氏は杉の木の産地で頭を下げて回った。
 今日から大河ドラマは、群馬編。主人公のだんなさんは、維新後初代の群馬県知事になる人ですもんね。
 今日参加した人の中で、先祖が富岡製糸場で働いていたという方がいたので、お話を伺った。長野出身で富岡で働いて、長野でその技術を教えたとの事。
(自治会旅行を午前中で失礼し、富岡でレンタカーを借り、埼玉骨髄バンクのイベントの手伝いで越谷レイクタウンへ)

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 埼玉骨髄バンク推進連絡会が越谷レイクタウンにて2日から『命の輝き展』を行い、患者さんの絵画・詩集などが展示され、11日までに37人の骨髄バンク(ドナー)登録がありました。
 子供を抱っこしながらのお父さん。ともするとチャラいと誤解される若い人。小学生も、真剣に展示を見て下さっていました。うれしい。

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 11日のイベントでは、演歌歌手 大泉逸郎さんの『孫』などのライブと、トークショーが行われました。

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 大泉逸郎さんのトークショーでは、骨髄移植を1年前に受けた患者さんも登場(今日決まった)。骨髄を提供して下さった方(ドナー)からの手紙も披露されました。
 イベント終了後患者の方にお話を伺ったら、爪が全てはがれたままでした。私達が知らないだけで、白血病は移植後も過酷です。この方が良くなって行きますようにと祈ると共に、まだドナーを待っている患者さん達の為に、努力して行かなければと思います。

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 大泉逸郎さんを囲んで、休憩時間・ショー終了後今回のイベントを第1回とし、今後どうするかを23時まで、宮城県石巻市からわざわざ泊りがけで手伝って下さっているボランティアの皆さんと打ち合わせをしました。
 イオンレイクタウンの1日の来場者は、14、15万人。狭山市民全員がいる感じです。

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視覚障害者として、全国で初めての骨髄バンク説明資格を持ったボランティアさん。
 「ドナー登録についての説明や書類の記入には、漏れがあってはいけない。だからそのチェックを目で確認出来ない視覚障害者は、説明員にはなれない」と最初は財団から拒絶の回答だったそうです。しかし、本人の不屈の訴えと、「周りがサポートするから」の応援があり、実現。
 ご自身と盲導犬の力で会場まで来て、今日も越谷レイクタウンで人でも骨髄バンクに関心を持って頂きたいと、ずっと声を張り上げていました。頭が下がります。見える私は努力が足らない。

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埼玉骨髄バンク推進連絡会『命の輝き展』は、12日月曜まで越谷レイクタウン(mori1階 木の広場)で行われています。
 骨髄バンク(ドナー)の登録も、会場で採血と説明で出来ます(5時まで。展示は6時まで)。
 もちろん、説明を聞いて頂けるだけで有り難いです。
 皆様のご協力を、お願い申し上げます。

小さな患者さんの写真・絵画を見入る来場されたご家族
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白血病で、わずか3才2ヶ月で居なくなったさとし君。あれから22年。
 お父さん・お母さんは、泊りがけで今日も手伝っています。
 あなたの力を。
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(0時過ぎに帰宅)

2015年10月10日の活動

  

事務所。
資料調査。
原稿作成。

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越谷イオン レイクタウン(mori1階 木の広場)にて明日11日(日)
 大泉逸郎さんの息子さんが白血病になった事をきっかけに、骨髄バンクをライフワークとして応援していると先日お会いした時、おっしゃっていました(息子さんは移植が成功し、お元気)。
 大谷貴子さんは、NHK プロジェクトXなどにも取り上げられた骨髄バンクの設立者。
 大泉さんのミニライブと、大谷さんとのトークショーが、2時~、4時15分~行われます。

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つなげよう~いのち 第1回骨髄バンクいのちの輝き展INイオンレイクタウン|レイクタウンmori公式ホームページ

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『台所を川は流れる~地下水脈の上に立つ針江集落』を読みました。

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●「現在から未来だけを見るのは、単なる虚構に過ぎない」「未来は過去に」「歴史から得るものこそ未来への展望」。家電製品・原発・食品など便利な物があって、さて、本当に私達の生活に大事な事とは一体?
●「人が関わり続ける水はきれい。関わらない水は汚い」。湧き水を生活に利用している滋賀県高島市針江の水は「本物の水」。そう言う意味では、水道水は本物の水ではない。私達の1つ上の世代がいなくなれば、“本当の水”や火を使って今、生活している人が極端に減ります。それまでに私達が学んでおかなければならない事は無いのでしょうか?琵琶湖に行って、水に更に関わろうと思いました。
●「近江商人の『三方よし』。売り手よし、買い手よし、世間よし」。
 労働者や顧客より、株主に気を取られている現在の日本経済のアンチテーゼ。
●「昭和30年代は『もらい風呂』で、風呂の無い家や、燃料代を節約する為に、近所同士が交代でもらい合い、10軒くらいに声をかけた」。
 自転車で日本一周をしていた時、「風呂に入ってけ」と声をかけられたのは、このなごりなのかな。
●「家を建てる際、水道の無い時代は、まず井戸水の確保からだった」。そんな事も頭に置かず、我々は、家はどこにでも建てられると思っている。
 「水道が導入されると、井戸・湧水利用を弾圧するかのように行政が動いた」今後、人口減少によって逆に、水道から切り離される集落が、県内でも出て来ます。
●「掘りごたつに薪を入れ、餅を焼いたり、味噌汁を温め直したり」。見た事はありますが。
 『一物多用の原理』。上記のように、1つの目的だけで使わない事を言う。自然の道具は多用が出来る。知恵を働かせなければ。
 「昔は、火も今ほど無いし、冬は湧き水が温かくて助かった」。薪でバンバン温める事も出来なかったという事でしょうね。
●「都会は、技能が無くても暮らせるシステム」。川の水をどうすれば汚さなくて済むか、生き物を減らさずに済むか、など考えて生活していないですよね。
 「1人が1日に使う水375リットル」「水がどこから来て、どこへ行くのか知らなくても生活できる」。375リットルも使ってる自覚すら無いですね。
 「社会的な関わりを無視してもあまり日常生活に支障をきたす事が無い」。なのに幸せを感じにくいのはナゼ?
 「水と関わる生活意識が『内面を豊かにする』」。琵琶湖でお話を伺って、分かる気がして来ました。
 「朝、東に向かって手を合わせる」。朝日に向かってという事でしょうか?
 自然の水を使って暮らしている地域には、まだまだ私達が知らない事があり、また聴いてみたいです。(「」内は本の文)

 筆者の方は、結婚を機に、琵琶湖の町に移住。20年間、水環境の研究を嘉田さんなどと続けて来られたので、地元の方からの情報がこれほど得られたのだと思いました。先日、琵琶湖周辺を案内して下さいました。感謝。

2015年10月9日の活動

  

事務所。
支援者意見交換。
市民相談。
県庁。
知事特別秘書。
農林部調整幹。
農業ビジネス支援課。バイオ発電。
畜産安全課。畜産業 埼玉県内でのバイオガス発電の可能性について意見交換。
 消化液の臭いの問題。発電する以上に、浄化するにはコスト合わない。堆肥センター難しい。
 養鶏 尿が無い 水分が低い 燃焼する概念。
 酪農が一番無い 尿が多い。
農村整備課。入間川からトンネル約5km整備。
知事特別秘書。
県議と意見交換。
(終電で帰宅)

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【県議会質問 TV放映】 今夜(9日金曜)8時~9時
 テレビ埼玉『埼玉県議会中継 一般質問ダイジェスト』にて、私が所属している会派の議員の質問のうち『介護人材不足対策』『国民健康保険制度 資産割存続の必要性』『同一生活圏 多世代住宅支援(親子が近い地域で暮らす奨励)』『大雨水害に、県民が具体的に備える為の対策(先日の水害を教訓に)』の4項目が放映されました。

埼玉県議会 テレビ中継放送予定

【水害にあなたが備える為に】 県議会での成果
 茨城県常総市では、大雨で4千人もの方が逃げ遅れ救助されたと報道され、県内でも浸水被害がありました。
 今後大雨が降った時、あなたが避難をする判断材料の情報は何か?
 調べてみると、ネットの情報にたどり着くのに時間がかかり、ページが見つかっても分かりにくいものである事が判明。県議会での質問の結果、「来年の梅雨入り前、5月末までに県でHPを立ち上げる」と県が回答。
 松坂喜浩議員(東松山・小川・吉見)による質問の具体的成果で、新聞報道がありました。(2日。埼玉新聞)

(国土交通省のHPを探せても、川の水位は、他の川へ放流を始めれば減る川もあり、そのページでは、放流しているのかしていないのか分かりません)
 災害では、ネット・携帯が使えない事もあり得ます。大事なのは、きちんと恐れ、自分で備える。
 今後も災害死者減少対策に取り組んでいきます。

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ご家庭・職場で、余っている食品はありませんか?【寄付】のお願い。
 福祉団体・施設への寄付。
 埼玉県内の労働団体を中心に18日のイベントで食品を募集しており、協力させて頂く事に。ひろし事務所に今日から18日午前中までにご持参頂ければ幸いです。ご寄附頂ければ有り難い食品は、下記チラシをご覧下さい。(事務所にご持参頂く際は、事前にご連絡下さい)

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【狭山市内の大雨被害。県が予算化】
 私が所属する県土都市整備委員会で、昨日説明がありました。
 不老川の2か所。3千万円。

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詳細
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2015年10月8日の活動

  

県議会。
県土都市整備委員会委員長と意見交換。
下水道局副課長。 

県土都市整備委員会。
<私から質問>
県営住宅の家賃滞納について裁判を起こす事の議案

中川委員
① これまでの訴訟によって請求した総額と回収できた金額を教えて頂きたい。
② 一般論でいうと役所が運営している住宅の場合、家賃を支払えなくなると踏み倒してしまえばよいというような考えが起きることも想定されるが、家賃が高い場合などにおいて、訴訟を行うタイミングを考えて、対応のスピードを早める仕組みになっているのか?
③ 一般的にギャンブルのために生活が困窮している場合など、家賃の督促訪問の際に生活指導を行っているのか?

住宅課長
① 訴訟した家賃滞納額の総額についての資料は手元に無い(事前に質問する事は打ち合せているのだが)が、一例として平成25年度の訴訟後の回収額を説明すると、約180万円の滞納額のうち、年度内に滞納額の42%に当たる約77万円を回収した。その後、平成26年度から平成27年度にかけて少しずつ回収し、現在の回収率は約81%である。
② 訴訟のスピードを早められないかという事については、指導の手順を踏んで繰り返し指導する事によって6か月に至らずに回収出来ているものも多く、こうした状況を考え併せると訴訟までに最低6か月間は必要であるのでご理解頂きたい。
③ 生活指導については、所得が低く生活に困窮している場合には、市の福祉課とも連携し指導を行っている。指導の中で、借金をしている事が分かれば相談窓口の案内をしている。

中川委員
① 訴訟案件の回収額について、これまでの総額は分かるか?
② 滞納により訴えられて県営住宅を退去した人が、市営住宅に入居する事は可能なのか?

住宅課長
① 回収額の総額については、現在確認中である。
② 県営住宅を明け渡した人の市営住宅への入居については、それぞれの市で定めている入居要件に公営住宅の家賃の滞納がない事が入っている事が多い。

住宅課長
① 回収額の総額については今すぐに回答できないが、過去5年間では、約1,000万円の滞納に対して約500万円、約50%が回収されている。これは訴訟した年度に限定したものであり、その後少しずつ回収しているので回収額は更に高くなっている。

中川委員
★補正予算
<質疑>
★【大雨時の人的被害防止啓発対策
関東・東北水害の最大の教訓は、避難の遅れ。
①  今回の雨のライン(扇状降水帯)がたまたま東にズレていたから、一番大きな被害が茨城県常総市だったが、これが西にズレていたとしたら、埼玉県内が常総市のような状態だったかも知れない。
 今回の雨のラインを、西の埼玉県に持って来て、国では被害のシミュレーションを行っているようだが、また台風が近づいているとの話もある事から、県として、今回の水害を総括しているのか?
② 県民が自ら避難する自覚を促すような啓発を間髪入れずに進めるべきと考えるがいかがか?
  TVや新聞の情報は、次々違う話題になるので、今、早いうちに言わないと、防災への関心が遠のいてしまう。
  どんなに堤防に金をかけても、越堤する時は越堤する。万全を尽くす事は不可能だと自覚して頂けるかどうかが、生死を分けてしまうと思うが、啓発を次にいつ、もし金があれば、どのような方法でやれればと思っているか?
③ 県内で河川が決壊した場合に大きな被害が出る地域はどこか?また逆に弱くないと県民に思われていて、人的被害が出かねないと危機感を頂いている所はどこか?

河川砂防課長
① 想定を超える雨はいつ降るか分からない。今年の7月に水防法が改正され、法律要綱の中で国や県がこれまで作成した浸水想定区域は想定しうる最大規模で再検討する事とされた。想定しうる最大規模の降雨は現在国で検討中である為、県も国の検討結果を参考にしながら検討を進める。
② 関東・東北豪雨の教訓として、県民の避難についての自覚を促すことは重要であると認識している。国が10月5日に全国の市町村長や堤防沿いの住民の不安や懸念に応える為「避難を促す緊急行動」を発表した。具体的には、洪水に対しリスクが高い区間を国、地方公共団体、自治会等で共同点検する事や地域住民の所在地に応じたリアルタイム情報の充実などを行うとしている。県としては、国のリアルタイム情報提供を補完し、分かりやすい情報を発信するシステムを平成28年5月までに整備するなど国と協力して啓発に努める。
③ 県東部地域は荒川・利根川・江戸川に囲まれた低平地で、お椀の底のような形状となっており、降った雨が川に流れ込みにくい。また、河川の勾配も緩いため、洪水が流れにくく排水しづらい地形となっている。このような事もあり、これまでにも大きな浸水被害が発生してきた。今回の台風18号においても、越谷・春日部・幸手市などで市街地に降った雨が河川まで排水しきれずに浸水する内水被害が発生した。このような状況を踏まえ今後とも浸水被害の軽減の為にしっかりと治水対策を進めていく。

中川委員
★【下水道バイオガス発電
① 新聞報道が、一昨日あったので、説明をお願いしたい。
  元荒川と中川水循環センターの2施設で6千万円/年、収益が見込まれるとの事ですが、これには、施設内でガスを使う事によって節約される石油代が含まれていない。節約できる予算を含めると、いくらくらいになるのか?
  また、全てが稼働した時の発電による収入は、節約分も含めて、いくらくらいを想定するのか?
② 今の考えのままでは、バイオガス発電の開始が平成41年度の施設もあるが、平成41年度の発電開始では、13年も先送りする事になってしまう。他の方法で前倒しできないのか?
  設計を県庁職員がやるなら時間もかかるかも知れないが、そうではないので労力的に可能だと考える。(『エネルギー自治』の観点からも)他の施設も先送りせず、計画の前倒しをして頂きたいと思うが、いかがか?
③ 下水道財政の健全化の観点から、これ以上、収益が見込める手だては他にないと思う。もしも、(公共下水→流域下水で)職員が足らないとすれば、他から増員を要望してはいかがか?

下水道管理課長
① 発生したガスの約4割を焼却炉の補助燃料として活用することを予定おり、2施設のコスト削減額は年間4,200万円を見込んでいる。収益と合わせると約1億200万円となる。
② 計画を前倒しするには何点か課題がある。汚泥処理コストの増などに苦慮している市町の汚泥を県が受け入れ、まとめて処理する下水汚泥処理の共同事業化の検討を本年度開始した。平成28~29年度にかけて市町と協議を行う予定であり、この協議により受入汚泥量が決まり、バイオガスを発生させる消化タンクの大きさが決まる。
 また、古利根川水循環センターの焼却炉が今後施設更新期を迎える為、他の施設で汚泥を処理する事を検討する予定である。これらを踏まえると、元荒川・中川以外のバイオガス発電は、平成29年度に計画を立て、平成30年度に設計に着手し、平成32~34年度に工事となるので、発電開始は早くても平成35年度となる。このように前倒しするにしても、本県ではバイオガス発電に伴う消化タンクが無い為、元荒川の事業費から概算で推測すると、全ての整備を行う為の事業費は260億円にも上る。この為、国庫補助事業枠の関係で国土交通省との調整が必要である。さらに、流域市町の負担が一度に増えるので、市町の理解も必要である。これらの課題もあるが、少しでも前倒し出来るよう関係機関との協議を進めていく。
③ 新規事業への対応の為の職員の増員については、関係部局と協議の上、要望していきたい。

中川委員
 職員体制については、下水道局全体の取組が変わって来ているので見直して頂きたいと思う。
 バイオガス発電を早く始めれば設備投資分の償還を早く出来ると共に、その分の燃料代も節約できると思う。全ての施設が稼働した時の発電による収入は、節約分も含めていくらになると想定しているか?

下水道管理課長
 バイオガス発電による固定価格買取制度の価格が現在と同等として試算すると全体の年間収益は約1億7,500万円で、コスト削減額は約1億1,700万円。合わせて約3億円となる。

温暖化対策課。
水道企画課長。
下水道局長。
県政情報コーナー。
観光課長。
広報課。
(0時過ぎに帰宅)

2015年10月6日の活動

  

県議会。一般質問。
総務部調整幹。県民税収納率、市町村比較。
会派会議。断続的に実施。
他会派調整。
委員会審査準備。
(終電で帰宅)

2015年10月5日の活動

  

県議会。一般質問。
会派会議。断続的に実施。
県議会の地方創生担当の特別委員会(ひと・まち・仕事)
 ユネスコ文化遺産『細川紙』をはじめ、松坂よしひろ県議の選挙区周辺は、埼玉県内有数の特色を持っている所なので、松坂さんを特別委員会委員に選出しました。
 特別委員として、その地域の戦略的な提案をして行くと思っています。

総務部調整幹。
県民税収納率、埼玉県6年連続で全国最下位
下水道局副課長。管理課副課長。都市計画課公共下水道担当。
 下水汚泥の共同化。公共下水を流域下水で。これから検討。28~29年度までかかるのでは。
 利根川の首都圏広域氾濫想定は、北川辺で破堤 →越谷→区内 東京都内2日間かけて最大被害に。
 下水でのバイオ発電。
 汚泥焼却の補助燃料。30億円 元荒川 4千㎥で2千万円/年 20年で4億円。
 ガス売り方式 20年契約。
 残り3カ所集約 最高3万㎥。
 荒川水では面積小さくてムリ。
 県内市町村に消化タンクは1つも無い  秩父・飯能・東松山  2万6千㎥―松山
 汚泥を持って来る事も、
(終電で帰宅)
2時半まで原稿作成。

2015年10月4日の活動

  

【湖の水を、そのまま飲んだ事、ありますか?】
 滋賀県前知事 嘉田さんから「琵琶湖の水を、湖岸に行って飲んでみて下さい」と言われ、飲みに行く(写真)。軟水でおいしかったです。(写真は、皆さん大学教授(^^))

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 嘉田さんの説明「昭和32年まで、川の水を飲んでいた集落もあった。昔は、家の排水を内湖(湖の手前にある池)に沈殿・浄化させてから、琵琶湖に流していた。おむつ洗い場は別。排水は農地還元し、肥料化。川は飲み水なので、一滴たりとも排水を流さない。清めの塩を流し、水の恩を送る水神信仰がある。
 堤防補修・管理を以前は村民が行い、村から日当が昭和30年代まで出た。自主管理の意識を取り戻そうと、治水条例を作った。
 住民の皆さんから直接その体験談を聞く中で、近代技術の機能的価値と自然の持つ『存在価値』に加え、人々の生活の中に生きるふれ合い価値、文化的価値について共有し、未来に受け継ぐ持続的な環境保全の知恵について考えて頂きたい。
 私は知事2期で、6つのダム建設中止・凍結した。
 ブラックバス、ブルーギルは毎年2千トン、漁師が取り上げ、肥料にしている。条例で定め、キャッチ&イート。リリースではない。ブラックバス用の回収箱もある」。
 滋賀県のHPには、琵琶湖がかたどられ『Mother Lake(母なる湖)』と書かれています。
 地域の事を、税金で業者が全ては、やらない時代が、そこまで来ていると最近感じています。
(嘉田さん編集の『水と人の環境史 琵琶湖報告書(1984年)』もあるようです)

嘉田さんは、琵琶湖のほとりに住んでおり、琵琶湖で歯を磨いている写真も見せてもらいました。

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【水の一番の問題は、イメージ】

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 滋賀県前知事 嘉田さん「琵琶湖のこの板を『橋板』と言い、平安の時代から、ここで、顔や野菜を洗ったり、大きいシーツを洗ったりしている。この地区に30本、橋板があった」。嘉田さんは、ここでも琵琶湖の水を我々に飲んでみせた。「砂なので、水を自然浄化する。大腸菌は不検出。5才の孫は、心配だと言う母親に『大腸菌不検出だから大丈夫だよ』と説明した」。
 嘉田さんは言う「水の一番の問題はイメージ。水の信頼回復に琵琶湖を使う。おいしいお茶を飲むのに、昔は琵琶湖に水をくみに来た。この地区は、国の『重要文化的遺産』に選定されたばかり(今年4月)。
 ここから原発まで20km」。
(高島市マキノ町海津。高島市は、『高島屋』デパートのもと)

嘉田さんが立っていた所と同じ場所のパンフレット。
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『生活者目線からたどる水と人の環境史〜生活環境主義発祥の琵琶湖畔村落を訪ねて〜』
 滋賀県 前知事 嘉田さんが1日案内、詳しく説明して下さいました。(以下、説明)
 「川が決壊した所に、住宅メーカーが『リバーサイド・ニュータウン』を作った。規制する条例が無かった。行政の不作為。メーカーはこの土地の歴史を知らない。新住民は、もっと知らない。
 明治時代に決壊し、水が3m70㎝、2階まで来た所にも家が建っている。住んでいる人も知らない。春にも昭和34年に洪水があった。雪洪水と言う。だから、知事として『流域治水条例』をつくった。特にそういう地区に福祉施設は作れない。
 明治39年に淀川治水計画で堰が出来、田んぼが出来た。昭和47年毎秒800t流せる工事。水位操作を人間の都合だけで考えず、魚の産卵も考え、緩慢にすべき。
 琵琶湖水辺再生法。京都は2億円を琵琶湖に税金を払っているが、それ以外は払っていないので、滋賀県は100億円を、葦代などに使っている。

一般家庭の『共同洗い場』。今でも使われている。
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【寿司の名前の由来と、自然の道具】
 琵琶湖のほとりで、鮒(ふな)寿司を270年以上作っている『魚治』7代目の方からお話を伺いました。
 「『お寿司』と言う名前は昔、乳酸菌の酸味の事を言っていた。乳酸菌により骨がやわらかくなり、お米もペースト状になり、骨も食べられるので栄養価が高い。江戸時代に酢が開発され、今のお寿司の意味で言うようになった。
 私どもは今でも鮒寿司を作る際、“木桶”を使う。プラスチック・ほうろうは便利だが、もしも万一石油が入らなくなり、プラスチックでの製法が出来なくなったら、伝統が途絶えてしまう。私どもは継承する事も1つの目標なので、それらは使わない」。
 “洋食”が多い食生活も見直したいと思いましたし、自然のもので作った道具の大切さも教わり、まだまだ学ばねばと思わせて頂きました。感謝。

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湧き出ている水を、すくって飲みました。
 山では皆さんあると思いますが、住宅地です。(^^)
【普段ペットボトルで飲んでいる生活が、豊かでは無い気がして来ます】

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 琵琶湖の地域では、水道が入る前、湖水・川水を飲んでいたのが2割だそうです(後は井戸水。600集落を調査)

高島市針江地区は、家の中に水が湧いている(家の外・敷地内に水が湧いている家も)。
 地下15mからの、ろ過された湧き水。
 「この水は、300年前の水かも」地元の方が案内して下さった。「山の地質では水が1年で7ミリしか動かない。この水でご飯を炊いたり、コーヒーを淹れたら、うまい

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 川端(かばた。写真)は、3層に分かれている。(写真右から)自家湧水があり、飲み水をくむ『元池』。野菜や鍋、顔などを洗う『壺池』。道沿いの水路へと合流する『端池(はたいけ)』と、湧水が三段式に流れ落ちるよう小さな堰(せき)が作られている。湧水の中には必ず鯉がいて(写真 赤いの)、水中の残飯や水路の汚れなどを食べて水を浄化してくれる。(この地区の鯉は、どれも大きいですが)鯉は食べない。
 この地区175世帯(人口650人)のうち、110件の家々に川端がある。うち3件は新たに出来た。こういう生活は、弥生時代から。世界でも珍しい」。

家の中に水が湧いているって言われてもイメージが湧かないと思ったので、
図面と普段使われている所の写真。
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他の家の川端。
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 「誰に言われなくても、川上の人は川下の人の為に水を汚さないよう、また下の人は上の人を信頼して、水を使います」。確かにこうして(写真。ポストのある所が川端)他の家と、つながってるもんなあ。

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 嘉田さんの説明「水道による“近代化”で、水道が入って『家の中が、しっける。貧乏くさい』と言うようになった。地域の意見は、必ず割れる。川端をつぶそうと言う人が大部分だった。
 世界の子供達に、この地区に泊まってもらったら『ここは水の天国。水源にゴミが無い。水道の維持管理が出来ている。ネパールにはそれが無い』と。集落の人は『うちの集落には何も無い』と言っていたが」。
 地元の会長さんは、「ここが原発で汚染されたら」と言われていました。
 地元のボランティアガイドさんの説明「水によって、人と人とがつながる。この水が太平洋にそそぎ、ペリリュー島、硫黄島につながり、台風の上昇気流で日本に戻って、比良山系に降る。良い事をすれば、私達にまた回って来る」。深い話です。

 

地面から水が湧き出ているのが、映像でお分かり頂けるかと思います。砂がポコポコしてます。繰り返しますが、住宅地です。(^^) 普段の生活の中で、湧き水なんて見ないですよね。(旅行先でなく) 自然の力は、すごい。現代人は、それを活かし切れていないような気がして来ます。(明るい所で携帯で撮ったので、どこが写っているか分からず、湧き出ている真ん中に、画面が行っていませんが。(^^;) 何とかお伝えしたくて、撮りました)

Posted by 中川 浩 on 2015年10月7日

 地面から水が湧き出ているのが、映像でお分かり頂けるかと思います。砂がポコポコしてます。繰り返しますが、住宅地です。(^^)
 普段の生活の中で、湧き水なんて見ないですよね。(旅行先でなく)
 自然の力は、すごい。現代人は、それを活かし切れていないような気がして来ます。

(明るい所で携帯で撮ったので、どこが写っているか分からず、湧き出ている真ん中に、画面が行っていませんが。(^^;) 何とかお伝えしたくて、撮りました)

 

こんなの楽しいに決まってますよね~
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『内湖』とは、川の水を使って生活をしていて、生活排水を湖に流す前にためる湖を言うそうです。

自分が住んでいる所の川、普段その水を飲んでいる川で、発泡スチロールのいかだで遊ぶ子供たち。
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 小さな鮎がたくさんいる(写真の細い線)のですが、ガラ携で撮ったから、ほとんど分からないですね。

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 地元の方のお話「年4回“住民総出”で、底ざらい(川掃除)をし、藻を取って、肥料化している」との事。作業は楽ではないと思いますが、たぶん『生活の中で、楽しみながら水と付き合っているのではないか』と、学びました。
 『生活文化』と資料に書いてあり、お邪魔して初めて言葉のイメージが出来ました。『生水』と書かれていたのも、気になりました(読み方は、しょうずだそうですが、水が生きている地域だなと思いました)。(『日本遺産』に登録)

 自分の住んでいる地区の小さな川で小水力発電(写真)をしたり、水車の電力で、灯篭の明かりが点いていました。
 う~ん。やりますね。

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【自然の『サラウンド』】
しょうずレストラン(&ホテル)内の地面には、川が流れています。
 この水の音や、波の音で「癒される」と感じるのは、自然のサラウンドだからなのではないでしょうか。
 お店の方によると「最初、全部ガラス張りで作ったのですが、嘉田さんの提案で、湧き出ている所(写真下の丸い所)は、ガラスを開けたほうがいいと言われ、『水の音がうるさいのではないか』と思っていたのですが、開けて良かったです」とおっしゃっていました。
 嘉田さんて、どこまでもやるんだなと改めて感心。

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葦(写真右)。
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 「琵琶湖のこのあたりでは、『あし』ではなく、『よし』と呼ぶ。葦を湖岸に植えるのは、葦がリン・チッソを吸収し、水質を良くするので、刈り取らなければならない。葦が生えている事で、魚の棲み家にもなる。2月に刈るのは、枯れてからの為。
 葦ぶき屋根は、近江の特徴だが今は、ふく人がいない。以前は、村人総出でふいた。1件の屋根に、葦を沢山使うので、葦を村中から集める」。
(滋賀県前県議 山田実さんが案内して下さいました)

【“幸せ”だと何によって感じます?“豊かさ”って何ですか?】
 お金をかけても中々満足感が得られなかったり、満足感が持続しなかったり。逆に、お金はほとんどかかっていないのにとっても幸せな気持ちになったり、満足感が持続した経験があると思います。
 どんな有名な観光地の旅行よりも、滋賀県高島市針江を中心とした琵琶湖に今回お邪魔して詳しくお話を伺い、「人間何によって『幸せ』と感じるか。何に『価値』を見出したらいいか。生活の豊かさとは何か」考えさせられました。単なる観光でそれを感じるのは、難しいですよね。また琵琶湖に伺って、更に学びたいと思いました。丸2日いたのに決してお話の内容が薄まらないどころか、衝撃が持続しました。
 生き方の根本的な所まで考えさせられる視察も中々、経験出来ませんし。特に、行政が行く場所を選定した“委員会視察”で、ここ以外の所に行っても、中々難しいと思います。
 針江地区を見学するには、ボランティアガイドさんの付き添いが、必須です。
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NHKスペシャル『里山 命めぐる水辺』ブルーレイを通販で買って見ました。
 (琵琶湖のほとりの)家の中の川端を使った生活(鯉が人間の食べかすを食べてる所)。鮒寿司の家庭での作り方(9カ月かかる)。葦の管理。集落総出の川掃除。子供の川遊び。琵琶湖に住む魚達の一生。水が自然の中でどうやってきれいになって行くかを紹介。ハイビジョンで画質が良く、水が生きているよう。楽しく見れました。
 撮影する目線が、例えばトンボ・魚の目線だったり(魚の気持ちを体験出来ます)、視覚的にも面白いです。
 生命って、きれいですね。
 (イタリア賞受賞。2004年作品)
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【私が飲んだ琵琶湖の水】
 「琵琶湖だから飲める。私の町ではムリ」と思考を止めてしまうのは、もったいない気がします。
 上高地、尾瀬、奥入瀬・・・たくさんの方が訪れるキレイな観光地は、日本にいくつもあります。でも旅行から帰って来て、なぜ私達は、自分の住んでいる所も、少しでもきれいにしようと思えないのでしょう。
 もしも東京湾が湖で、その“東京湾湖”からしか、私達の飲み水を取れないとしたら、私達が住んでいる関東は、もっと水を大事にしていると思います。そして、私達が住んでいるまちにある川も。
 私は、青年会議所の仲間と、いかだを手作りして入間川で、また田んぼで、地域の子供達と遊ぶイベントをやったりしました。遠くに行くのも楽しいですが、身近な自然と、個人でも生活してみませんか?そうする事で、豊かな生き方の発見が出来るかも知れないと思いました。
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 全国各地の博物館で、川・湖の水を使った昔の生活の写真や昔の道具の展示をいくつも見て来ましたが、「つまらない」と思ってしまうのが関の山。
 今回、針江を中心とした琵琶湖にお邪魔するまで、その『リアリティ・現実味』が無かったです。
 何とかしなきゃと、思わせて頂きました。

 琵琶湖周辺では住宅地の湧き水を飲むのにひしゃくを何度も使いましたが、普段の自分の生活でひしゃくはお寺に行った時しか使わない。

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【水道水を飲んでいますか?】
 私は、わりと水道水を飲むほうだと思います。(当社比)(^^)
 もし水道水がおいしかったら、①ペットボトルは結構買わないで済むのではないかと思います。②水でなく、『色・味』のついた飲み物を、今ほど飲まなくなると思います
 冷たくなくても、水がおいしければ水を飲むと思います。
 何か、ムダなような。それを何とか出来るような。

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 埼玉県は、高度浄化処理した水のペットボトルを作っています。水道の水に注目して頂くきっかけとして、活用を以前提案した事があります。

ペットボトル水「彩の水だより」

県内5つの市で作った水道水のペットボトル
 (朝霞市『深井戸天然水 朝霞の雫』。久喜市『安全でおいしい久喜の水』。戸田市『戸田の水来(みらい)』。新座市『新座の元気 森透水』。さいたま市『さいたまの水』。)

県内水道事業体製造の水道水ペットボトル

 

【『スロー・ライフ』って何でしょうか?】
 あくせくせず、ゆっくりとという意味のみに思いがちですが、自分が住んでいる所の自然を生かして楽しみながら暮らす事。自分の一番近くにあるものを大事にする事が、その意味なのではないかと思い始めました。
 都会に住む多くの人が、ペットボトルでなく、水道水を飲めるよう、県議会の担当委員(県土都市整備委員会)として、取り組んでいきます。道のりは、子供の時代までかかるほど長いかも知れませんが、砂が水を浄化するように、徐々にでも着実に、観光地のみならず、どこの場所でもホントは大切な自然を、引き継いでいきます。
 皆さんのご協力をお願いします。

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お金はあまりかからず、ぜいたくな時間。
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『自然を大切に』という看板は全国にたくさんありますが、

“住民総出”でここは実行されているので重みが違い、初めて看板を見て考えさせられました。
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行政がお金をかけて作った看板より地域の方が手書きした看板のほうが、重みと、読む気を誘いました。
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(夜7時帰宅)

2015年10月3日の活動

  

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「埼玉に琵琶湖(写真)は無い。 しかし私たち埼玉県民は、荒川・利根川水系で、他県の山からの恩恵で、水を飲んで生きている。琵琶湖は無いが、もっと水・環境に意識を持たないとな」。
 滋賀県 前知事 嘉田さんなどから昨日話を聴いて、そんな事を思いました
 「原発に変わりがあっても、琵琶湖に変わりは無い」今日の会議で、口々に専門家が言われています。

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 「私達が、皿を洗う・洗濯で使う洗剤、シャンプー、せっけん。これを水道で流して、最終的にどうなっているのだろう」
 子供の頃から思っていた。海に、たまっていくのかと。
 下水道処理場で処理されても、無くなる訳ではない。
 『お皿をこすらなくても落ちる』との売り文句の洗剤。果たして。

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(琵琶湖博物館の展示は分かりやすかったです。滋賀県の前県議 山田実さんが案内してくれました)

自分達が流した水がたまって、湖が汚れる。
 私たち埼玉県民にとって、海は近くないが、それをイメージ出来るか。
 東京湾を見る時、私達が汚していると日頃思っています
 琵琶湖が1400万人の水道。私達が飲んでいる荒川・利根川水系は、それ以上に利用者が多い水。

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『原発のコスト』について、九州大学 吉岡斉 教授(原子力市民委員会座長)に、個人的にお話を伺いました。(日本環境会議 滋賀大会にて)

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 「生命保険会社では、原発事故のコスト計算をしていると言われている。原発が世界に400基あって、これまで事故があった基数で考えると、7,8年に1度事故が起きている。今後また、10年以内に事故があるのではないか」との事。背筋が寒くなる。
 また、別の教授にお話を伺っていて、妙に納得した事。↓
「自動車でさえ、発明されてこれだけ時間が経っていて、まだ製造ミスによるトラブルがある。私は機械工学が専門だが、機械は、事故があって当たり前と思わないと」。(以下、吉岡教授の講演)
 「原子力を推進する立場の人とも意見交換して来た。
 原子力の政策提言をしていくのが、原子力市民委員会で『原発ゼロ社会への道』を発行。それを“原発『介護』プラン”と私は呼んでいる。あんな事故を起こしても電力会社がつぶれない。特典をもらって原発を進めて来た。原発は、終末期医療“ターミナルケア”が必要。来週あたり『エコノミスト』に掲載される」。


吉岡先生のコメントはHP8月12日の所にも。
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明通寺住職 中嶌哲演 氏講演(福井県・小浜原発建設に反対した市民の会 事務局長)。
 「先ほど『原発は、ターミナルケア』との話だったが、その後は、私の“出番”になる。
 小浜市は福井県内の原発15基のド真ん中にある。しかし小浜市は特殊ではない。
 原発と貯蔵施設を拒否して来た歴史がある。9団体で反対。ビラ6回。「子孫を泣かせないで」との声。
 約8km先に大飯原発が4基あるが、反対意見を排除されて来た。原発から10km圏の75%が小浜市民」。

嘉田由紀子(前 滋賀県知事。びわこ成蹊スポーツ大学学長)

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講演『なぜ”卒原発”を琵琶湖から提言したのか?”被害地元”知事の責任と苦悩』
 「なぜ『卒原発』を滋賀県から提言したのか。原発から13km。やむにやまれず。
 私は母親の手1つで育てられ、貧しかったので、畑仕事をして、『名前の無い草は無い』と教えられた。アメリカに行くには、当時は1ドル360円時代。探検部のある大学に入るしかない。しかし、大学に入ってから、探検部は女人禁制と言われたが、現在、探検部は女性6割。
 40年前、『環境県』を掲げて、武村知事が誕生。
 「水が汚れたら、下水道を作ればいい」と言われたが、でも自然破壊は?“生活環境主義”を掲げる。
 私の知事選挙で、自民党の200団体推薦の知事陣営から「軍艦に、手漕ぎ船」と言われたが、手漕ぎ船にはガソリンは、いらない。市民の手で闘った。

琵琶湖には、洪水防止機能があり、河状係数67。
 若狭の原発がこんなに近くにあるのに、物が言えないもどかしさ。明治時代は、滋賀県は若狭県だった。もし若狭県だったら、原発は来なかったのではないか。「間接被害地元」と「立地地元」がある。
 災害時、地元の県は動けない。2011年3月13日に“カウンターパート(おしかけ)支援”を決め、京都府と一緒に、福島県を支援。今でも滋賀県庁職員は十数名派遣されている。
 原発再稼働に、道理は無い。原発を、大往生して、あの世に送りたい。
 2011年7月、知事会で「卒原発」を呼びかけた。山形県知事が賛同。
 放射線拡散リスク アセス。滋賀県独自の防災計画、見える化戦略。
 スピーディはおよそ170億円かけたが、日本の環境政策は、放射性物質を扱わない。原発から放射性物質は出ない事になっている。モニタリングの経験が無い。計画策定の予算は全部、県単独予算。福井県には様々な予算が入っているのに。リスクの予算を国が責任持つべき。計画を公表しようとした時、市町村長から「人心を混乱に陥らせるようにすべきではない」。説得に。2011年11月公表。
 2012年、民主党政権時代、大飯原発の再稼働が話題に。藤村官房長官「地元同意に滋賀含まず」。京都府と7項目の共同宣言を、あえて琵琶湖で、知事が直接読み上げた。担当に任せようとしていたが、職員では荷が重かった。未だに事故原因の究明は、国民理解に至っていない。脱原発の工程表なしに、再稼働は認められない。オフサイトセンターがいかに機能しなかったか。7項目は未だ国が手を打っておらず、有効。
 実効性ある避難計画は、残念ながら不可能。
 関西広域連合を作ったところ、関西電力の電力地域でもあった。関西広域連合は、知事・市長・経済界。エネルギーの話をしたが、結構ビビった。東京に本社が製造業は移り、電力会社が最大の企業。「電気の変わりがあるけど、水の変わりが無い」と言うのに、度胸がいった。賛同する経営者も。
 野田総理は「ブラックアウト(停電)したら、病人が死ぬ。中小企業がやっていけない」と言った。そこで、クール・ファミリーライフを提案し、県立美術館・博物館を真夏に無料にしたら、かなり来るようになった。普段は入館料700円。「家で1人でクーラー付けているんだったら」と、その2年後、デパート・福祉施設の利用を推奨。ある意味、福祉のつながり。再稼働なしに、停電しない結果に。電力15%カット。協力してもらったら、これだけ出来る。
 原発事故時の水質への影響。物理的にフィルター可能かどうか。福島事故時、ヨウ素が東京の浄水場から出て、乳児にペットボトルを配った。
 事故時、20日間くらい、琵琶湖からの給水困難に。深くて、あまりに広い湖にどういう影響か、世界で知見が無い。
 鹿児島県は「10km以内の要援護者避難計画は作らない」と言った!
 『琵琶“湖”は避難出来ない』を、皆さんに広めて頂きたい。原発プラントの図は安全対策の一部でしかない。4重の多重防護。プラントの専門家はいるが、避難行動計画の専門家は少ない。
 『放射線計測データが上がったら、避難する』事になっているが、その時は渋滞する。県『自家用車の避難はやめよう』。高島市から道路は2本しかない。地震で道路が寸断する所も。
 労働安全衛生法、安全な所にしか労働者は送れない。避難用500台のバス、誰が運転?
 30km圏は事態発生後と言われている。
 原発のテロ対策は、不備。
 
『お任せ民主主義』。親分に任せるのが、今まで。
 流域治水条例を制定し、水害マップを公開しようとしても、『人心を混乱に貶める。川の中に水を閉じ込めるのが仕事だ』と言われた。
 都合のいい事ばかりではない。Jビレッジは、福島の事故で、除染の拠点になっている。スポーツの世界こそ、施設がどうなっているのか。政治の仕組みを学んで。『政治とスポーツ』の授業を来年やりたいと思っている。内面から人を良くするのは、スポーツと文化」。

会場の福島避難者から発言「浪江の悲劇を繰り返すな。逃げてはいけない所に避難した」。

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小出裕章 元 京都大学 原子炉実験所 助教授、
講演『原発再稼働に道理は無い』(以下)。
 「原子力なんて物が何で必要と言われたのか。
 1954年の報道では、『原子力発電は、電気料は2千分の1になる。ボイラーの水もいらない。山間・へき地を選ぶ事も無い。ビルの地下室が発電所になる』(添付)。私も大学を選ぶ時、それを信じて入った。しかし、原子力の量は、化石燃料の量を超えない。原子力は、核融合へのつなぎ。核融合は実現しないし、実現させてもいけない。原子力は、火力・水力に比べてコストが高い。国は安いと言っているが、実際の経営データを使えばそうではない。
 原子力の電力が夜余るから、全くムダな揚水発電をやった。
 ホントに事故の賠償をしようとすれば、東京電力が何十回もつぶれ、国家がつぶれる。電気事業法が、電力会社の利益を決める。原子力をやればやる程、もうかる。
 広島原爆のウランは800gだが、100万kw発電の原発を1年間稼働させるウランの量は1t。地球上のウランは、簡単に無くなってしまう。800gの死の灰の千発分を1年で作り出し、原発施設内に保管。大きな事故を起こす前に、何とか止めたいと思っていたが、残念ながら事故が。
 原子力を動かす人も、危険は知っていた。都会には原発を建てない。東京・大阪・名古屋。危険を過疎地に押し付ける。どうしても必要なら、そこに建てればいい。
 最悪な物は、再処理工場。1年かけて環境にばらまくのを1日でばらまく。
 事故は未だ収束していない。4号機の原子炉に燃料は無かったが、使用済み燃料は、広島原爆1万4千発分のセシウム137があり、建屋の半分が吹き飛んだ。
 セシウム137が人間に一番の悪影響。余震で、もし燃料プールが崩れ落ちる事があれば、東京すら人が住めなかった。水を入れようにも、ヘリでも近づけなかったが、高所消防車で何とか水を入れられた。
 溶け落ちた炉心が、今どこにあるかすら分からない。現場に今も行けない。人間が行けば、即死。ロボットは被ばくに弱く、みんな討ち死に。福島原発は、多数の外国人労働者で、日本語が通じない。それなのに、オリンピックをやろうと。大変におかしな事。
 原発事故は『広島原爆の168発分』と政府は言っているが、過小評価だと思う。それに、汚染水は一向に収束出来ないで、流れている。
 日本には1年間で1ミリシーベルト以上被曝させてはいけないという法律がある。4万ベクレルも1㎡あたり放射線管理区域にあったら働けないし、4万ベクレルを超えた物は、ゴミだろうと、管理区域以外に出してはならないのに、広大な地域が、6万ベクレルに。
 福島第2原発を再稼働したいと言われているが、冗談ではない。
 セシウム137が東北・関東に降った量は、2.4×10の15乗ベクレル(750g)。あとは太平洋へ。五感に感じる量なら、人間なんて簡単に死んでしまう。そんな物と闘っている。ホントにひどい事になった。
 汚染物は、東京電力に返せばいい。嘉田さんもそう言った。
 川内原発が再稼働させられた。原発だけは絶対に安全と言われて来たが、絶対安全な機械なんて、あるはずが無い。新規制基準は、“破局事故”を前提にし、再稼働を許す為に作った。
規制委員会は『安全だと申し上げない』と言い、政治家は『安全性は確認した』と言い、誰も責任を取らなくていい形になっている。
 一番大事なのは、避難基準。
 “原子力”と呼んでいるが、『核』と同じ。核武装を求める国家の要請。原子力にすがるしかなくされた地方自治体。麻薬となる多額の補助金。
 “原子力マフィア”-犯罪者集団。全ては自民党政権が認可した。でも事故が起きても誰1人責任を取らない。彼らはそれを最大の教訓として学んだ。そんなのに、道理があるはずがない。世界中の原発を、私は一刻も早く止めなければならない。
 子供は、放射線被ばくの感受性が強い。
 日本の電気は、原子力なんて元々必要なかった。電力が足りる・足りないとは無関係に、まずは、やってはいけない。ここの電力は、川内原発は動いているが、原子力を使っていない」。

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 『原発コスト』を勉強したいと思って本を買った2日後に著者、立命館大学 大島堅一 教授(写真右)に偶然、お会いしました(こういう偶然は多いですが、それだけに大事にしたいと思います)。今後、勉強会にお招きしたいと議員仲間に話しました。
(講演骨子)「何かを保護しないというのが、自由化という事なのだが、原発を保護して、電力を自由化するとの事」。
(写真左は、滋賀県知事 三日月 氏)

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滋賀県知事 三日月 大造氏。

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 「原発について、5つの『ない』を思っている。(一部紹介)
 誰も被害者になら“ない”。
 長く“ない”。原発の新設・リプレースは容易ではない。原発は卒業していかないと。
 出来なくは“ない”。
 来年度以降、施策につなげて行く。
 知事選挙で私は『原発から卒業したい』と訴えたので、皆さんと果たして行きたい」。

 嘉田 前知事「安倍総理が送り込んで来た原発再稼働推進の知事候補に対し、県民の皆さんが選んで下さった三日月知事だからこそ出来る。知事は執行権を持っている。若い人がその看板で引き受けてくれればと思った。
 知事として言いにくい事があった。三日月さんが言いにくい事を、私が言う」。

2015年10月2日の活動

  

県議会。一般質問。
会派会議。断続的に実施。
総務部調整幹。財政課長。税務課長。
国保医療課長。
子ども安全課。特別養子縁組の成立件数、県内31件。全国513件(平成26年)。
傍聴者配布資料作成。
同僚議員の支持者に挨拶。

【埼玉県議会・県庁の問題点】
 市議会では、条例・計画は、どんなに遅くとも、議会に正式に提案される半月前には、委員会に報告・質疑があり、市は議会対策を取る。
 しかし、県では、事前説明はなく、議案になってから。これでは県議会の存在価値が薄い。県議として忙しいふリはしていられない。

 

滋賀へ。滋賀県 前知事 嘉田さん・滋賀県議と会合。

滋賀県 前知事 嘉田由紀子さんや、滋賀・奈良・神奈川県議と約1時間半、つっこんで議論させて頂きました。
(今日、県議会が5時に終って、すぐ滋賀へ。8時半に大津 着)

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 脱原発について。琵琶湖と脱原発は、切っても切れないのだなと、お話を聴いていて思いました。
 野党連携などについても意見交換しました。

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キャンペーン「日本を愛するみなさん:沖縄の真の平和を願う翁長知事への支持を表明しよう!」に賛同をお願いします!

キャンペーン「内閣総理大臣 安倍晋三 様:翁長知事を支持!国は沖縄の民意を受け止めて!」に賛同をお願いします!

2015年10月1日の活動

  

県議会。一般質問。
会派会議。断続的に実施。
副知事。財政課長。
総務部調整幹。
県土整備部調整幹。
住宅課。URと県の連携による空き物件対策を、私から提案。
県庁職員と意見交換。
他会派県議と意見交換。
記者配布資料作成。
議会質問準備。
(終電で帰宅)

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【県議会傍聴のご案内】③
『低所得者への国民健康保険税の増税』を避ける為に(2)
 10月2日(金)午後3時~
 県は数年前から市町村に、国民健康保険税(国保税)を、資産から取るやり方をやめるよう、補助金を出して誘導しています。そこで、県内市町村の動きを調べました。
 白岡市では、「資産割を廃止すると、不足する税収を補う為に、所得割・均等割の税率引上げが必要となり、低所得者への税負担が重くなる事が懸念される」との問題意識を持たれている(添付)一方、例えば、飯能市では、「『埼玉県市町村国保広域化等支援方針』に基づき、2方式化を目指します」と明言し、ときがわ町では、4方式から2方式に改定する際、「広域後の賦課方式が2方式と決まっている。標準税率が2方式で示されるはずなので、被保険者に説明がしやすい」と説明している事をはじめ、私が知り得る限り、東松山・入間・富士見・所沢・狭山・飯能・幸手・加須市、鳩山町でも、そのような主旨で述べている他、2方式に改定した鴻巣市の広報紙を見ると、県の方針の影響を受けている事は明らかです。
 県の現在の方針は、≪格差を拡大≫させ、生活に困る人を増やします。

「市長への手紙」の内容と回想/国民健康保険税の賦課方式の見直しについて

【県議会傍聴のご案内】④
『低所得者への国民健康保険税の増税』を避ける為に(3)
 10月2日(金)午後3時~
 『国保制度における 保険料賦課方式の違いが 収納率に与える影響』を甲南大学の足立泰美准教授が発表。「資産割の保険料率は,現年分収納率にプラスになり、資産割の保険料率は, 収納率の向上をうながしていると考えられる。 資産割 は, 被保険者が保有している固定資産に応じて保険料の負担を求めており, 相対的に裕福な被保険者が収納する事で、収納率を高めている可能性がある」としています。
 理論に基づかない県の現在の対応は、明日改まるか。ギリギリの調整を行っています。

konan-u.repo.nii.ac.jp

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『災害時、自分は大丈夫』と根拠なく思ってしまうバイアスをはねのけ、生き残る為に
  【県議会傍聴のご案内】⑤  10月2日(金)午後3時~
 集中豪雨に見舞われた茨城県常総市。ヘリなどで救出された4千人もの方々は『逃げ遅れだった』と報道されています。東日本大震災でも、同様の教訓が言われました。
 便利な世の中になり、人間も生き物なのに、根拠無く「自分は大丈夫」と無意識に思う。過去にその場所で災害が無かった事から「ここは大丈夫」と想定外を発想しない。『安全』と決めつけ、自分で事前の備えや、避難が必要ないと思い込む『バイアス』=正常性バイアスがかかっている事を、県として強く啓発すべきと提案します。
 『防災意識の向上』と口で言うのは簡単ですが、広く一般の皆さんの意識を変えるには、取っ付きやすい仕掛けがないと、防災対策が実は『やってる風』で、変化はありません。1人でも『具体的に死者を減らす』実効性ある提案を探求しています。
 具体的には、水害に対して県民の個々人が判断出来るように、県内の河川状況を容易に確認出来る、県のポータルサイトを設置すべきと提案します。国土交通省等のHP上での公開情報、これは県民が見て分かりにくい上、その情報にたどり着くまでに何段階かが必要で、まさにプロ仕様という現状です。その情報を県が、「一覧の見やすい形、理解しやすい形」に統合する事が出来れば、多くの県民が具体的に被害の減少に向けての事前準備に活用する事が可能になると思います。
 (添付の本は、現在この改訂版が発売されており、おすすめです!!買って、あなたの身近な方に、意識を広めて下さい。死者を減らす為に)

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【空き家率】あなたのお住まいの市町村は、何%ですか?
  《県議会傍聴のご案内》⑥  10月2日(金)午後3時~
 日本の今後の人口減少は、『格差是正』の絶好の機会だと私は思います。家のローンや家賃に、一生振り回される日本の地価は、正常な状況ではなく、『幸せ感』を薄くします。
 埼玉県の空き家件数は、2年前の調査で35万5千戸で全国8位。7年前と比べ、3万2千戸増加。総住宅数に占める割合は、1割(10.9%)になっています!
 空き家の急増には、県内の世帯数がここ数年微増な一方、新築住宅は年5~6万戸建設され続けてる背景があり、人口減少に向かう中で、空き家を減らすのは今のままでは難しい状況です。
 そこで埼玉県は、「空家対策連絡会議」を設置し、「中古住宅流通部会」で流通促進に取り組んでいますが、市町村ではまだ具体的な対策が進まず、県は市町村に対して空き家バンクの設置を働きかけています。空家バンクは民間との連携により、宅地や建物の情報を市町村のホームページなどで提供する仕組みです。不動産屋さんには載せていない情報も含まれているとの事です。そこで、市町村の空き家バンク設置を促進する県としての今後の取り組みについて、質問します。
 現在空き家バンクを立ち上げているのは、県内13市町村で、合同でやっている所もあるので9バンク(越谷・羽生・宮代・秩父・横瀬・小鹿野・皆野・長瀞・川島・ときがわ・越生・小川・東秩父)。


5市町合同で空き家バンクをやっている秩父地域のHP

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1001_03(添付した市町村別には、人口が少なく統計が出ていない町村があります)

埼玉県の住宅 空き家の内訳
県営住宅のあり方