2005年3月28日の活動

会派視察。茨城県日立市行政管理課長。行財政改革大綱。
 日立市は狭山市と同じ“企業城下町”で、企業の収益が落ち込んだ事により、法人市民税がピーク時と比べ50億円(現在16億円)、個人市民税が46億円(73億円)ダウンしている(狭山市だってその危機感を持っていなければおかしい。後悔しても後の祭りで困るのは市民だ)。
 ・日立市では半年に1度行革の成果を市民に報告しているとの事(狭山市は15年度の取り組みすらまだ議会にも報告されてないのに)。
 ・住民票などを市役所市民課窓口で土日でも取れるようにした。変わりに駅前のサービスコーナーを廃止してコスト縮減。
 ・住民票などを取る市民を待たせない為に6個だった市役所の市民窓口を16に拡大して対応した。それでもコストが新たにかからないようにした。窓口に行ってみたら、2人の案内員が手続き方法を丁寧に説明していた。
 ・福祉の窓口を一元化(ワンストップサービス)。ワンストップで済まない所は、市民が“たらい回し”にされるのでなく職員がやって来て対応するとの事。「誰の為の市役所か」を感じる取り組みだ。
 ・市民会館などの公共施設の休館日は正月以外はなくそうと計画。
 ・行革について議会で特別委員会を設置し、54の改善項目を行政に提言(狭山市議会での行革特別委員会の設置は最大会派の都合で立ち消えになった。危機感のかけらも無い)。
 ・・・など行革の取り組みにより経常収支を5年間で累計42%削減。

夜は、(栃木県茂木町に宿泊)ASエルフェン狭山後援会理事長用務(ホテルに書類が届いて)。
ホテルロビーに無料で使えるパソコンがあって2時前まで調べもの。
 こうしてると新潟にボランティア行ってた時、夜ホテルで調べものやってた時を思い出す。

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午前2時20分から4チャンで映画『ホロコースト~救出された子供達』を睡魔と闘いながら3時半位まで見た。
 終わりまで(4時28分)見たかったなぁ。ユダヤ人へのナチスの弾圧がまだどうなるか分からない中、今ならせめて子供だけは国外に逃がせると思う親と、自分は親に捨てられるんじゃないかと親を恨む子供の当時の心理を映像と共に証言で振り返るドキュメンタリー。
 親子はそんな心理の中結果として最後の別れになった人が多かった事でしょう。印象に残ったのはハンガリー併合直後、学校に『ユダヤ人は校長に申し出る事』と貼り紙がされているのを子供達が見ているシーン。