2005年6月16日の活動

資料整理。
青年会議所市民力拡大委員会役員と意見交換。
青年会議所で行なう狭山市の今後の人口がどうなるかの講演会を、議会としても議員研修会として参加すべきと議長・副議長に提案。
議員と意見交換。

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韓国映画『ブラザーフッド』をビデオで見ました。
 ある日突然起こった不幸(朝鮮戦争)。寝て夢を見て起きてもまた現実・・・。私達も温暖化や災害・犯罪に巻き込まれてそんな日が来るかも知れない事を意識すべきと思いました。
 朝鮮戦争の様子を知る事が出来ました。日本では沖縄本島をはじめとする沖縄諸島しか住民を巻き込む地上戦になっていないので、地続きな朝鮮での戦争映画を初めて見ました。まして、もとはひとつの国。北朝鮮軍が退却する時村の人々を皆虐殺してから退却して行ったという。また、韓国国内でも、市民を左翼分子だと疑い、ろくに調査もせず射殺していったという。どこの戦争でも少なからずある。
 朝鮮戦争の時の徴兵は、日本のように赤紙でなく、突然まちに兵隊がやって来て「18才~30才までの人は調査したい事がある」と名乗り出させ、そのまま連れて行くやり方だったとは知らなかった。現在においても、日本と韓国では戦争に対する危機意識が違うだろうと思った。(学生時代、台湾を自転車で一周していた時、各駅に『空襲避難地図』が貼ってあって驚いた事を思い出した。日本でそんな地図が貼られる事を想像出来るでしょうか)
 日本人が忘れかけている儒教思想は韓国には日本より残っていて、もっと知りたいと思った。今度韓国の知人に聞いてみたい。
 物語は、徴兵で連れて行かれる弟に兄が付いて行き、兄が戦場で手柄を立てる事で弟を除隊させようと言うもの(ロバート デニーロの映画『ディア ハンター』を思い出す)。私も2人兄弟の兄。映画の兄の気持ちが少し分かりました(小さな事ですが、小5の時犬に噛まれそうになった弟をかばって噛まれ、自分はもう狂犬病で死ぬのかと思った事を思い出した)。
 映画は2時間28分と長い。でも、見れて良かった。限られた時間を大事に周りの人の為に生きなければと、より思った。