2005年11月19日の活動

『帰宅困難者徒歩体験訓練』
 
大地震が起こった時、通勤・通学・外出等で、突然の地震に遭った時、交通機関はマヒし、自宅まで徒歩での帰宅を余儀なくされる。所沢・狭山・入間・飯能市の参加者のうち狭山市は18人、うち9人がうちの自治会員(自治会の防災訓練の時動員)なので寂しい。
 政府の中央防災会議によると東京直下でマグニチュード7クラスの大地震が発生した場合、帰宅困難者は、650万人にのぼると発表。
 8:30小平駅南口駅前集合で10kmの徒歩帰宅体験。

【ルート】ルネこだいら~東村山市役所~所沢市役所
 道すがら、入間市議、小平・所沢・入間市職員と意見交換。
 青梅街道などは歩道の幅が狭く“本番”では中々進めず精神的に疲れるだろう。更に震災により建物が倒壊・ガラスなどが崩れ落ち、通れない所も出て来る。かと言って他の道を多くの人は知らない。
 訓練で歩いていて、実際本番では震度5以上の余震に何度も遭い、不安で建物を見上げながら道を歩く事になるのではと想像した(神戸ではビルが3日後に倒れた。中越地震の記憶は新しいが、都市型災害の阪神大震災の記憶が消えかけている気がしました。まして阪神大震災は早朝人があまり動き出す前の災害だと言う事を意識し“実際”を想像すべきだと思います)。土日や休みの日なら子供連れの人が多く、母親だけで乳幼児を連れていたら帰宅は不可能に近い。乳母車は使えないだろうし。
 途中の飲料水・食糧・トイレ等の問題も出て来る。訓練では途中、ガソリンスタンドなどのトイレを借りました。小平市と4市の職員が要所要所に立ってくれていました(無論本番はいない訳ではありますが、感謝)。
 訓練参加者の姿(ジャンバー・Dパック・軍手)を見ていると、神戸の震災を思い出します。(私は実戦を意識してスーツに革靴。次の会議に行くのにカバンがちと重い)

 第2回ローカル・マニフェスト検証大会(東京ビッグサイト国際会議場)。
 上田知事など知事や市長がマニフェストの進捗状況を発表、それを検証し、マニフェストの今後の展望を検討(20日の埼玉新聞1面に掲載)。
 全国から来ているので、静岡の友人の議員に久しぶりに会えて良かった。
<上田知事の話>
 事業の総点検で40時間かけて全ての課長と話した。知事室の入り口には部長・課長など職員の時給を張り出していて、取り組みの悪い課長にはそこをよく見て帰るように言っている。
 これまで行政の仕事は“パンフレットを作れば終わり”のような所があった(分かる分かる)。

 網走市議・さいたま市議と会合。人口政策とまちづくりのあり方について突っ込んだ議論をしました。
 網走は自転車で日本一周した時思い出深いので懐かしい。網走市議と初めてお会いしましたが、親しくなりました。
 帰り途中も網走市議と意見交換。