2014年8月14日の活動

事務所。
市民相談。

「お薦めの映画ビデオを3つだけあげて」と言われたら、12日に亡くなったロビン・ウィリアムスさん主演の【パッチ・アダムス】(98年作品)がその1つです。DVDも持っています。
 映画中のセリフ「人が見ないものを見ろ。恐れや、既成概念や、怠惰で、人が見ようとしないものを見ろ。新しい世界が見えて来る」「患者の話を上の空で聞く医者。話している相手を見ようともしない」。
 パッチ・アダムスは、実在の人物(精神科医)。映画はそれを元にしています。(予告編 youtube)
 “パッチ”とは、絆創膏の事で、ニックネーム。
 映画で、字幕を見ながら、日本語音声を聞くと、随分表現も違い、興味深いです(字幕が文字数の関係で短く表現しなければならないというだけでなく)。
 ロビン・ウィリアムズさんの今後公開予定の出演映画は4本あるそうです。 レンタルかネットで買って、見てみて下さい。
 I miss you,Mr.Robin.Thank you.Patch!

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 映画『パッチ・アダムス』は、無料・低額診療の実践を描いたものでもありますが、これは何も海外だけの事でなく、埼玉県内でもそのような病院が17あり、県でPRをしてもらうよう以前頼み、県HPにも掲載してくれました。
 無料・低額医療制度とは、生計困難者が経済的な理由によって必要な医療を受ける機会を制限される事が無いよう、無料又は低額な料金で診療を行う事業の事。
 私のHP、昨年6月20日の所でも、説明しています。
 NPO ほっとプラス代表の藤田孝典さんに教えてもらいました。

NHK『戦傷病者の長い戦後』を見ました(再放送)。
 戦時中、名誉の負傷だったはずが、戦後、戦傷病者への支援は、戦時中と違って薄く、治療費がかかる為、入院もしていられず、また病院を出ても生きて行けず、自殺する人も少なくなかった。
 1つの病院で、戦争で失明した入院患者は、50~100人。
 ある時、踏切で戸惑っている失明した戦傷病者に、通りがかりの少女が声をかけ、翌日少女が病室に花を生けた。
 病室に花の香りが満ちあふれ、空気が変わり、「私のかたくなにいじけた心が、ほどけました」と戦傷者は語った。その後、マッサージ師の資格を取り、85才の現在も現役。

横井 庄一さんのドキュメンタリーを見ました(番組HPに詳報)。
 戦中から31年間、戦争が続いているものと思う中で、ジャングル生活。1人になってからは8年間。
 一緒にいた2人が亡くなったのは1964年、戦後19年後。この他にも日本兵は戦後いたはず。何とか助けられなかったのか。
 衣服も、道具も、身を守る為の地下住居も、手作り。
 何でも耐えて生きていかなければと思いますね。チャラい・ゆるい生活は出来ない。

NHKスペシャル『狂気の戦場 ペリリュー ~忘れられた島の記録』を見ました。
 日本から3200kmのパラオ諸島。硫黄島・沖縄戦・B29空襲に向かっていく戦争の分岐点。集団的自衛権に賛成の方に見て頂きたいと思いました。