2008年7月25日の活動

議会会派代表者会議。
議員全員協議会。
文教厚生委員会。

後期高齢者医療制度 (6月議会で質問(←クリックしたら下のほうをご覧下さい。)
 保険料の改定の説明がありました(市のHPはまだ改定されたものではありません)。
 改定によってどの程度保険料収入の総額が下がるのか聞きましたが、分からないとの事(今後調査していきます)。
 8月中に75才以上の方に改定されたものが郵送されます。7月の第1期分は今の請求額で収めて頂き、その後差額が戻されます。第2期以降の納付は、新たに送られる納付書を使って収めて頂きたいという事です。

<改定>
 ・所得33万円以下の方:一律収めなければならない「均等割」
  7割軽減(年12,750円)⇒8.5割軽減に(年6300円)
 ・所得58万円(収入―33万)以下の方:所得に応じて収める「所得割」
  一律5割軽減に
 ・年金天引きから口座振り替え出来る
  2年間滞納(国民健康保険)がなかった方
  配偶者がいて、年金収入が180万円未満の方

 今後も、国民健康保険で口座振替だった人が75才になったら口座振替の手続きを改めてしなければならないと言うことですが、市民にとっては国民健康保険も後期高齢者制度も「役所がやってる」と言う意味では同じなので、再度手続きをしなくても口座振替に出来るようにしては?と提案。

私が6月議会でも質問した高齢者の収入状況について市が調査し報告されました。
 <75才以上の世帯の収入実態調査(概略)> 約1万2千人
  所得 0             5865人
      ~50万円未満     884人
      50~100万円未満  784人
      100~200万円未満 2076人
      200~300万円未満 1555人 
      300~400万円未満 323人
      400~500万円以下 170人 
      500万円以上     293人

 (後期高齢者制度についてご意見・ご質問をお寄せ下さい。)

 ②小中学校の耐震工事計画7年後までかかるとの事。
 昨日も地震があり、市民に“7年後までに終わります”と言っても理解は得られない。なおかつ学校の耐震工事を早く終わらせないと、幼稚園や保育園・市民会館・公民館などの公共施設の耐震工事に入れない。もっと早くすべきと私から発言したら、他の議員さんも同意見でした(学校の耐震の現状は、体育館が29.6%、校舎は55%。詳しくは「毎日の行動・意見6/12」をご覧下さい)。
 「1校につき調査から設計・補強工事まで3年かかる」と言うが、役所の都合ではないのか?もっと早められないのかとも質問。
 まだ手が付いていない体育館の耐震工事、まずどこの学校からやるかの優先度調査を来年度行うとの事で、何校か聞いたら4・5校との事。
 耐震工事だけでなく、幼稚園のガラスは簡単に割れてしまう物が使われている所があり、改善を以前から求められているが改善されていないと指摘。
 (岩手の地震、もし中学校の吹奏楽コンクール中に支柱などが落ちてきていたら・・・。教訓は活かさなければなりません。落下した所の客席のイスが砕けていましたね。)

 狭山市駅西口駅前に公共施設はいりません(67億5000万円)。縮小を!
 西口公共施設完成後の維持管理経費は年間1億4000万円に及ぶ。そんなお金があれば、各家庭の耐震化にも補助が出せる。健康保険などを増税しなくて済む。聖域無き行政改革を!

③奥富幼稚園の跡施設利用
 公民館(地区センター)の分室になる上で、施設の管理の為に市職員を置くと言うので、地域の方に管理をお願いしたらどうかと提案。
 他に、介護予防施設(狭山台北小にあるような施設。年間運営費2200万円)・子育てのつどいの広場(年間運営費435万円。管理がNPO法人になる可能性も)・学童保育室になる。

④税金を使って行く視察先選び
 視察に行くのに税金を使わせて頂いているので、本当に行く必要があるか・資料を読むだけでいいかを、場所を決める時にきちんと委員会で吟味すべきと主張。委員長も理解して下さいました。
 (10月15日滋賀県草津市 小児医療について、16日大阪府豊中市 地球温暖化、東大阪市 公式野球場、17日京都市 子供土曜塾 予定)

議員研修会。裁判員制度について。
 狭山市民は300人弱、裁判員候補者に選ばれる(全国で30万~40万人)。通知は今年11月~12月初めまでに来る。
 埼玉県民で実際に裁判員になる可能性 約6千人に1人。
 報酬は1日1万円以内。候補者で呼び出された人にも1日8千円。
 1裁判に裁判官3人・裁判員6人。
 裁判は多数決で決まる。ただし裁判官・裁判員のそれぞれ1人以上の賛成が必要(詳しく知りたい方はご連絡を)。

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中心市街地活性化計画”で国に補助金申請した書類についてと、狭山市駅の建てかえ計画について、市から説明したいとの事で説明を受けた(まちづくり推進部次長・西口開発事務所)。
 西口関連予算、あと約10億円増えるとの事(正確な額は今日分からないとの事で回答を依頼)。西口開発そのものの予算が再々度増える訳ではなく(駅の建てかえで1度増えた)、西口開発の周りと東口の駅前に使われる計画の予算との事。西口開発ではソフト事業で新たに5800万円増。
 これはガソリン税で話題になった“まちづくり交付金”(ガソリンはそのうちの十数%ではないかとの事)。
 ガソリン税で話題になり、その後ガソリンがあれほど上がるとは、市が計画を作り始めていた時は想像もしなかったはず。ガソリン高騰に端を発し、市民生活・民間は大変な時代を迎えている。
 もう税金を計画通りただ使う時代は終わっている。どこを我慢するか考えなければ。

 <この計画の疑問点>
 ①目標利用者数
  ・駅の東西通路利用者数  昨年5320人/日 ⇒ 4年後 6500人
   バスの本数が減ったり、柏原からのバスが新狭山駅行きになったりして、既にこの目標を下方修正しなければならないのではないか?
  ・西口駅前 公共施設利用者数  昨年14万2353人 ⇒ 4年後 19万人
   公共施設は未だに見積もり書が機構から来ていないとの事。
   完成後、公共施設の利用料金は既存の施設の料金のままか。西口駐輪場も有料の意向。

 ②市役所から坂をおりて、西口の新しい道につながる交差点改良工事は必要か?
 1億4100万円かけて市役所側の交差点を工事して、新しい道と十字路になるようにすると言う。それなら最初から新しい道を市役所の道と十字路になるように工事すればよく、2重工事になるのではないか?そもそも、市役所の道を新しい道と十字路にしなければならない重要性があるとは思えない。交通量調査をしたのか、資料提出を依頼。
 狭山市内には歩道の無い、歩道が狭すぎる所はいくらでもある。そこよりもここが優先されるのか疑問であり、今市内の歩道の無い所は今後ますます予算が確保出来ないのではないか。
 “補助金がもらえるからついでにやる”と言う今までの役所のやり方としか思えない。国の財政は破綻状態なのに。誰が消費税を余計に払いたいのか。
 国で自民党・民主党が“道路特定財源、削るなら具体的に”と議論していたが、削るなら例えばここだ。
 この中心市街地活性化計画については、今後詳しく調べていく。

③資料の説明の遅れ
 私の会派の議員が6月11日に議会で西口開発について質問しているが、今日説明のあった資料は既に3月末に国が許可を下ろしており(資料が作られたのはそれより以前)、駅の建てかえの書類も6月3日に調印しているが、議会でそのような説明は無かった。なぜ報告がこれ程遅れるのか・・・?

 狭山市駅の建てかえ予算
 事業費 24億3000万円
 (うち市負担 19億8400万円 
   西武鉄道  4億4600万円)

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18時前、竜巻でも起きそうな雲行きだと思っていたら、18時40分埼玉県に竜巻注意報。
 地球温暖化により今日のような気象が今後増えるのではないか。
夜は支援者訪問。