2009年3月20日の活動

19日。今後の生活不安から自殺も考えたと涙ながらの相談が寄せられた。5時以降なので、明日対応する。

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25日から始まる議会。
 客観的事実をお伝えすれば、100年に1度の危機でも、議員24人のうち質問するのは17人(内容は雇用・経済対策とは限らず)。
 そして、今回の予算議会の議論の中で、具体的に何がどのくらい前に進むか。
 しっかり取り組む。


役所の都合
 市民の皆さんから見て不可思議な市の現状をお伝えします。
 議会の一般質問は、議会が始まる8日前までに質問の項目を提出する事に議会のルールでしています。今回は予算議会。100年に1度と言う危機の中での初めての予算(466億円)です。
 議案書は配られましたが、問題は、来年度の予算の要点書・向こう3年間の財政予測資料が、一般質問の項目提出〆切日になっても、配られていません。(市役所内部では5年間の財政予測を作成していますが議会・市民には市は3年間分しか公開していません)
 市の財政状況・来年度予算の骨子が分からないまま、これでどうやって質問の項目を書けるでしょうか。財政状況も分からず書けと言うのでしょうか。市の予算の担当課長・担当部長に(私だけ見たいと言うのでなく、議会に)質問項目提出〆切(17日)までに少なくとも財政予測資料を出すよう求め、検討も頼みましたが、検討の結果は「25日(議会初日)に配る」との事。
 事前に下調べも出来ず、議会を迎える事になる。
 逆に市から議員に対しては、20日午後から、一般質問の市長・担当課長の打ち合わせがあるから、その前に一般質問の詳しい内容を教えてもらいたいと言われる始末。
 これを役所の都合と言わず、何と言うのか。
 今、税金の使い方を見誤れば、取り返しがつかない。
 今日(20日)から予算の実質的な調査が始まります。詳しい資料を要求していきます。

 <市の問題は、議会に対してだけにとどまりません。市の長期的な全体計画を市民に検討して頂く“振興計画審議会”が16日行われたそうですが、この審議委員に、市は向こう3年間の財政で、市の貯金(基金)がどうなるのかの資料は出していません。
 市は、リーマンショック前の財政見通しで「このままの税金の使い方をしていけば、23・24年度には貯金はゼロになる」と言っていたにも関わらず>

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19日朝6時36分 狭山台4丁目で建物火災。
 「停電してる」とすぐ市民から通報あり(うちは停電していなかった)。市の携帯HP・東京電力のHPを見ても、どの範囲で停電が起きているかの情報なく、市民が心配しているので、東京電力に問い合わせたところ(東電への電話はこの時間群馬につながる)、狭山市中央・富士見・狭山台・堀兼・南入曽・入間市藤沢などの一部地域で2500件停電しているとの事。復旧メド不明。
 私から消防に電話し、防災無線でまず第1報を放送するよう要請。
 7時30分議長に電話し、市長にかけ合ってもらうよう要請(こう言う時は指揮命令系統への連絡は限られた人が行い、何人もが同じ事を言う事を避ける)(でも市長はこの時どこにいたのか)。
 7時39分停電している一部地域で復旧したと市民から情報。
 議長と今回の課題を協議。狭山市は(皆さんご存知の通り)以前自衛隊機墜落事故での大停電があり、市民の停電に対する関心は高くなっている。
 7時53分、東電からの情報によると停電件数470件に。
 全域で復旧した際には、東電から連絡が来るので、またお知らせします。
 8時38分東電から連絡あり、停電20件に。東京電力志木支社の方と今後の連携を意見交換させて頂いた。(ちなみに狭山市は送電線の関係で、管轄が市内で志木・川越支社の2つに分かれていると先月、志木・川越の東電支社長さんとお会いした時お話を伺ったばかりだった。)
 市が結局(防災無線で)情報を流したのは8時45分(私は放送を聞いていませんが)。市防災課長が停電の連絡を受けたのは、7時40分頃だったとの事。
 今回の対応で市民から苦情が寄せられている。市にも、消防にも。
 9時22分、東電の志木支社長から電話あり、東電から市役所に今後このような事があった場合の対応策を持ちかけるとの事(民間は対応が早い)。
 市防災課長と今後あった場合の対応について意見交換。
 火災は9時46分鎮火。
 その後も狭山台の方から、どの範囲で停電していたのか、防災無線が遅いと苦情がありました。亡くなられた方の為にも今日の失敗を無にしない。

<今後も、災害など何かあった際には逐一お知らせします>

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<定額給付金について>
13日の読売新聞に、
 ①年度内に給付するのは、県内で秩父市だけ。和光市は6月。さいたま市5月。
 ②越谷・草加・三郷市など周辺5市1町は共同で事務処理の為の電算システムを開発する事を模索しており、17日に会合を開く
 との報道(詳しくは↓『国家財政破綻』のページに)がありました。
 狭山市は今年度中の給付は間に合わず、給付する時期を所沢・入間・飯能市と同じ歩調を取るとの事が昨日分かったので、きょう17日、市の担当課に「事務処理の為の新たな電算システム作成を他の市と共同でやらないで、狭山市独自にやったら、無駄な税金がかかるのではないか?」と聞いたところ「市独自にやる予定で、共同でやる事を検討していない」との事。担当課に検討を要請。
 明日、市長に、税金のムダを減らす為、周辺の市と共同でやる事を模索する様申し入れを行う。
 そもそも、本当に定額給付金などと言う税金のムダづかいが実施されるのだろうか?
  実施されないものを準備しているとしたら?(昨年衆議院選挙があると思った他の市では、準備にお金を使ってしまった事例もある・・・。)

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結婚披露宴をさせて頂きました。
 来て頂いたお客様に私がした挨拶で、引用したのは、国連ボランティア(カンボジア)の中田  厚仁さんの言葉です。

『この世の中に誰かがやらなければならない事がある時、僕はその“誰か”になりたい』

 

 これから2人で社会貢献にベストを尽します。

 お力添えをよろしくお願い致します。

 

      中川  浩