2009年3月7日の活動

3月議会ひろしの一般質問

昨日6日(金)質問しました。
 表題『100年に1度の危機』
 ①広聴
 ・(仮称)市長・市民の対話集会の緊急開催を
 ②市政運営
 ・鳥取県智頭町“百人委員会”に何を学び、行動するか?
 (智頭町百人委員会HP  来年度予算を既に町民に公開し、町民と意見交換している。)
 (日本海新聞  『住民パワーで町活性 百人委発足、智頭町長に聞く』狭山市長のスローガンは『元気な狭山をみんなでつくる』。)
 (日本海新聞  『百人委が初の予算案』)
 ③雇用・経済対策
 ④行政改革
 ⑤公共事業 狭山市駅西口再開発

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雇用対策の質問は、リーマンショック前から質問しています。↓
 (平成14年3月議会『市役所のワークシェアリング』)

これが狭山市の緊急経済対策か?と落胆
 ↑それが昨日発表になった狭山市の緊急経済対策についての私の感想です。
 今回の内容は皆さんの家庭に1月10日以降回覧で回されますが、市の緊急経済対策はほとんど新たな対策は打たれず、今やっている事のPRをするにとどまっています。現状の制度をご存じない方が読めば、新たな対策だと勘違いされたり、よくやっていると思う方もいらっしゃるかも知れません。しかし現状それをやっていても、経済はこんな状況なのです。
 確かに市の融資制度は、他の市に比べれば充実していますが、リーマンショック以降、無利子融資など新たな対策をこうじたのは、融資件数・金額が狭山市よりも上位にある市であり、狭山市でもこの局面を乗り切る具体策を緊急にこうじるべきです。狭山市には現在、貯金が26億円(財政調整基金)あり、今こそ効果的に使うべき時です。12月議会で他の市では補正予算が組まれましたが、狭山市は経済対策の補正予算は出されず、遅れています。

市のHPに今回の緊急経済対策の具体的内容が載っています。具体的にどうなのかご説明致します↓。
 新聞報道では『中小企業退職金共済組合加入企業を対象に、来年新規雇用された従業員の退職金掛け金の補助率を現行の最大25%から同75%に引き上げ』市HPにも『補助率を現行の3倍!!』との内容は、年間予算で言えば、わずか“165万円”(市発表)です。(市の来年度総予算は約460億円規模の中で)(市内の中小企業は何社あると思うのか)
 『市役所の工事発注…12月の発注金額が昨年の約3倍!!』とありますが、これを読んだ人は「緊急経済対策として新たに発注した」と勘違いするかも知れませんが、経済対策として今回新たに発注したのは1件もありません。予定されていたものです。
 『緊急失業対策資金貸付』は、一昨年から、このご時世の今日に至るまで、利用はゼロ・・・。と言った具合です。
 もちろん、市の制度をアピールする事は必要な事です。
 しかし今年、年金記録・偽装問題、事故米など様々な食品偽装問題で、行政の信頼と、それをチェック出来なかった政治の信頼は地に落ちました。それをどう巻き返すか、信頼回復をと言えるレベルではありません。そんな中勃発したリーマンショックです。
 まして、狭山のホンダ工場の期間従業員が全国紙の新聞で取り沙汰されているのに、担当課長に聞けば、経済対策の第2弾については予定が無いとの事。第2弾を具体的に求めていきます。