2013年11月3日の活動

水富公民館文化祭。

水富公民館には、弓道場があり、子供・大人の体験が行われていました。
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 水富公民館には、弓道場があり、子供・大人の体験をやっていました。公民館に弓道場があるのは、珍しく、いいなと思います。指導者の方からお話を伺いました。
 民生委員の方からお話を伺いました。
 広瀬公民館文化祭。草花を使って、絵に見せる作品を、作られた方が説明して下さいました。
入間基地、航空祭祝賀会。
 基地司令と広報班長に、伊豆大島の派遣状況について伺いました。現地の捜索隊員は2週間おきに交代しているとの事。
 航空祭自体は今日は見ず。ブルーインパルスが飛ぶ時に、出口に向っていくと、みんな空を笑顔で見上げているのが見えて、ひまわりのようでした。花火の時も、空を見上げるみんなの楽しそうな顔を見るのが好きです。
 基地内は人が多いので携帯メールがつながりづらいですが、携帯各社の臨時アンテナはトラックで来ています。
元県議と意見交換。

航空祭が行われている時間の、入曽の路上駐車の状況。マナーが悪いですね。
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 入曽の市議、市民の方から、航空祭の時の路駐状況などを見て欲しいとのお話を聞き、現地確認。
入曽公民館文化祭。
堀兼公民館文化祭。お饅頭を作っている調理室にお邪魔し、スイトンを頂きました。おふくろの味で、おいしかったです。(^^)
狭山台公民館文化祭。

つるし雛。写真のように紫の糸の物は、男物。
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奥富公民館文化祭。つるし雛を見させて頂き、紫色の糸でつるされているのは、男物で5月に飾るのだと教えて頂きました。

奥富かかし祭り。コバトンのかかしは残念ながらありませんでした。ふなっしーはありましたが。
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奥富かかし祭り
サンパーク奥富文化祭。新狭山公民館文化祭。
市民要望聞き取り。元気プラザについて。
商店会長から相談。
支援者意見交換。
ボランティア仲間と会合。

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 脳科学者の茂木健一郎氏が、3日放送のフジテレビ『全力教室』で、「勉強しか出来ないバカにならない方法」をテーマに、現役東大生達を相手に授業を行ったのを途中から見ました。とってもいい番組でした(再放送や、オンデマンドは無いようです。この番組自体初めて見ました)。
 「偏差値教育なんて必要ない」という持論を持つ茂木氏が説く「社会で必要な本当の頭の良さ」、「ゼロからイチを作り出すイノベーションの重要性」。
 公務員・教職員など多くの皆さんに見て頂きたかったと思い、書きとめました(以下)。
 茂木氏(東大卒)「
偏差値だけで選ばれた。俺は東京大学にとっては単なる数字だったんだ。それ以外は何の意味も無い。それを何で、公平とか言うんだ。おかしいだろ!頑張ったその結果が悔しい。もっと出来るはずだ。間違った方向に努力してても仕方がない」「大学がペーパー試験に頼らず、それぞれの責任を持って、学生の個性を伸ばさないと、日本の優秀な人材がどんどんつぶされてしまう」「何で高校の時にやりたい事が見つからない日本なんだろう」
 この話を茂木さんがした後、1人の東大生が「僕が今までやった事はムダだったの?」と質問。茂木氏「君の一言はすごく大事。1人1人得意な事があるだろうが、受験勉強という枠に、はまる事とは限らない。気づいて欲しい。高校の時から青天井で何やってもいいと言われたら、意識が全然違ったのではないか?自分と違う長所を持った人と知り合って欲しい」
 東大卒の草野仁さんが「
偏差値教育を変えなければいけない時に絶対来ている。」(茂木氏拍手)
 八田亜矢子さんは「東大行きなさい東大行きなさいと言われて、東大に入ってから、何やっていいか分からなかった」
 茂木氏「新しい付加価値・活用法を生み出す事が日本には必要で、本当は大学に求められている。これからの社会に求められるのは、イノベーション(変革)」
代表例は、3Mが開発したポストイット(「貼ってはがして、また貼れる」付箋)。スマートフォン。アマゾンなどネットショッピング。(ポストイットは、粘着力の強い接着剤を開発していて、実験失敗、粘着力の弱いの素材を活かせる事に気づいた偶然から生まれた)
今から出来るひらめく脳の作り方
 茂木氏「イノベーションに大事なセレンディピティ=“偶然の幸運”。それを起こす3つのA。行動・気づき・(これが難しい)受容。この3つがすごく重要。
 何か行動しないと、セレンディピティは生まれない。何か生まれた時、気づかないと。気づいた時、受け入れないと。気づいた時の多くは、自分の今までの価値観と違う事が多い。
 まじめだから受験勉強という1つの中心ばかり見て、東大生などには気づきが弱いという傾向がある。
 脳の中で、受験勉強で発達するのは、大脳新皮質。ひらみき・直観力をつかさどるのは、扁桃体なので、別の部分。
 イノベーションには、勇気とひらめきが必要。勇気とは・・・
 『最初のペンギン』という話。
 ペンギンは海に飛び込まないとエサを取れないが、群れで最初に飛び込むのは敵から食われやすいので、リスクが高い。勇気のある人の例え」。
 (会場の東大生が答えた)日本の最初のペンギンは、柳井正(ユニクロ)。三浦カズ(15歳で単身ブラジルへ)・・・。
 茂木氏「問題は、君達が最初のペンギンになれるか?」東大生「リスクが大きい」東大生「東大卒業して、歌手・芸人になろうという人はあまりいないと思う」茂木氏「失うものが多すぎるの?守る事がいっぱいあるの?」
茂木氏「脳の活性化とよく言われる。自分が出来ると思わなかった事が出来ると、脳ではドーパミンが出て、一度それが出ると、脳はまたドーパミンが出る事を欲しがり、強化される。初めての事に挑戦する勇気が湧いて来る。
 ところが、偏差値教育では、リスクを伴う事を避けるようになる。論理的思考や効率の良さが強く働くようになる。勉強して論理的になればなるほど、イノベーションを起こしにくい、負のスパイラルに陥ってしまう。

 論理的も大事だが、感情豊かな人が大事。論理的だけでは、人との共感を持てなくなる。色んな事に興味が持てない。現状を打破する気合が出ない。発明・発見は出来ない。ヤンキーが持っているような感情のパワーが出ない。
 ワクワク、ドキドキするような感情が揺れ動く、少々“無謀”な事に挑み続ける事が何よりも必要。脳は自分の限界を乗り越えていく。
 笑いは、欠点・短所を乗り越える為に非常に大事。自分の欠点・短所を人前で面白くぜひ話して欲しい。
 ひらみきをとらえるのも大事。大体ひらめきというのは、散歩したり、シャワーあびたり、“リラックスしてる時に起こる”。そういう時でないとひろえない。
 脳の中で様々な瞬間にACCというアラームのシグナルが鳴っても、日常の生活ではひらめきの脳には、なりづらい。DLPFCという脳の司令塔で、無視され、ひろえないから。ひらめきと認識されない事が多い。
 ひらめきを強化する為には、“自分との対話”をしてなくちゃいけない。それが大事。
 知らない人と沢山知り合い、沢山話すといい。仲良く話そうとすると、相手の顔色を読み取る。他人は予測が付かない。予想がつかない時、その回路は非常によく使われる。
 みんな違ってみんないいと軽く言うが、個性の尊重は意外と難しい。時には傷つき、すれ違う。(番組中、茂木氏が質問した事に東大生達は分からず、突拍子も無い事を答えた生徒を茂木氏はほめる)
 自分は変われるんだというプライドを持って。プライドと言うのは、今の自分を肯定する為のものではない。プライドは、自分を守る為の物ではない。変わる為にこそある。
 ひらめきと勇気を鍛えて。日本・世界を良くする為に頑張って下さい」。
 番組後、茂木氏は「彼らにあれだけ個性があるのに“東大”とか“東大生”というブランドが邪魔をしているのかなと感じました。そういうものから、もっと自由になれば、彼らはもちろん、日本の社会もいい方向に行くのではないかと思いました」と期待したとの事。
 茂木健一郎さんは著書で、最初のペンギンについて「餌がとれるか、それとも食われてしまうのか、避ける事の出来ない不確実性のもとで、いつかは決断を下し、飛び込む──海の中に真っ先に飛び込む“最初のペンギン”がいるからこそ、群れ全体にとっての事態が切り開かれるのである」「正解は何も保証されていません。しかしいつか決断し行動しなくてはいけません。時間はもっと貴重な資源であるからです」「不確実さをいたずらに避けたり、確実な正解があるはずだと思い込む事のほうが、よほど危険である」などと記しています。
 皆さんは、教育は具体的にどうすればいいとお考えでしょうか?お考えをお聞かせ下さい。