2012年4月10日の活動

高知泊だったので、早起きして桂浜へ(視察の出発時間が早いので、桂浜にいたのは、10分弱。徹夜の翌日、6時前に起きるのは辛かったですが)。

会派視察。高知県室戸市。ジオパーク。
 こちらのジオパークは世界登録をしているが、秩父の長瀞は国内登録の状態。世界登録の必要性について聞いた。

 ボランティアのガイド(市議会議員)さんが現地を詳しく説明して下さいました。

村外の人対象の『特別村民住民票』募集を説明する高知県馬路村の村長。
『特別村民』になった人の得点は「村に来た際には、村長と村長室で村産のゆず飲料が飲める」と書かれている。

 

高知県馬路村人口000人人を切ったと今日の朝刊で報道)役場。村長さん自ら、村の現状・取り組みを説明して下さいました(以下、ご説明)。
 村には、信号・鉄道・高校・コンビニも無い。しかし、都会のまねをしない。
 合併反対を村議会で議決。
 東京吉祥寺のデパートで、村の物産展を実施。その時から、「特別村民」を募集し始めた。現在5273人(うち埼玉135人。海外50人)。どこかで、馬路村の商品があったら買おうかなという心理になる(私も今日、特別村民の登録をしました)。

後日送られて来た特別村民証と村応援団員証

(小さな字も読んでみて下さい。笑えます。行政の文章とは思えない(^^))

 

 『巨人・大鵬・卵焼き』ならぬ『シャネル・ヴィトン・馬路村』でいこうと(本当に村の資料にそう書いてある)、木の商品ブラント化をした。(木を使ったバックは素晴らしいと思いました。狭山市周辺の三富新田の雑木林や、飯能の西川材の活用の参考になります)

 

『シャネル・ヴィトン・馬路村』と書いてある村の資料


高知県馬路村の村長さんと地元木材を活用した物産館で。
木を使ったバックは素晴らしいと思いました。

 

 失敗しても一番先にやる。(村内でバラは採れないが)温泉旅館で“バラ風呂”を実施。食事の客単価が上がった。馬路村がそれでうまくいって、他が「風呂に他のものをうかべてみよう」としても、うまくいくものではない(以上、説明)。

馬路村農協、ゆず加工工場を見学。
 ここだけではないが、来訪者への案内板が墨で書かれたもので、あたたかみがある。立ち入り禁止のところに「この先は何もありません」と書かれていたのは、笑ってしまった。

高知新聞の記者さんと意見交換。
夕食時も、村長さんが宿泊施設にみえ、長時間お話下さいました。