2011年9月13日の活動

県信用保証協会常務理事さんなどからお話を伺う。
 県の制度融資における中小企業の保証料負担額を維持する為に、信用保証料の補給制度の創設をとの要望。
 国(日本政策金融公庫)の融資の保険の赤字4359億円、県247億円(昨年度)。
 融資総額全体のうち(借り換えなど)条件変更は1/3。債務不履行は3%。デフォルトしやすくなっている。
 バーゼル3(国際的な銀行の健全性維持の為の自己資本規制)の影響が地方銀行にも出て、貸し渋りになっている。

県電業協会長・副会長さんからお話を伺う。
 計画停電時、県警から信号機を点灯させる為に発電機を無償提供の依頼があり、応じたとの事。県内信号機中、148機がバッテリー内臓型。
 県内の道路照明が劣化により震災で落ちた事例が。
 総合評価方式の問題点について質問し、1抜け方式を県でも多く導入をとの事でした。

県バス協会専務理事さんにお話を伺う(会長は西武バス社長)。
 さいたまカーフリーデー2011イベント 9月17・18日。
 震災の時には、双葉町民の避難輸送をバス協会が半分負担して行ったとの事。
 私から乗合バス利用者の減少状況について質問させて頂いたところ、昭和43年は2億6千万だったが、平成21年には1億8千万。
 バス停留所接近表示システムの普及についても伺いました。
 排気ガスのNOx規制が群馬・栃木県などは無いので、安いバスで済み、入札金額が低くなるが考慮をとの事。
 コミュニティ・バスの検討については利用者が会議に参加しないと、との事。

県医師会長・事務局長・課長さんなどにお話を伺う。
 看護師不足について、国の5年に1度の需給見通し資料で、全く充足しないと言う見通しだった(県-23年930人不足→27年1090人不足)(人口10万人あたり看護就業者数)。
 医療再生機構で2100億円を各県単位で使うが、救急・周産期病棟で使うとの事だが、ソフト事業でも活用を。
 団塊世代の医者が定年になるが、就職先がない状況。
 女性医師・看護師が子育て後、再就職に不安があるので、再研修をしてもらえるように公的病院協議会に話をしているが、そこでやって頂ければ。
 私から診療報酬体系について質問させて頂いたところ、准看もカウントして頂きたいとの事でした。

県内衆参議院議員秘書の方々と意見交換。

県浄化槽協会理事長・事務局長さんにお話を伺う。
 水質BOD検査実施率、埼玉は6.5%と低い。

県建設業協会長・県建設産業団体連合会長・県建築士会長など12名の役員の方にお話を伺う。
 分離分割発注の推進。地域要件の適切な設定について。
 県内建設業者の技術Aランクは1社も無い。Bランク3社あるが、B単独の工事はない。
 県と災害応援協定の関係のある建設業協会からみた今回の震災の教訓についてお聞きしたところ、建設業協会として教訓を会議で検証しているところだが、1回目の会議では、通信回線が通じなかったので衛星回線電話を使う事の検討と、渋滞で現地に行けなかった事があげられた。また県に震災翌日、応援できる事を伝えたが、その後連絡がなかったとの事。

日本建築士事務所協会連合会事務局長さんにお話を伺う。
 建築CPD(能力開発)情報提供制度の活用。
 入札の参加条件について。県内の市町村(狭山市のとなり)で「一級建築士50名以上を有する事務所(都内にしか無い)」という過重な入札条件を付けた公共工事があり、結果、募集は1社だけだったとの事。
 私から災害時においてお聞きしたところ、建築士事務所協会では被災度区分判定を主にやっているとの事。

県議と意見交換。
会派HP更新作業。
市民要望2件対応。