2016年1月26日の活動

0126_01今朝、狭山市から見た富士山です(手前は入間基地)。
あなたにとって、今日がいい1日になりますように。

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【ガンバ大阪社長】さんから『募金でスタジアムを建設』した経緯について、お話を伺いました。

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 2012年4月、募金活動開始。募金がまだ集まっていない中、13年12月スタジアム建設開始。
 試合開始3時間前から募金開始。社長も90分間募金に立ち「募金のおじちゃん」と子供達に呼ばれた。控え選手も募金に立ち、30分間で50~60万円集まった。ガンバ後援会として街頭募金も実施。
 15年9月、スタジアムを市に寄贈。指定管理をガンバにする事を条件に(48年間)。
 指定管理など維持管理・大規模修繕の費用は、市の支出ゼロ!

募金でサッカースタジアムを建設しようと思った気合いがスゴい!
 募金額、個人募金6億2千万円(3万4千人)。法人寄付100億円。
 5万円以上募金した個人(1万人)・企業の名前を、スタジアム内にネームプレート掲示(写真)。
 建設費140億円。

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スタジアムの竣工式に、募金者6300人が参加(起工式には800人)。
 募金した人も、感動したでしょうね。

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建設中に募金者対象の工事現場見学会も行われたようです。
当時の募金団体HP 寄付についてーご寄付いただいた方へー|みんなの寄付金でつくる日本初のスタジアム!

スタジアム外観は、選手が肩を組んでいるイメージ。

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 太陽光発電504kw、パネル2100枚。
 4万人収容。うちVIP2千席。ホームのゴール裏に1万席を確保する為、ホーム側だけ造りが違い(VIP席無し)、割高に。客席からピッチまでの距離、最小7m。日本初の全LED照明。電気製品は全てパナソニック製(そりゃそうだ)。飲食店30店舗。
 2013年J2降格。このスタジアムにして、天皇杯で優勝した奇跡のスタジアムとの事。(^^)

 ピッチの芝生に十分、風を運べるように、観客席下にスタジアム外からの風の通り道を造った(写真下)(埼スタにこの工夫が欲しかった)。

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 スタジアムを丸くせず、四角く造ったのも、費用の縮減。国立競技場の当初案のように丸くしては金がかかる。
 工場で建設資材を作り、工期短縮。徹底した効率的建築方法。
 「民間ならではだな」と感心しました。

選手の控室。ホーム側には、シャワーだけでなく11人が入れる風呂があるが、アウェイ側には風呂は無くシャワーだけ。
 ハーフタイムに風呂に入るとすると2分との事。

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 (以上、吹田スタジアム。明日は花園ラグビー場についてお伝えします)

大宮アルディージャ本部長さんに伺う(夜も)。
 現在のNACK5スタジアムは6~7千人が立ち席。AFCの基準では立ち席をカウントしない。J1では半分以上の試合が満席になり、観たくても観られなくなる。
 客席の大規模改修や新たに建設する場合、客席を全て屋根で覆う規定になっている。