2013年11月10日の活動

市綱引き大会(智光山)。

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 大会を運営するボランティアさんだけで100人弱いらっしゃり、他にも各小中学校の先生方が関わっている。ありがとうございます。小中学生が円陣を組んで気合いを入れたり、応援したり、大変盛り上がっていました。(各学校のチームを回らせて頂いた)
 学校によっては練習時、ホンダの綱引きチームをお呼びして、綱引きの手本を見て、やり方を習った所もあると、校長先生に教えてもらいました。
 綱引きの競技専用マットは50万円くらいするらしいが、会場は3レーンあって1レーンしか競技用マットでなく、前から市の幹部は見て知っているのに、何とかしようと思わないのだろうか。教育委員会指導課長や市議にその事を話した。
 靴は綱引き専用のがあり、1万円以上するそうで、学校によっては、親父の会が購入し、生徒に貸与しているとの事。グリップが全然違うとの事。

さやま大茶会(県営稲荷山公園)。
 お琴・尺八が無料で聴ける贅沢。お陰で心が静かになりました。

大茶会の会場では、お琴・尺八が無料で聴けました。
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新潟県津南町教育長・町議会副議長に挨拶。
市文化団体役員さんと意見交換。
入間市議と意見交換。

エネルギー自治 講演会(有楽町)。
①バイオマス発電について、岡山県 真庭市長と事業経営者が講演。
 岡山県内の3市町村の市民で、人口減少を何とかしなければと勉強会(真庭塾)を1年間で15,6回行った。1万キロワットのバイオマス発電は、一事業所では出来ないので、9団体が出資して、真庭バイオマス発電株式会社を設立(資本金2億5千万円、うち市出資3千万円)。2015年稼動を目指す。電力販売をやりたいが、現在の国の規則では個人には売れない。(97年から銘建工業ではバイオマス発電を行っている)
 森林組合は補助金頼みで、それまで収益事業をやった事が無かった。山の売買が国内では、ほとんど無い。間伐補助金の単価が高く、山を買ってリスクを取ろうとしない。補助金中毒になっている。丸太を洗うが、市場に出ない。今の林業政策は、やる気だった人の気を無くさせる。そこで、乾かした木材チップを、5円でなく8円で買おうとしている。
 真庭市では、農業ダムの所で、小水力発電出来ないか、予算をつけて調査している。真庭市の電力は、再生エネルギーで、まかなえるように出来ればいいと思っている。
 生ゴミの分別収集を一部地域で試験的に始めようとしており、し尿と混ぜてガス発電を行いたい。
 真庭市のバイオマス見学ツアーは年間2千人。観光資源になっている。
 (真庭市の湯原温泉には、『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになった所がある。
 “湯けむりドック”と名付けた人間ドックもやっている所がある)

②国の再生可能エネルギー買い取り制度の価格算定委員長の植田 京都大学教授の講演。
 再エネは新しい考え方ではない。昔からあった。バイオマス事業は40件以上の申し出がある。買い取り制度によって、マインドが変わった。ソーシャル・イノベーション(社会の変化の起爆剤)。北海道は再エネの宝庫。経団連は買い取り制度を廃止しろと要望を出している。政治問題にも関わる。私は再エネを育てたい。
 国のどこでエネルギー政策が決まるのか分からない。茂木経産大臣にどうなるのか聞いても「分からない」と答えた。

③一橋大学教授から、ドイツ・オーストリアの取り組み報告。
 ドイツ マエンハイム村で村民が出資して木質発熱施設。村の9倍の電力で、売り上げ約13億円を公共サービスなどに利用(冬場は電力が足らないが)。
 (バイエルン州)グロスバールドルフ村ではエネルギー協同組合を設立。
 オーストリア。1980年、原発禁止法可決。再生可能エネルギー量は、ヨーロッパでトップ。2010年段階で61.4%、現在70%を超えている。
 ケッチャハ・マウテン市。小水力発電が盛んで、その為に人工貯水湖を整備。1886年から始まった(明治時代)。市の2.7倍分の電力。熱エネルギーは3割が自給出来ていないので、バイオマスガス発電で完全自給を目指す。

④長野県飯田市が97年から進めて来た環境推進計画。市民で出来る事は何か。NPOが地球温暖化対策の為にエネルギーの地産地消を行う。おひさま進歩エネルギー社長さんが講演(著書『みんなの力で自然エネルギーを』-購入しました)。
 ファンドは6つ。12億円出資(市民出資3億円)、2億円銀行融資で、合計20億円の資金。
 北海道下川市(旭川から北へ車で30分)では、森林未来都市しもかわを提唱しているとの事。
 講演会終了後、岡山県真庭市の銘建工業社長さんに個人的に、林業政策の現状についてお話を伺いました。

狭山に戻り、教育関係者と会合。