2011年10月5日の活動

県議会一般質問。
 きょう北堀議員さん(秩父市)が質問なさった『医療クラウド・コンピューティングシステム』(患者が他の病院で診察などを受ける時、電子カルテによって検査データも含めて以前の病院の診察情報を得られるようにするもの)については、昨日見ていた加須市から頂いた来年度予算要望書に書かれていた(地域医療再生計画による地域医療連携 加須市 要望)。当然これは狭山市を含め全県的にメリットのあるテーマだ。今後これを進めていきたいと、同期の県議と話した。

 入間市役所から会派に頂いた県の来年度予算要望書で、狭山市も含めた『所沢地区の小児二次救急医療体制の再構築』については、市議時代も取り組んで来ましたが、狭山市保健センターに現状確認の問い合わせをしました(狭山市HPでの説明)(『二次救急』とは、入院治療が必要なほどのレベルの救急)。
 その後、県医療整備課副課長にお会いし、県内の状況を確認。
 資料:県内各地区の小児救急の受け入れ病院 (狭山市は所沢地区)
 上記資料で、○が書いておらず、網掛けがされているのは、その地区では、その曜日に、どの病院も公式には小児二次救急を受け入れる事を表明していないという事。
 ご覧のように、残念ながら所沢地区が県内で一番遅れている。ただ実態としては、1次救急(外来のみで対応可能な治療)と2次の間、1.5次救急は所沢市民医療センターが受け入れており、防衛医大がバックアップをしているとの事。それを公式に表明しないのは、“コンビニ受診”が社会問題化しており、病院が「受け入れますよ」と表明してしまうと、救急でどっと来られる事を心配する為。
 副課長さんの話では、現在狭山市内の病院に、埼玉医大の医師を派遣出来ないかお願いしているとの事でした。
 (2次救急病院には、1日約6万円を補助しているのですが)副課長さんには、他の県の取り組み(基準額加算)を調べて頂きたいとお願いしました。また報告します。
 市町村からこのような県への要望は、文書で回答は無いが、会派が市町村の要望を特に取り上げれば、文書で回答が来るとの事なので、この項目は、会派としての要望に入れたいと思い、会派内で提案しました。
農林部副部長。
 過日報道したお茶の放射性物質『検査済みシール』を今日から、検査の終った鶴ヶ島・日高・川越・所沢・入間の12のお茶屋さんに配布を始めた。今後調査が終った所から配布をしていくとの事。飲用茶を調査するかどうかは、まだ検討中との事。


自民党県議と意見交換させて頂く。
市民要望2件回答。