2013年9月25日の活動

商店街訪問。商店主と意見交換。
元自治会長と会合。
商店会長と会合。
狭山市役所、商工振興課長。商店街からの相談打ち合わせ。
埼玉県医師会長に“医師不足”対策について相談(浦和)。県議会会派 医師不足対策プロジェクトチーム。
 「県議にお願いしたいのは、医療圏を広域・拡大にしてもらわないと。輪番制病院が1個しか無いなんていう医療圏がある。エリアを東京圏に。ただそれでいいのかという問題もある。医療圏は機能していない。県北部地域の人は群馬の病院に行くが、群馬は好意的。東京に行くのでなく、埼玉で診てもらいたい人が増えれば、医師数も増えると思う。
 人口の東京一極集中が今後も進む中、どうなるかも気になる。
 診療科目の需給ギャップは、一番大変。県全般で考えるか、地域で考えるか。ベット数もそう。
 女性医師の復活を。公的・私的病院協議会は50ある。勤務時間をフレックスにして。

県議会会派で調査会社に依頼・作成した資料。

 (会派が調査機関に依頼・作成した資料で)埼玉県内の通院経験者で病院に不満がある人が30%いるとの事だが、待ち時間は、電子カルテが導入されてからは短縮されているが、まだ不満なのかも知れない。
 日本医師会では社会保障国民会議で、大学病院に医師の紹介書無く通院すれば1万円案を提案した。大学病院通院患者の90%は再診。1万円案というのは、よっぽどの事をしなればという事なんだろう。韓国は行っている。地方自治体では難しい。確か尾鷲市では、産婦人科医を守る会の運動があった。
 大学の医局制度には、まず戻せないと思う。東大・横浜市立大学の麻酔科医は、ローテーションをうまくやっているが。
 1・2・3次救急の区分けを誰がどこで、しているのか。区分けが正確ではない。脳外科・心臓外科などは広域化。今日はどこの病院が対応しているというやり方がいい。
 大変なのは、受診構造。例えば子供が熱が出た時、♯8000に電話した人の90%以上は、病院に行かず、電話で済んでいるので、そうやって受診しなくて済むようにすべき。♯8000の大人バージョンを検討中。
 2次救急施設が減っている問題。一番は医師不足。専門分化し過ぎて、医療事故の心配もあり診られないという問題。2番目に救急医療で採算が取れない事。多くて5,6万円で、医者・看護師2人では合わない。地域の救急4病院で全ての課があるようになれば。
 救急車の利用について。県民に理解を促す活動は必要・有効。
 我々の総合医局機構は動き始めた。メリットはローテーション出来る点。昔の医局はそうだった。人材派遣会社では根無し草になる。過疎地の問題も多少解消される。短期間なら過疎地診療してみたい、総合医を経験してみたい人はいる。
 人口10万人あたり日本は医師220人。もともと150人いればいいと言われていた。医師過剰時代と言われた時もあった。欧米は230。ドイツは300と目立つが、医者が余っている。
 総合診療医みたいな医師がいたとしても受け入れの病院の問題がある。
 昔の時代に戻せばいい。当直医は1人だった。患者もそれを了承した。
 赤ひげ大賞を日本医師会が創った。
 悪い部分が欧米化した。適切な受療構造の推進が大事」(以上)
 会議終了後、県医師会事務局長と意見交換。
県議と会合。八ツ場ダム建設・介護についてなど。
県庁。決算委員会準備。
(終電で帰宅)