2013年9月21日の活動

東中学校体育祭、開会式。
民主党埼玉県連常任幹事会。
 組織局長として、党員・サポーターさんから頂いた参議院選挙を経て民主党に対する意見アンケートの中間報告。自由記述を272通頂いております。今月末まで。
会議終了後、前衆議院議員・前参議院議員と会合。

拉致問題を考える埼玉県民の集い(浦和。埼玉県主催)

拉致問題を考える埼玉県民の集いで挨拶する上田知事。
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 上田知事「田口八重子さん(川口市)は、拉致によって人生で最も尊い時期を失っている。
 昨年12月、飯塚 拉致被害者家族会代表から署名を県として集められないか相談があり、県内自治会長にお願いをして、署名が全国で1000万人を超えた」

拉致被害者家族代表 飯塚繁雄さん(埼玉県川口市在住)からの話。
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 飯塚繁雄 拉致被害者家族会代表(田口八重子さんの長兄)「上田知事の声がけにより、埼玉県で74万人の署名(産経新聞)が集まった。上田知事はバイタリティがある。
 この集会は何回も行っているが、経過の報告ばかりで残念。何人の生存が確認されたとの報告も無い。
 後が無い。
 特定失踪者について、来年の3月までに国連は報告書をまとめると言っているが、待てない。
 田口八重子の姉が今年9月8日に亡くなった。待ちきれずに残念。恨みみたいなものも感じる。元気なうちに会いたいという気持ちが強くなった」
 荒木和博 特定失踪者問題調査会長「先日国会で、拉致実行犯の摘発はどうなっているのかと警察に質問があったが、一生懸命やっていると言うだけで、結果を出していない。逮捕されたスパイは1人もいない。北朝鮮国内にいる犯人は国際指名手配されているが、日本国内で拉致に協力したり、今でもいるであろう人を。名前も分かっている人がいるのに。時効は成立していない。分かっていて隠しているか、分からなくて恥ずかしくて隠しているかどちらかだ。警察官の中で現場は一生懸命やっている人が大部分だが。警察の上のほうの問題で、拉致されなくて済んだ人もいたはずだ。
 北朝鮮から来た者だけでは拉致は出来ない。川口市内にもそういう組織が間違いなくあったはず。
 小泉政権下で、拉致問題の動きを止めようとして、被害者のDNA鑑定を偽造し、海岸で亡くなっていた方を拉致被害者だとした。警察だけでこれは出来る事ではない。
 北朝鮮は、自分の国民を餓死させても平気な国。
 拉致問題を1人でも多くの方に伝えて頂きたい。この連休3日間も家族会の皆さんは全国一斉活動をしている」
 田口八重子さんの長男、耕一郎さん「母親と1才で離れ離れに。母親の存在を、就職の時、戸籍謄本で知った。大韓航空機撃墜事件の金賢姫の教育係、李恩恵(リ・ウネ)が田口八重子である事を埼玉県警は認めた。
 平成14年9月、北朝鮮が母を死亡と発表したと告げられた時、育ての母親は、八重子さんに何とか育てたよと自分を渡したかっただろうに、電話口でごめんねと泣かれた。私はその時、人生でこれほど泣く事はないんじゃないかと思うほど泣いた。
 拉致被害者の一部が帰って来て11年。日本政府の対応はあまりにも遅い」。
 特定失踪者ご家族の方6名が壇上で話されました。荒谷 敏生、佐々木 正和(旧 大宮市宮原。27年前)、佐々木悦子(当時、埼玉銀行勤務)、高野清文(37年前)さん。
 藤田進(川口市、37年前。現在57才)さんの弟、隆司さんからは「日本政府は、拉致被害者はあと12名だと世界に発信して、拉致を矮小化している。国連は昨年8月、藤田進を1ヶ月の審査で拉致だと受理。北朝鮮は国連に返事をする義務があるが、返事がない。普通はすぐ否定をするのだが。
 来年3月、国連調査会(COI)が拉致被害者が何人いるか報告書を発表する。
 警察庁に情報公開請求したところ、拉致の可能性があるのは862人との事。拉致でない人もいるだろうが、拉致も相当数いる。
 親は、拉致の可能性があると報道されるまでの27年間ずっと、自分の育て方が悪かったから出て行ったと思っていた。
 日本政府を動かすのは、世論の力」。
 横田滋・早紀江さんからのビデオメッセージ「拉致被害者は、皆様のお子様だったかも知れない。たまたま私の家族だった。
 拉致問題が解決しなければ、日本の国は、国民の命を粗末にすると思われる。
 小学生が募金に協力し『ぼくのお小遣いだからね。がんばってね』と言われると涙が出る」
 埼玉県立高校教諭「教育の中で拉致問題は、まだタブーの部分がある。
 教員で拉致のバッチを付けている人を見た事がない。
 私達大人は頭で考えてしまうが、子供はハートで動くので、拉致について学習をしたのは1年前だが、今日も会場に(高校生が)来ている。
 高校生アンケートに『拉致は、いじめと同じで、知ってしまった以上、無視する訳にいかない』と書かれていた」
(集会は以上)

来場者全員で「ふるさと」を歌いました。拉致被害者家族の方が、歌いながら涙されていました。
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 昭和63年、参議院で、梶山国家公安委員長(当時)が、日本海側でのアベック失跡事件について「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と、日本で初めて拉致について答弁した「梶山答弁」から25年を迎えた今年3月、衆議院議員会館での集会を収録したDVDを今日購入し、見ました。

横田早紀江さん(埼玉集会でのビデオメッセージより)。
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 横田早紀江さん「私達は毎日毎日子供の命が問われている。どうなっているのだろう。本当に大丈夫なんだろうか。目が覚める度、寝る時に思う、切羽詰った想いが日々続いている。人格も人生も全く変えられ、向こうで監禁され、あちらの思い通りになる為に、私達は育てた訳ではない。日本の国に生まれ、明るく育てた。それが、何も出来ないような、声も出ないような、毎日『まだ助けてくれないか』と思っている姿しか思い浮かべる事しか出来ない。無視されたまま36年目を向かえ、こんな国って本当にあるのでしょうかと思う。1人1人の命でも、何とかして取り返す計画を立て、取り返す事が国の誇りであり、責任。それが当たり前だと思うが、何も動いていかない。
 大事な命を1日も早く助けて下さい。
 私達は、名前を出して、顔を出す時から、危険ではないのか、危ない事はやめようと意見が出る中、家族で3対1で分かれたが、決断した。最後まで頑張りたい。
 日本の国の為にも、あの国は助けるんだなと世界から思われるように。1人1人の命を大事に思って下さい。よろしくお願い致します」
 藤田隆司さん「警察庁が拉致の可能性を認めたのは862人となっているが、実際には2,3倍拉致されているのではないかと思う。
 小泉首相が訪朝した以降も、拉致された人がいるのは、日本はなめられているとしか言いようが無い。戦争に等しい行為」
 荒木 特定失踪者調査会長「この10年間で拉致と認定されたのは2人だけ」
 救う会埼玉代表「平壌にある各国の大使館(約20カ国ある)に拉致被害者の情報開示をしているのか。何かあった時に大使館に逃げ込む」
埼玉スタジアム。浦和レッズ×ヴァンフォーレ甲府戦観戦。
県公園スタジアム課。先日鹿島スタジアムでの視察報告と、埼スタの電光掲示の改良について。
浦和レッズ ホームタウン普及部長さんに挨拶。
他会派県議と意見交換。
狭山に戻り、自治会長と会合。