2018年2月27日の活動

県庁。
会派会議。      
他会派県議と意見交換。
少子政策課長。
障害者支援課。
県民相談。

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脱原発のドイツに学ぶ『ミランダ・シュラーズさん来日講演』(渋谷広尾)

 

 

日本のほうが、原発ゼロは、近い。日本は4基、ドイツは7基。ドイツはいつも太陽があるわけではない。
 自然エネルギーが安いから、原発をつくる意味が無い。

 

原発安全対策は、ドイツでは環境省(1986年原子力安全省設立)だが、日本は経産省。

 

ドイツで初めて脱原発が公約となったのは98年。2000年に法制定。

核廃棄物処分場の反対で、線路の上で寝て抗議。

ベルリン議会前のデモは200~300万人

タイミングが大切。

 

 

エネルギーの倫理委員会に、原発会社の人はいない。原発が安全とは言えない。(『安全なエネルギーの為の倫理委員会』)

 

倫理委員会で、原発事業の社長に質問「孫はいるか?次の世代を考えているか?」

 

 政治家の役割は市民を守る事。メルケル首相「2020年までに原発をやめる」と決定。福島原発事故当時、原発17炉中、8つを停止。

 最終処分の倫理委員会では毎月公開セッションを行い、7万5千人に電話し、参加を聞き、350人が参加。

 

 

高速増殖炉をチェルノブイリ事故があり、運用しなかった(米国もやめた)。建物を再利用して、遊園地・ホテル・レストランにし、働いているのは3千人。原発だったら30人だった。

 

エネルギー転換は、下から挙げられた議論。自然エネルギーを持っているのは、一般の人。風力発電の保有者は、地域の住民。
 脱原発しながら、2050年までに80~90%削減する計画(1990年比)。
 2030年までに自然エネルギー45%。

 

 誰も庭には最終処分は欲しくないが、私達は変えたい。分かっているのは、原発を稼働すると問題が大きくなる。電気をどう使うか選ぶ権利がある。原発問題を生命倫理・エネルギー倫理としてとらえる生き方をしている。

 

 講演終了後、ミランダさんに個人的に少しお話を伺いました。

 

 

講演参加者と会合。