2013年6月11日の活動

市内不動産業者さんと意見交換。狭山市の今後の開発のあり方について。
県庁。
会派議案調査。
【6月県議会で議論される内容】
・消費税率引き上げが予想される来年4月から、県は住宅ローン控除額を増額する。
 現状、所得税の2%(最高3万9千円)→2.8%(5万4600円)。
・“救急患者たらい回し”対策
 救急車にタブレット端末を配備する事により、診療科目ごとの症状に応じた救急患者受け入れ対応の可否情報の検索が可能になる。経費節減にもなる。
 (現状は印刷したものを救急車に置いて、限られた地区の情報しか持ち出す事が出来ていない)
 重症患者の病院受け入れ照会4回以上の件数を減らす。埼玉では現状2410件→1600件への減少を目指す。(この取り組みにより、佐賀県では、受け入れ照会4回以上件数が3割減少した)
・県がNPO法人を指定する条例。基準:NPOへの寄付金が運営費の10%はある事。県・国の事業を行っている事。今回3団体を指定。
・高齢者の悪質訪問販売対策の啓発機材を購入。2089万円。
・関越でのバス事故を受け、衝突被害軽減ブレーキを搭載したバスの自動車取得税を控除。
・青色回転灯車でのパトロールの為、102人を雇用。
・性犯罪防止の為、駅周辺を警備員が巡回。
・自転車ヘルメット普及の為、大型店で県がイベント実施。アンケートに答えた方に抽選でヘルメット1400個をプレゼント。その方に普及のPRをして頂く。
・病院の耐震補強工事費。埼玉医科大学(毛呂山)と小川日赤。
・農業法人(県内574法人中、設立10年以内の160法人)で失業者20人を雇用。
・非営利で動物の譲渡等を行っている団体も県に届け出をする事に改正。所有する犬猫の数を届け出。

【以下、今回の議案について個人的に詳しく調査し、意見を言う】
総務部調整幹。
・県職員給与7.8%削減を実施しない予定の県は?東京・愛知・大阪(現時点で判明している県。東京は財政が豊かで、国からのお金をもらっていないので、自由に出来る)。
 それ以外に、既に給与削減を実施している県は、新たには削減しない。
 他県の動向で、香川県は交付金を削減されているが、人件費を削減しないとの事。
 高校教育指導課。
・高校生と企業のキャリア教育橋渡し事業。3780万円。
 私から「現役の高校生には担任・進路指導担当の先生がいらっしゃるので、高校卒業生で就職出来ていない人を支援する事業にもして頂きたい」と申し入れ。
・小学生の職業体験
 私から職場体験を受け入れる民間企業に謝礼は出ないのか質問したが、出ないとの事。いくら次世代の育成とはいえ、行政がやる場合には給料が出て、民間の場合、菓子折り1つ出さないのは、厳しい経済情勢の中ではおかしいと発言。
商業・サービス支援課長。
・観光PR映像を鉄道会社とタイアップし、7路線各5種類を電車内モニターで流す。
 私からは「特に他県に乗り入れている電車でのPRを重視して頂きたい」と発言。
アニメを製作して埼玉の観光PR“Four Seasons”(HPで映像が見られます)。
 産業拠点整備課。


川越駅西口に建設中の県の公共施設。

・川越駅西口近く(地図)に建設中の県西部地域振興ふれあい拠点施設。
 私が県議になる前に計画が決まっていた事業だが、狭山市駅西口開発と同じように、大きな敷地の大方を公共施設で埋める手法。総事業費160億円(うち県が70億円。残りは川越市)。公共施設が先に出来て(多目的ホールは700人収容)、民間施設は平成27年3月オープン予定。スーパー・健診所・電気店・保育所・インキュベーションルーム(貸事務所)が入る予定。
 私から担当者には、県の各事務所が駅前に集積されるのなら、その分事務所への県民利用率向上を図って頂きたいと申し入れ。

警察本部主席調査官。県警生活環境課長補佐。
・県内主要駅での女性への水商売勧誘付きまとい行為の規制について。
・女性に高収入を謳い、アルバイトを紹介するサイトの広告をよく見かけるようになったが、水商売で働く事のハードルを下げる事にならないか問題提起させて頂いた。水商売が悪いとは言わないが、その仕事をやっている女性が、母子家庭となって苦労している相談が多数寄せられているので、気になる。

東京電力労組役員さんと会合。今後の原子力発電所の視察先について私から相談。
党県連幹事長と意見交換。
 県民が気になっている国の政策(原発・憲法・格差社会など)について、埼玉県連がどうとらえるべきか私から提案。物別れに終わる。政治は仲良しクラブではないので、こういう事もある。
UAゼンセン労組訪問。
山根参議院議員事務所。
前衆議院議員と会合。労働組合役員と意見交換。
党県連代表 大島衆議院議員に談判。原発政策について。
県庁。県議と意見交換。
(終電で帰宅)