2020年5月8日の活動

 

「『東松山・白岡市の【自宅待機】で亡くなった2人』が、この公共施設に入れていたら、助かっていたかも知れない」県庁の中で、何人の職員が、そう思えているでしょうか?
 『国立女性教育会館』(埼玉県嵐山町)の周辺に住む県民の方でさえ、私の所にも4月の時点で、ここには「バス・トイレ付の個室が98室ある」と連絡を下さいました(トイレ付のみが他に62室)。6月上旬以降 稼働との事。
 なぜ民間ホテルのほうが早く、公共施設が遅れるのか。『公共の存在意義』が今回のコロナで、国民の命が失われるレベルで問われている。

 

『事業仕分け』で、この施設は、問題になりましたが、やはり仕分けるべき施設だったと思われても仕方がないという事か

国立女性教育会館の事業仕分けに見る、《箱モノ設置主義》に席巻されてきた男女共同参画政策の限界-Hatena Blog

 

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今年、県庁は【税金の徴収】をどうする気でしょう?そして、結果として、どの程度の『税収』になりますか?
 ⬇以下に私が記したものは、県庁の部長などと打ち合わせた際に、提示したものです。
 同席した職員の1人は、この問いに「今のままだと、自殺者はリーマンを上回ってしまうかも知れない」と言ってくれました。
 来年使わせて頂く税収が限られている事が分かっている以上、今ある社会資源を活かさねば、救えるものも救えません。今あるのは、①『大量の売れない食料品』です(学校給食だけでなく、外出自粛で)。その食品を出来るだけ、活用出来る環境をどうすれば早急に確保出来るか。今日も担当職員と打ち合わせしています。
 もう1つは、②昨年頂いて今年度コロナが無ければ使う予定だった県予算1兆9千億円です。県庁は、予算の組み換えの検討を行っていますが、後に述べる具体策を、昨日時点で検討しておらず、別の打ち合わせをしていました。
 私は努力の度合いは問いません。しかし、問題意識が違っていると、県民の傷口が広がってしまいます。
 ⬇この問いに、多くの県庁職員は「具体的には言えません」と答えるでしょう。しかし、私が欲している答えは、数字よりも「このままではヤバいので、なんとか仕組みを考えないとと思っています」です。担当職員の1人は、⬇これを受けて、3月時点でどれほど食品を活かせず、県内で処分したか調べようとしています。全体が見えないと、(今の延長上で動くだけで)目標を間違えます。

 

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【コロナ対策 知事への提言】
 私が作成し、県議会としての知事への提言文となりました。1議員の意見でなく、県議会として出せるのが、ありがたい。私が知事への提言文を作成したのは、知事などと直接やり取りした事以外で、6度目。
 県内63市町村で、フードバンクがあるのは、21。21と言っても、1つでその市内を網羅している所はほとんどありません(越谷市以外は、行政が関与していないので)。県庁にはそれについての計画も無いし、作る考えもありません。今日も私は、現場の複数のフードバンクと打ち合わせをさせて頂いておりますが、今日時点で県庁は、⬇以下に記した予算の検討をしていません。明日・あさっては、また休日…。 

 

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《仕事の『怖さ』》
 自分が判断を間違えると、
 自分が たずなをゆるめてしまうと、
 死んでしまう人や、困る人が、増えてしまう。
 私はそれが【怖い】。
 その『怖さ』が、県庁職員にあると感じられる事が少ないのが、恐ろしい。それは気持ちの表し方ではなく、着眼点と、具体策で。
 その怖さは、私は『コロナ』が起きる前から、県議になる前から、
 特に『児童虐待』の相談を本格的に受けるようになって(10年前)、『怖さ』は、より増している。最初にそれを思ったのは、市議に立候補する事になった時。そして市議になった1年目に『ダイオキシン』問題に たずさわらざるを得ず、怖さは表面化した。あの時も、県庁は動かなかった。
 まず「足りてない」と思えるか。相手が『声をあげていない』事は、やらなくていい理由にならない。声なき声を感じないと、判断を誤る。「今やろうとしている以外の方法で、効果的な事があるのではないか?」と、常に自分を疑う。各分野の最先端の専門家と つながり、知恵を更に絞っていかないと、先進事例がある訳ではない。
 (県庁からの終電。満月(昨日)を見ながら、そんな事を考えていました。
 どんなに離れていても、地球からは月が見える。見えない日にも、つながっている。月を見たら、思い出して頂ければ☺

 

 

『【ぬるま湯】体質から脱け出す』方法
 湯船に入ったら、湯船から桶でお湯をくんで、そのままにしていると、どうなるかが、ぬるま湯体質脱却の答えです。
 自分は湯船に入っていて湯船が冷めるのには結構な時間がかかるので、困りませんが、桶にくんだお湯を使おうとすると、すぐに冷たくなってしまって凍えてしまいます。困っている県民は、ずっと冷たい湯船の外にいます。大きな組織(湯船)から、人(水)を外に出し、そこから(客観的に)指令を出さないと、ぬるま湯の中では、判断を間違っていないか検証する気さえ起きません。
 そういう時、県庁職員がいう言い方は「県としては…」。それは『お客さん目線』では、間違いなく、ありません。税金で私達は、ご飯を食べれているのに。(県庁という組織のお風呂は、冷める事のない『24時間風呂』なのかも知れないと、話していて思います)
  (お風呂に入ったら、県庁職員ではない皆さんも思い出して下さい☺ この事は、行政に限りません)

 

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『【フードロス】を救う事で、人を救う』
 食料品は、予期せず消費が減っても、前もって作っているので、生産をその分、止められません。
 写真は、コンビニ5店舗の取り組みなど。
 まず、国内で・埼玉で、どれ程の食品ロスがこれから出そうなのか。そして、それをボランティアだけで対応するのは、不可能なので、どうするか。今夜も専門家と相談しています。

 

 

 

 

「県庁などがコロナの【自粛要請】をした事によって、自粛が無ければ得られた『県民の収入』は、総額どのくらいになっていただろうか?」
 そこには、固定給ではない県民1人1人の暮らしがあり、失業・廃業に影響を与えている。
 「収入減で暮らしていけなくなる人や、失業する県民は、今後何人くらいになるか?」
 『今までの県庁のやり方の延長上』では、県民が困ったままになるという事。

 

 

先月の失業は、米国で『戦後最悪』。割合で10%悪化との事。