2021年6月27日の活動

 

オリンピックの『延期・中止』を求める県民からの議案(請願)が、あす(月)県議会で審議されるにあたり、これまであまり報道されていない観点で、課題をまとめて(コメント欄も含めて)お伝えします。
 まずは昨年、開催を今年夏に延期する事を判断した当時の総理に科学的根拠は何も無く、今年秋にする事も可能でしたし、JOC会長は来年2022年の開催を当時総理に薦めたという事です(⇩詳細ネット記事)。
 五輪の感染対策は、世論によって具体的にやっと改善されています。延期して1年以上時間があったのに。厳しい専門家の視点での対策を取り入れない。昨年複数回、空港検疫の職員と電話で話していて、検疫職員が悪いのではなく、縦割り行政が主原因ではなく、リスク管理が悪いと感じました。
 オリ・パラ大会関係者5万3千人(多い)・選手団1万5千人、合計6万8千人。最新のデータで4月1ヶ月の外国人入国者数はわずか1万8千人。変異ウイルスが今後どうなるか分からない中、国民の命がかかる事に、賭けは責任の取りようがありません。

 国民奉仕の東京五輪「最大2年間延期へ」IOCの判断を安倍首相も受け入れる―Yahoo!ニュース

 

埼玉県医師会長「五輪、やめるべき」 入国者のリスク懸念(今月11日)。
 東京都医師会長は、今日現在も「今の感染状況からすると『無観客』を未だに主張している」と述べています。
 都医師会の提言で、都内各医師会の考えは、中止30% 無観客38%。

 埼玉医師会長「五輪、やめるべき」 入国者のリスク懸念―朝日新聞

 

ワクチンの接種率 イギリスは日本の9倍で、感染者数は、5月1日時点に比べ12倍に増加。

 

イギリス・日本の接種率

 

全国企業アンケートで『中止』『延期』望む声が64%(今月9日調査)

 第3回「東京五輪・パラリンピックに関するアンケート」調査~6割以上の企業が「中止」「延期」を望む~―東京商工リサーチ

 

『自民党』支持層で、総理が強調する「国民の命や健康を守り、安全、安心の大会を実現する事は可能」との発言に、58%が「納得できない」と答えています。

 菅内閣支持率、半減の衝撃 頼みの自民支持層すら…一番の不満は? 五輪への姿勢「納得できない」58%―Yahoo!ニュース

 

「無観客」33%、「延期・中止」37%=70%。27日調査

 観客入り五輪「妥当」22%「無観客」33% 内閣支持43% 本社世論調査―日本経済新聞