2021年8月27日の活動

 

埼玉県 コロナ対策 27日現在(県議会で今日決まった件)
●『酸素ステーション』の設置  民間救急車を各ステーション1台(実数)・合計4台配置(消防や保健所から搬送される場合も)。ステーションとの距離があって搬送時間が長くならないようにしたい。ステーション滞在の基本は最大48時間。食事提供。
●『抗体カクテル療法』 今後50病院で実施されるよう増やしていく。外来でもクリニックなどで今後対処できるようになればと思っている。
●自宅療養者から「保健所に電話がつながらない」と言われており、今後改善していく。患者の健康状態を把握しやすいクラウドシステムの導入準備も進めている。
 《臨時県議会が開かれるのはコロナ対策の審議の為今年度7回目。でも市議会議員時代、私が文教厚生委員長を務めていた時は毎月委員会審議をしたので、むしろ今が健全な感じがしています。埼玉県も問題山積しているので、平時でも少なくともこうありたい》

 

●『コロナ“後遺症”外来』
 8医療機関で診療、それをもとに“症例集”を県医師会が作成・研修会を行う。

 

●酒類販売事業者協力金 
 県として①対象を広げた事で350事業者が新たに対象に。②支給を上乗せした事で、40事業者が増額に。

 

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コロナ自宅療養者のうち『保健所が、入院が必要と判断』し、入院調整しても🚑48時間以上、入院先が決まらなかったのは、県全体で8月1~26日までに79人で、最も多い日(23日)で10人、26日は1人だと分かりました。それとは別に、患者や家族から🚑119番通報があっても搬送出来なかった人数を調査してもらっています。酸素ステーションなどを整備する規模を考える上で、昨日(金)県議会で質問しました。
 搬送しなかった事を『不搬送』と呼んでいますが、不搬送はコロナ前もあり、現時点で私が参考としているのは、救急通報全般(コロナ疑い限定ではなく)で、8月は25日までで、救急通報合計27272件中、不搬送 5212件。これは既に昨年・コロナ前の一昨年の7・8月の不搬送数を上回っています(昨8月 通報合計 31931件、不搬送4922件。一昨年8月 搬送合計 34446件、不搬送5004件。7月 32451件中、不搬送 4764件。昨7月 26613件・不搬送3775件。一昨年7月 通報合計 31037件・不搬送4082件)。
 原因分析は県庁では行われませんが、災害時など詳細調査が出来ない時は、それに類する参考となるデータが必要です。
 また、安心出来る対策の情報だけでなく、県民の皆さんにシビアなデータの情報提供も、対策の信ぴょう性の為には必要で、『コロナに気を付けていなさそうな方』にお伝え頂ければ幸いです。

 

左、大野知事。(議会中継映像より)

寝不足でお恥ずかしい。今必死にやらないとならないので。

 

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埼玉県でも『50代』の若い方がコロナで自宅で亡くなっています。
 📷⇩ 尾身さん。国会議員より体張って頑張ってらっしゃるけど、感染に気を付けていない方はこのような映像を見ないですよね。
 県庁では若い方1760人に意識調査し、ワクチン効果のデマ情報を否定出来ていない事や、副反応への心配が強い事が分かり、今後、県庁がインストリーム広告からアクセスする特設サイトを作成。そこには、若い人が感染した影響・後遺症の動画や、対談形式などで、誤った情報を否定するとの事。
 県議会で昨日、「インストリーム広告は、5秒でスキップされるので、東京都と連携し、新宿アルタ前などで放映する事も必要では?」と質問し、知事からは「ご指摘の東京都と連携し、新宿アルタ前などで放映するという御提案も含め、手法について今後若者へのヒアリングや座談会を実施し、若者の意見を掘り下げて確認し、より効果的な広報手法を検討する」との事でした。
 コロナに気を付けている方は、尾身さんの顔などを📺️TV・新聞・ネットで見たら、若い方に限らず『気を付けていなさそうな方への声掛け』を思い出して下さればと思います。
 (写真は、秋津駅。キャンペーン(日曜まで)で駅員さんが⚾ライオンズ・ユニフォームを制服の上から着ていましたが、熱中症に気を付けてと思いました)