2013年3月23日の活動

資料調査。

狭山市駅西口で行われているイベント。今度は5月25日(土)。

楽市楽座(狭山市駅西口市民広場)。
さやま後見ネット、成年後見人制度講演会。
 後見人を付けるか、本人の意思を確認する。どう生きていくか見通しを立てる。それをやってくれる後見人を選ぶ。海外では本人の代理権は無い。日本は30年くらい遅れている。
 ニーズ調査16項目で6個以上あったら後見を使ったほうがいい。
 判断と意思表示「いる。いらない」。銀行・不動産屋・訪問販売と話が出来るか。家の片付け。処分・自動車保険の解約が出来るかなど。会社の役員にはなれなくなる。
 裁判所から後見の通知が来て、2週間以内に本人は後見に異議を申し立てられる。
 後見人は本人の為に働くという大前提。しかし、入りたくない施設に入れられて、年1回だけ会いに来るなんてケースが何件もある。後見人の監視機関が必要。本人の為でなく家族の為に動くのも濫用。
 後見は、売ったほうが悪いので、商品を返す場合、元の状態に戻して返す必要がない。
 どこの刑務所にいるかの問い合わせは、その刑務所にいない場合返信がある。
 後見人への報酬は、資産1500万円で月1万円、6000万円で月4万円。資産ゼロの場合ゼロ。何回会いに行こうが報酬は関係ない。本人でなく父母から報酬を得る方法も。
 遺産分割・不動産売却・訴訟は別途ボーナスが出る。その後、辞任してしまうビジネス的な後見人もいる。
 親の死後の信託も、本人の為に使う。子の死後も、信託を子の友人に使う事も出来る。国に取られず。借金を返済出来たり、生活保護から抜けられるかも。まだどこもやってないが。
 後見人の辞任者数(2011年)1833人。被後見人は後見人を解任する事が出来る。辞任は合理的理由があれば家裁に申し立て出来る。後見人は家裁に聞くのでなく、本人に聞く。
 後見になると親のお金は子が自由に出来ると勘違いする人が多い。
 任意後見。5千人くらいいる。施設に入れてとか。公証人役場で手続き。
 行政の取り組み。申し立て。助成―費用・報酬。後見人養成。
 自治体そのものが後見人になり、見守りはNPO・民生委員が。フランスでは一般的。
 狭山市でいま後見されている人は推計200人くらい。親族が後見人なのは7,8割。
 必要性でなく実施の推計で、2026年800人。2031年には1200人で、資産額350億円。親族がいつまでも多い。
 狭山の団体に期待すること。後見をなるべく使わず、日常生活自立支援を使う。後見プランが大事だがほとんどの専門家は出来ない。大した事やらずにいばっている後見人多い。
 社協は後見協議会のネットワークを。親族後見支援を。
 親達が後見の団体に入る。

 講演休憩中に、主催団体の役員さんが講師を紹介して頂き、都道府県での先進的な取り組みを教えて頂きました。北海道は3年間で1200人後見人を養成しようと1400万円の予算を付けてやってい。1市町村でなく、広域でやる必要もとの事。
 講演会は障害の子を持つ保護者の参加が多いと見られ、関心の高さをうかがわせた。

病院お見舞い。
衆議院埼玉10区支部長・さいたま市議・参議院秘書と会合。国政・地方議員について意見交換。