2022年7月27日の活動

 

「保育所などで濃厚接触者の特定を行わない」と千葉県・東京都が発表した先週金曜日(22日)に、📷厚生労働省が都道府県に出した文書では「濃厚接触者の特定を行わない事とした自治体もある」と肯定した上で、各自治体に対し「濃厚接触者の特定の必要性について、改めて、検討を行う事」と命じており、このままでは、埼玉県と国との『たらい回し』になってしまう恐れがあり、改善が必要です。  (写真は抜粋で、以下に全文)

 

全文(厚労省通知)。3ページの所からがその部分です。

  オミクロン株のBA.5系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための医療機関・保健所の負担軽減等について-厚生労働省

 

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『生活保護』行政の業務改善に向けて
 生活保護は最後のセーフティーネット。生活保護が必要だと申請し、市役所はどんなに遅くても30日以内に決定するよう法律で定められている中、本人から貧困対策に取り組む団体に相談があり、やっと40日経ってから保護費が支給したケースが熊谷市で発覚。団体から私に5月にお話があったので、県庁と何度か打ち合せをし、県内全てのの生活保護対応状況について資料で確認。生活保護の為の面接数・申請件数・処理日数などを確認したところ、県内で熊谷市だけが30日以上かかった事が107件ある事が分かりました。県庁もこの事態を重く見て、昨日(火)、
①市から県に報告する書式に、生活保護費『支給日』までの日数も記すよう変更する通知を出してくれました(感謝😊。これまでは『保護決定までの日数』のみ)。
②今年の県による市への監査で、支給日までの日数を確認する事になりました。
 今後毎年、狭山市をはじめ県内の状況を私は調査し、改善を見ていきたいと思っています(各市役所の中で、職員が困窮担当部署に重点的に配置される事も必要です)。
 (なお、熊谷市は今年度担当者が変わったので、対応が改善されています。町村は県庁が直接、生活保護手続きを行っています。

 

県議として仕組みを改善し、結果を求めています。
 今回一定の成果が出たので、お伝えします。

 

県庁担当と反貧困ネットワーク埼玉との打ち合わせ(6月15日)。
 反貧困の役員さんとは、コロナ以前から、そしてコロナ禍では事あるごとに(私から県内データの提供など)、そしてこの後も、何度もやり取りさせて頂いております。

 

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保育園『濃厚接触』対応について埼玉県庁 一歩改善❗👍
 (⇩以下の文書。ひとまず良かった😊)
 保育所等における新型コロナウイルス感染症への対応について、令和4年7月15日付で「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が改訂されたことなどを踏まえ、同月20日に「保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかるQ&Aについて(第十六報)」が示されていましたが、今般、濃厚接触者の待機期間が短縮されたのを受け、「保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかるQ&Aについて(第十七報)」等が発出されました。
 それにより、登園を避ける期間の基準が、感染者と最後に濃厚接触をした日から起算して7日間から5日間に変更されるなどの修正がありましたので周知します。
 なお、濃厚接触者の特定について、一部の市町村から問い合わせが寄せられたため、その回答を以下のとおり周知します。
 令和4年7月1日付け県少子政策課事務連絡において、「各保育所等が濃厚接触者等の候補者リストを作成し保健所の認定を得ることで行政検査の対象とするこれまでの取扱いに変更はないこと」とお示ししておりますが、この取り扱いにつきましては、従前のとおり、リストを提供すれば行政検査として必要な検査を実施することが可能であるという趣旨であり、「令和4年6月30日付け感対第439-2号感染症対策課長通知の2.子どもの濃厚接触者の特定について」にもあるとおり、各市町村に対し、一律の積極的疫学調査及び濃厚接触者の特定・行動制限を求めているものではありません。
 引き続き、感染状況等を踏まえ、適切な対応をお願い申し上げます。