2010年4月10日の活動

資料調査。
市民要望聞き取り。市循環バス。

枝野幸男衆議院議員(行革刷新担当大臣)オープンミーティング(大宮)。
テーマ『独立行政法人の仕分け』。
 独立行政法人の業務を民間や地方に委ねたらどうか。昨年の事業仕分けで、NEDO(新エネルギー開発機構)は経産省の補助金で運営されているのに、NEDOから経産省の団体に補助を出している事が分かった。大学入試センターは国からの補助で運営されているが、大学からお金を取ったらどうか。
 新型インフルエンザなどは国から近い研究機関で研究すべき。それ以外の研究者には直接お金がいくようにし、国の機関である必要はないし、研究内容を国が把握している必要も無い。1万円札をつくる大蔵省印刷局も、独法化して、一定のコストが縮減出来た。国家公務員のまま出向するから天下りで退職金が2度もらえる。NEDO「毎年人件費1%削減している。国家公務員より実質的に高いか安いかも調べている」こんな必要は無い。年功序列賃金では研究者がアメリカに流出してしまう。(文部省からの)管理部門(マネジメント)は削減すべき。
 前回の事業仕分けで一応の結論が出た。早ければ5月、遅くても6月までにその結果を受け、廃止・存続の結論を出す。
 独立行政法人は、今のままでいいと思うものは1つもない。あと3年任期で最大限節約の成果出していきたい。
 製造業について。他国と人件費で競うのは早くあきらめるべき。日本は(新幹線などの)システム構築、完成品でなく機械部品が得意な分野。前政権でやって来なかった例えば、新幹線の売り込みをやっていっている。
 規制改革の担当大臣としてコンテナターミナルを視察。輸出手続が日本だけ煩雑である。
 目先の利益・株主利益の資本主義を反省すべき。偽装請負はその象徴であり、今までの反省が聞こえてこないのは、大変遺憾。
 高校無償化。日本の税金を使うに値するかが高校無償化の範囲の判断基準。
 民主党のメッセージ発信の仕方がまだうまくいっていない。政権交代から半年かかって、鳩山総理がオープン記者会見をやった(新聞記者だけでなくジャーナリストも受け入れる)。大臣の中には、就任後すぐやった人もいる。私も。官邸はセキュリティ上すぐ出来なかった。そろそろ飛躍的によくならないと。

枝野氏の後援会メンバーと会合。