2010年6月12日の活動

市民相談対応。
狭山清陵高校(母校)。同窓会総会(私は初代同窓会長)。教頭先生と意見交換。
市民相談訪問。
若手政治家養成塾(志木)。志木駅でさえ、丸井がある。志木市議会議員に話を聞く。

和光市長松本武洋 講演「自治体財政」。
 小さな政府を目指す。和光市の予算規模211億円、借金230億円。 “市町村財政比較分析表”“歳出比較分析表”“決算カード”で和光市と泉佐野市を比較して説明。和光市は物件費が突出している(民間委託を進めて来たからと説明に書かれてある)。“財政状況等一覧表”を見て、土地開発公社に土地(不良資産)を買わせ、借金増えていないように見せる。他、議員に立候補する上での心得。
法政大学 廣瀬克哉先生。
 議員力検定協会共同代表(前回の塾で、塾生は検定試験を受験)、栗山町(夕張の隣町)サポーター。講演「議員力と議会改革」。 議員の為の研修会を市民に公開する事は、首都圏では普通になって来ている(狭山では公開した事はありません)。議会の市民参加の勉強会を市民の傍聴を断る議会があった。
 千代田区議会、各議員の賛否を公開。 地方自治法には「議長・副議長の任期は、議員の任期による」と書いてあるのに、議長になりたい人が多い為に、ほとんどの市町村で1・2年で回している。それでは、議会全体の代表として、市長と論争が出来る訳が無い。 議会基本条例をつくっても、ニュースにならない。視察に行って、観光政策の視察と称して、観光地に行ってビールを飲んでいたのは、ニュースになる。議会はろくでもない所というのは、国民に定着している。じゃあ、どんな議会がいいの?と言うビジョンが無い。 市町村は市長を選挙で選ぶ。しかし、それで市長の考えに市民は賛成したと言う訳ではない。議員を選んだら、選びっぱなしにしていないか。
 議会は何をしているのか、市民は浮かばない。4・5期目の議員がこんなもんだと現状のままを肯定している。 議員力検定と言う名称に課題があるが、ご当地検定のように、市民が遊び心で勉強し、「うちの市って、住み続けて大丈夫なんだろうか?」と考えるきっかけになれば。頑張る議員応援試験としてとらえている。議員の力・市民の力・議会の力の3つが大事。 行政職員以上に、制度に縛られている議員がいたら、何の為に選挙に出たの?となる。そう言う所を検定で問いたい。至難の業だが。 有権者が起点の議会政治のパワーアップを。

栗山町議会の議会(主催)報告会。
 議会独自の調査で、行政と全く違う報告をする事もある。 合併論議。篠山市(ササヤマシ。兵庫県)は、合併特例債を借りすぎて、合併が財政破綻につながった。 土地開発公社の借金の問題。
 由仁(ゆに)町(夕張の隣町)。公立病院が赤字、昨年財政の早期健全化団体に。 地方は、中央集権体制にあぐらをかいた。

(以下は、塾終了後、私が質問してお答え頂いた事)
奈良市では、市民が議会報告会を開いた。
栗山町議会の広報公聴委員会は、市議会としての政策課題の優先順位を整理する。
議会基本条例は、①付属機関の設置②総合計画と議会との関係を定義付ける。

塾生・議員のスピーチ。
 塾終了後も、廣瀬先生・和光市長と、ギリシャ財政危機の話や、隣町の栗山町から見た夕張市、阿久根市長、宮崎県・大阪府知事の話などを2時間半聞きました。
参議院議員報告会(川越)。衆議院議員と意見交換。