2009年6月20日の活動

市民意見交換。
商業店主から相談。西口開発。
市民生活相談。

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NHKスペシャル『マネー資本主義 第3回 年金マネーの“熱狂”はなぜ起きたのか』を見ました。
 なぜ今回金融危機は起きたのか。その裏に、高い利回りを得ようとしていた日本の「年金基金」の投資の存在もあり、金融危機で大きな打撃を受けた。
 青果市場業界の「年金基金」は、今回のサブプライムローンショックで加入者1人あたり70万円を超える損失で、資金の5分の1近くも損失を出してしまった。国内の7割近くの年金基金がヘッジファンドと取引していたとの事(事業の内容は非公開)。 この年金基金の損失は今後、何らかの税負担につながるのではないかと思います。(1997年に運用の規制を撤廃した)監督官庁である金融庁は何をして来たのでしょうか。
 青果市場業界の「年金基金」の資金運用責任者は、サブプライムローンショックの2ヶ月前にアメリカウォール街を視察して「事務所は整然としていて、コンピュータで細かな数字を追っていて、これなら安心かなと思った」「年金受給者から預かっているお金まで影響を受ける恐ろしさを身に染みて感じた」と笑いながら振り返る。また「残念な結果」と他人事のように説明した事に、この人個人がどうと言うより、公的な仕事をしている人の氷山の一角と感じた。
 この教訓は、金融に限らず公¨的¨な機関全てに当てはまる。お歴々は、安易に話を鵜呑みにしてしまう。そして損失を出し、市民が路頭に迷う。考えさせてくれる番組でした。(再放送 7月18日(土)午前2時16分~3時05分(17日深夜))

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夕方から、他市で駅前再開発に反対している市民団体の会議に出席。
 事務局長さん・議員さんが現地を案内して下さり、5時間意見交換。参考になり、活かしていきます。