2009年11月19日の活動

保険年金課長。
 ①ジェネリック薬品PRの方法としてケーブルTVでビデオ放映をしては?と提案。
 ②国民健康保険の予算拡大状況、増税による収納率の悪化状況を調査。

入曽駅周辺開発事務所長。入曽駅前整備の住民不安にどう答えるか?駅改修の財源は?
狭山市駅東口区画整理事務所長。工事の進み具合と予算。
狭山市駅西口開発事務所長。

女性講座(富士見公民館)。(「女性でなくても参加できますか?」と問い合わせて参加。)
講演:NPO法人 ほっとポット代表 藤田孝典氏(TVにも多数出演。お会いするのは“派遣村”の時以来2回目)。
 ホームレス支援 1年間で1200人相談、600人支援。10代から80代まで相談。
 NPOスタッフ 22~29才の6人。月10万円ほど ボーナス夏1ヶ月。「私達もワーキングプア」民生委員・ボランティアも協力。
 狭山ロッテ工場からも8人くらい相談に。
 女性で派遣切りに合うとネットカフェ・マックなどで夜を過ごし、そこから相談が。
 新潟から自転車・歩いて来た人も。
 離婚・再婚繰り返す家庭で育った18歳の妊婦・乳児への支援。当NPOからの依頼受けて(行政の)保健士が月1回訪問。福祉事務所と連携。
 海外の難民キャンプの映像のような状況が、新宿の高層ビルの谷間にある。餓死者は毎年100人。
 学生時代、自分は何の為の勉強をしているのかと悩んだ。
 40歳で初めて自分に障害がある事分った人もいた。
 埼玉県のホームレス統計 624人(今年1月)。もしそうならこれだけ相談受けているのだから無くなっているはず。(6百~7百前半で推移していると言われるが、ネットカフェ・刑務所から出た人は含まれていない。もしかしたら10倍・50倍と言う統計も)
 マクドナルドで夜中に大きなバックを持って寝ている人がたくさんいる。そういう人は見えにくい。たくさん社会に隠れている→貧困の可視化を。日本は貧困対策をやって来ていない。6~7人に1人が全平均所得の半分以下。生活困窮者に誰も相談できる人がいない(家族を頼れない・希薄になってしまっている)。つながりが欠けてしまっている。4本柱(行政・地域・家族)が折れてしまっている。
 労働者の規制緩和は改悪。
 “水際作戦”市役所で生活保護を需給させないようにされる。
 貧困放置すると、①空腹に耐えかね窃盗・無銭飲食など軽微犯罪増(相談 去年11件に比べ3倍 36人)に伴い社会が不 安定化②自殺増(自殺念慮 相談 約百人)。社会的損失大きい。
 憲法25条が大前提で規定されている。どうでもいい事とは言えない。人道上問題がある。貧困の実態調査と対策を求めている。
 “穴のあいたボート”に乗る日本人がボートから水をかき出している現状(対処療法)→穴をふさぐ根本的な問題解決は、政治の責任。
 NPOがやるより行政がやるほうがいい。行政はワンストップで。
 社会福祉協議会。行政のいいなりで、補完的役割果たせていない。
 釧路市・板橋区では自立支援事業として一緒にハローワークに付き添うモデル事業を行っている。
 公的扶助研究会では、ケースワーカーが生活保護について研修を行っている。

講演終了後、藤田氏と少しお話。
新しくオープンした商店訪問・意見交換。
市役所に戻り、原稿作成。