2009年10月24日の活動

小中学校 学校公開。
 小中学校を回り、授業を見学。ガンになられた先生からお話を伺いました。また小学校で拉致被害者のビデオを見る授業にもお邪魔しました。
所沢市三ヶ島公民館。所沢・入間・狭山の障害を持った人の体操教室。
 自転車で行きました。自転車の速度で走っていると、都市計画道路整備の狭山市の遅れをより痛切に感じます。
入曽駅前整備地権者と会合。
市民相談訪問。
劇団用務。

聖路加国際病院理事長 日野原重明氏(98)の講演を紹介↓
 教育について。そもそも「育てる」という意味のフランス語は「上に持ち上げる、高める」と言う意味を持つ事を強調。「育てるというのは、その人の命を高める事」と教育の重要性を説いた。その上で、イギリスの宗教詩人ロバート・ブラウニング(1812〜1889)がのこした「地上では欠けたる弧、天上では全き円」という詩を紹介。自分が地上にいる間は限りなく水平にちかい弧を描き、巨大な円の完成は、後に続く後輩たちに委ねるという壮大なビジョンを語った。
 人生の終え方については、マルクス・アウレリウス(121〜180)の言葉「つかの間、自然の摂理に身を委ね、静かに旅の終わりを迎えるがよい。オリーブの実が熟して落ちる時、支え続けた枝を祝し、命を受けた幹に感謝をする様に」を紹介。死を迎える時に、自分を育ててくれた環境や周りの人々に感謝の気持ちを捧げる事の出来る生き方を、最善の生き方として提示した。
 最後に日野原氏は、「寿命は神から頂いた時間」「持っているものは全部くちる」と語り、「皆さんの持っている借り物の時間を、本当に充実して返す為にはどう行動すればいいのかを考えて欲しい」と問いかけた(ルーテル学院創立100周年記念講演会)。