2014年4月2日の活動

南三陸町、防災庁舎。
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 南三陸町の中心街。残念ながら、震災から3年経っても、ほとんどなにも変わっていない。
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宮城県南三陸町の仮設住宅を訪問。被災者の方々にお話を伺い、意見交換。

被災者の方々と。
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 仮説住宅のおばあちゃんが「(震災後)近くにある木を見ると、この木に縄をくくり付けて、死のうと何度か思った。仮設住宅では、死にたくない」と涙を浮かべて語っていらっしゃいました。この方にお会いするのは、2度目で、前回、町長に会ったら言って欲しいと言われた事を私から報告しました。明るく話好きで優しいおばあちゃんでさえ、こう思うのですから、近所付き合いの無い方は尚更でしょう。お話を伺って身につまされました。
 他の方がお話下さった事も、同じ仮設住宅の方にも言った事が無い家族が震災で亡くなった話で、周りの方も話を聞いて驚いていました。

狭山市交通安全母の会から寄付金を預かり、被災地に届けさせて頂きました。
母の会の皆様、ありがとうございます。

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被災地へ直接の寄付を引き続き、募っております。中川までご連絡下さい。お願い致します。

 

川の対岸から見た大川小学校。(左下。津波は川をさかのぼってきた。)
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対岸から見た大川小学校〈アップ〉。
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石巻市立大川小学校。狭山の子供達が折った千羽鶴を納めさせて頂きました。

狭山の子供達が折った千羽鶴(写真右)を納めさせていただきました。
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 大川小学校で亡くなった子供たち。
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大川小学校の地区で亡くなった方の名前(年齢が書かれているのが痛々しい)。
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 大川小学校に行くのはこれで4回目ですが、今回は裏山に上がってみようと思い、行きました。震災時は、雪が残っていたので状況は違いますが、裏山には簡単に上がれました。もちろん、結果が見えた後のタラレバです。

大川小学校の脇にある裏山に登ってみた。
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 石巻市の災害ボランティア団体代表の方にお話を伺う。震災直後から今までの市の状況について、ざっくばらんに教えて頂きました。内容は、全く報道されていない驚くべき事実でした。機会があれば詳しく掲載します。
 石巻の認可外保育施設で園長先生などからお話を伺い、行政に問い合わせ、説明をした。

石巻で訪問させていただいた保育園。震災後、経営は厳しいとの事。
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 今、石巻の認可外保育施設は軒並み苦戦しています。3・11の直撃を受け、経営が苦しくなっている事と、行政の支援が無い事(狭山のような家庭保育室制度がないとの事)、認可外保育施設は存続の危機。一方、行政は「認可外保育施設に相談してみて下さい」と平然と言う。公立保育所では対応できない隙間を、認可外保育施設に頼っている側面があるとの事。
 今後も被災地の方々とつながり、応援させて頂きたいと思っています。
 東日本大震災被災地を個人的に訪れてみたい方、現地で震災時からのお話をして下さる方を紹介させて頂きますので、ご連絡下さい。

南三陸のカモメが来るホテルに泊まりました(ホテル観洋。お薦めです)。
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(今回、南三陸のホテル観洋に泊りました。部屋からの景色は1面太平洋で、朝になるとカモメが部屋の窓にやって来ます。お薦めです)
 震災から3年。被災地はあまり震災当時と変わっていません。訪れる人も少なくなって来ています。
(夜11時頃帰宅)