2005年2月14日の活動

議会運営委員会。
会派会議。
会派事務。
上下水道部長。
都市計画課。
市民要望対応・回答。
合併問題について市民意見。市長の責任。
ボウリング連盟用務。
寝屋川市の小学校の事件を受け、寝屋川市議(同じ20代で議員に当選)とメールで意見交換。

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今日感銘を受けた番組『原爆の夏遠い日の少年』。
 終戦直後、米軍カメラマンが日本で撮った1枚の写真。幼い弟をおぶった小学生の男の子が立っている。その弟は亡くなっており、少年は火葬場で弟の亡骸(ナキガラ)を葬る順番を直立不動で待っていた。少年は泣くまいと唇を真一文字に血が出るほどきつく結んでいる。
 日本人は写真を見て、その頃を思い出し「男は何があっても泣くなと教えられた」と語る。
 アメリカで開かれた写真展では、子供を抱えた母親が写真を見て涙を流していた。写真を見た男性は戦争について「力は正義ではない。力は新たな力を生み出し、そして怒りへと変わっていくだけです」と語った。
 もう1つ、印象に残ったのは写ってる子供達が裸足だった事。私達以降の世代は日頃、その時代を想って生活していない。その時代に生きる厳しさを。
 写真を撮ったジョー・オダネル氏は、終戦直後長崎に行って原爆のむごさを目の当たりにし、アメリカで原爆投下した爆撃機が展示されていると、爆撃機を蹴飛ばし、止めに入った警備員に「自慢げに展示するんじゃない。この爆撃機は恐ろしい事をしでかしたんだ。今度また展示したらまた蹴りに来てやる」と言ったとの事。
 この方のすごい所は、大統領のカメラ担当だったにも関わらず、核兵器に反対していた事だ。オダネル氏は番組の最後に言いました。「2度と起こしてはいけない。(戦争に)どちらが悪いかは関係ないんです」と。ビデオに録画して何度も見ました。

 『火垂るの墓』の主人公のような人はたくさんいると言われますが、ここまでの写真はあまり見た事がありません。どの戦争でも言える事ですが、戦争に勝ったほうは自慢げに記録を残そうとしますが、戦争に負けたほうの写真はあまりありません。特に人を写したものは。
 それにしても火垂るの墓は見るだけでつらいですね。ビデオなら途中で休憩を入れたくなります。