2009年12月12日の活動

資料調査。経済予測。

衆議院議員枝野幸男氏のタウンミーティング。
<枝野氏コメント>
 予算は、一度つくと見直されない。事業仕分けは2・3年後にまた行う。
 独立行政法人を抜本的に見直す。必要なのか、民間にまかせるべきか、各法人に理事長が必要なのかも含めて。
 事業仕分けを、いい加減にやる事は出来ない。今後は、事業の選択に時間をかけたい。ものによっては1時間だけでなくやりたい。「もっと長期的に考えるべきだ」と言われるが、何らかの説明が出来ない限り、しょうがない。「こう言うやり方をすれば月に行ける」とか。事業仕分けは、ある部分、劇場型政治だと思う。でも、劇場型は必要だ。ホリエモンのような事は困るが、官僚が国民の皆さんに直接尋ねている様な形が必要だ。日本のスーパーコンピュータの3本指に入る専門家が“仕分け人”に入っているが、報道してもらってない。
 無利子国債について。相続税を払う人にだけ有利になってしまうので、私は賛成できない。
 日銀券発行について。紙幣発行と政府の一定の独立性がないと、信用がつかなくなる。裏づけの無い日銀券の発行になる。必要があるなら、国債を発行するしかない。財政悪化しても金利上がらないと言うのが今の現状。金利上がれば円安になるのに、上がらない。円高になっている。経済原則と逆な現象が起きている。金利上がったら、名目成長はプラスになる。ゼロ金利で、本来持たない所が持っていて、構造変革が出来なくなっている。
 官僚の中抜き・ピンはねがなぜ起こるのか。税金は人の金だと思っているからだ。たくさん予算が取れるにこした事ないし、政治がチェックする能力が無かった。
 官房機密費の公開、どう言う事の主旨に出したとか、出せるギリギリまで出す必要があると私なら思う。
 安全保障、食料需給率を上向かせる事は、5・10年の間に実現させなければならない。北朝鮮は、冷戦のしっぽを握っている。
 (普天間問題、枝野氏ならどうするかと言う質問に)私なら公約に掲げない。ブッシュの時代ならしようがなかった。オバマだから何とかなる。そう言う事もにらまないと外交はうまくいかない。
 (中国の体制はどうなるか)体制はもたないだろうと思っている。米中同盟が出来る可能性が高いだろうと思っている。対中外交をしっかりやっていく為には、日本は経済面・技術面で圧倒的な力を持っていかないと、唯一それによって力を持っていける手段だ。軍事力ではとても対抗できない。中国の軍事侵攻もあり得ない。
 (政治家が役職をやめても首にならない問題についての質問)民意で首になる。
 原子力について。当面は原子力に頼らざるを得ない。一貫して言っているのは「原子力施設を安全だと言っているのだから、東京に作れ」。リスクを共有すべき。新潟・福島に大きい施設があるのはやむを得ないにしても、東京に無いのはおかしい。
 外国人参政権について。地方参政権は認める余地がある。国家主権を決めるのは、国籍。地方自治は国益とは別問題で、住民が決めるべき。地方分権が進まなければ時期尚早である。
 年金。勤めていた事が証明できないのが深刻。保険加入に勤めていた事が証明されれば認められていると認識している。確認してみる。
 (八ッ場ダムの有識者会議のメンバーに、官僚OBやゼネコン片寄っているのではないかと言う質問)八ッ場ダムは止める。メンバーの詳細は知らないが、八ッ場ダム中止を今更ひっくり返すのはあり得ない。大臣もそう思っていると思う。心配していない。止めなかったら、政治的に持たない。
 国家戦略。短期的な経済運営と長期的な国家戦略は別。同じ人間が出来る話ではない。年内にやった事は、自民党政権の絆創膏を貼る事に追われて来た。本当の意味での国家戦略にまだ着手出来てない。
 霞ヶ関機能、ちゃんと使いこなせなかった政治がいけない。まじめに一生懸命この国の事を考えているが、役所が縦割りで、長年、手段の事ばかりで効果の事考えていない事が問題。きちっとするのが、政治の責任。ただ大変。この間こんな事があった。官僚から、いかにも仙石大臣からの指示に基づいて言っていると思われる説明があった。ところが仙石さんの所にも「枝野さんがやりたい、枝野のイニシアチブで来ている」と言う説明だった。昔はこう言う事の真意が確認出来なかった。今は携帯電話で、仙石さんは忙しいのでメールででも確認出来る。こんな事が日常茶飯事。これすら悪意は無い。よかれと思ってやっている。我々も気を付けなければならない。
 今年は皆さんと一緒に扉を開ける事が出来、ありがとうございました。来年は開ききれるように頑張る。
――――――――以上 枝野氏コメント

政策秘書の方と話す。
県立近代美術館。
 埼玉県障害者アートフェスティバル「私たちの目」展。何十万円かで売れるのではないかと言う素晴らしい作品がありました。行って作品をみていて、狭山市の障害者施設の2人の作品がある事を知りました(毎日新聞12月11日に記事)。

狭山に戻り、入間川冬祭り。
 マユミ・グレースさんのCDを2枚買いました。本人にお会いしましたが、歌った時に間に合わず、聴けませんでした。CDを聴いてみての感想は、声が好きです。車の中で結構聴いたのですが、SWEET&TRAPと言うアルバムの「君へとどけ」と言う曲が聴きやすくていいなと思いました。

入曽駅前地権者(商店主)と会合。