2016年1月31日の活動

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県郷土かるた大会狭山市内大会。今日は138人が参加。
 「自分が住んでいる埼玉県の歴史・特色について95も説明して」と言われても、説明出来ないですよね。

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 そういう時、かるたがあれば、あ~わまで95枚。私もかるたを購入。650円。
 ア行~サ行までを今日は紹介します。お読み下さい。
 かるたのおまけの県内地図には、かるた46か所が位置づけられています。

家庭教育アドバイザーの方と虐待防止対策について意見交換。
少年野球のコーチの方々からお話を伺う。
事務所。
経営者の方に相談。障害児者の就労。

 

【『地域猫』シンポジウム~のらネコ問題は絶対に解決できる!】に参加。

     参加者300人。(練馬。この後、講師ごとに詳しく報告します)

『地域猫シンポジウム@練馬』

NPOゴールゼロ副理事長 太田快作氏(動物病院院長。杉並区)。
 地域猫が目的・ゴールではなく1つの手段であり、いつかは【全て飼い猫】になる事。
 行政は、面倒くさい事から何とかしようとする。野良ネコ問題は、行政がやる中で協力を地域にお願いするのが本来。
 行政は分かっていない。エサやりは、やっていい。人間が倒れていたら助けるのと同じ。正しい事をやっていると自信を持ってやって欲しい。保護せざるを得なくてやってるのであって、保護したい訳ではない。公園の管理をしてもらってると、行政は思って欲しい。苦情を行政が受け止めて欲しい。少人数から大人数にして、エサやりしないほうがおかしいようにして下さい。
 飼い猫なら避妊去勢手術をする法律の努力義務があるので「飼い猫ですか?」と聞き、そうでなければ言わせない。もし飼い猫だったのにと苦情が来ても僕だったら「良かったですね」と言う。気にし過ぎると、出来ない。口で言っても理解できない人がほとんど。
 獣医は動物虐待の警察への通報義務がある。多頭飼育は、海外では病気として、アニマルホーダー(過剰多頭飼育者)を助けていく視点。
 獣医師の8割くらいは避妊去勢手術をタダでやってもいいと思っているが、2割くらいがイヤだと思っていて、獣医師会として出来ない。
(講演会後、個人的にもお話を伺いました。上記は全て講演内容)

NPOゴールゼロ

 

NPO法人ねこだすけ代表 工藤久美子さん。
 行政に理解してもらおうとあまり思わず、期待しないほうがいい。私は始めから、行政に何かしてもらおうと全く思わなかった。行政の1番の問題は、異動してしまう事。行政職員を育てた途端に異動になるので、落胆する。
 地域猫活動をする際は、まず1匹去勢手術をしてから、自治会長へ説明を。会長に言っただけでは忘れてしまうので、チラシを渡す。掲示板や回覧板・電信柱に、捕獲・手術の案内を出す。保健所と自治会長とだけ話すと、翌日からエサやり禁止になるなど、困る。チラシが無くても、地域の方と仲良くする。「お困りの事はありませんか?」と言えば、味方が増えていく。
 明治時代、政府が「猫を家1件に1匹飼え」と、ネズミ対策の為に言い、猫が急増。捨て猫に何もして来なかった行政の責任。地域住民の責任。行政職員は、家に帰れば地域住民。交番への説明は大事。駆除しろと110番されるので。
 新宿区では、公園の清掃サポーター制度に、地域猫活動を組み込んだ。公園の課長に断られたら、そこで終わりなので、トップに持って行ってはダメ。
 動物遺棄について環境省が定義した。生きられればいいではない。子猫はカラスに食べられる。
 多頭飼育について26年5月に法改正。住民数名の苦情により指導、従わなければ罰金50万円。虐待の恐れがある事態(異常な鳴き声・爪が異常に伸びているなど)。対処されず繁殖・増加している場合、罰則対象。多頭飼育で、引きこもりのケースは、夜討ち朝駆けを。
 地域猫活動は趣向性が強いので、動物愛護活動でやるのでなく、環境対策であり地域の活性化(3者共同)になる。都が力をいれるべき。

NPOねこだすけ

『地域猫のすすめ』の著者、横浜市神奈川福祉保健センター 獣医師 黒澤 泰先生。
 行政と活動者のスピードの差がある。もたもたして中々進まない。行政職員に、すぐ「出来ない」と言うな、まず『現場』に行けと言っている。行政を育てる気持ちで接して欲しい。
 エサを山積みにして行っちゃうのでなく、あげ方が大事。和歌山も条例で決めた。行政は白黒付けたくなるが、グレー、黙認というやさしさがあってもいい。
 動物遺棄は、警察を通すようお願いし、警察の意識を変えてもらっている。警察も交番でなく110番してくれと言っている。

「地域猫のすすめ」 文芸社

 

NPO法人ねこけん代表 溝上奈緒子さん(年間約600頭の不妊手術と、約300頭の譲渡を行っている)。
 野良ネコ問題は、そもそも行政がやるべき事。愛護・ボランティアに行政が理解を示して欲しい。
 去勢手術を「しないで」と言われる前に、やってしまう。動物虐待かと思ったら、交番でなく、110番し、大騒ぎを。

NPO法人ねこけん Official Blog

 

NPOねりまねこ副理事長 亀山嘉代さん。
 猫の虐待は、どこの市町村でもある。多頭飼育・虐待の罰を受けるのは、猫。頭数制限を。

【杉本 彩】さん(公益財団法人動物環境・福祉協会Eva代表。以下)

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 京都市の動物愛護条例が制定される際「エサをあげる事が全部ダメと思われてしまう表現は変更を」「前向きな表現に変えて」と話した。
 市も「条例制定により、指導がしやすくなった」。活動団体の登録条件も、3名以上から2名以上と緩和され、半年で登録17団体に。行政も積極的に。
 京都の“哲学の道”は、猫が増えてしまい悪質な状態だったが、改善されつつある。
 行政対批判者でなく、地域ぐるみにして、ルール違反をしにくく。過料(罰金)がかけられる一歩手前の命令も今のところは無い。
 TNR活動をされている登録していない方が「餌やり=罰則」と人から聞いたまま誤解されて、いかに正しく周知していく事が大事かと思った。

杉本彩ブログ 『3月20日議決・京都市の条例について~そのポイント』


杉本彩さん「エサやりのルールについて、イラスト入りのチラシで分かりやすく説明するようにした」
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三郷市議と意見交換。
津南町の方が狭山に来訪。市民と交流。
 津南では雪下ろしを例年7回やるが、今期は1度もやっていない。
 除雪機で年200リットル使うが、今年は15リットルしかまだ使っていない。