2016年9月29日の活動

市民団体の方からお話を伺う。
県庁。
無所属県議に県・議会の動きを伝達。
県議会。
会派会議。
他会派県議と意見交換。八ッ場ダム。
市町村課。県内市町村の財政規模を県職員が理解する事について私から問題提起。
他会派県議と意見交換。児童虐待。
知事に私が作成した資料を提出。
新聞記者と意見交換。市民団体の方と意見交換。
公務員と話していると【血が通っていない】と思う事が、やたらある。前回話した時私から「やらないなら、ホームセンター行って買って、付けましょうか?」とまで言った、何も難しい話じゃないんですけど。

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公務員と話していると【血が通っていない】と思う事が、やたらある。
 今日は、さいたま新都心に建てかえられる県立小児病院の県担当者に「小児ガンで短い命しか無い人が、少なくない入院生活の為に、廊下に絵画を飾れるようにしないのか?」と先々月くらいから言っている事が全く前に進んでいなかった。
 建設時に飾れる所を用意しておいたほうがコストも安くなるし、特色にもなるし。絵画なら、県立美術館(北浦和)に沢山あるし。
 病院を設計し建てるのも業者だから、その職員がやっている訳ではないので忙しくはない。オープン式典だけの為の担当なのか。そんな生産性の無い式典は行かない。
 『縦割り』さえ機能していない。昨日の民間の方と、えらい違いだ。
新病院の概要-埼玉県立小児医療センター

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自民党会派の群馬県議も、八ッ場ダムの県負担金増額について、国のお金に対する感覚の無さを指摘。
 「国の役人は、720億円は大した事無いと思ってる」。
群馬県議会 インターネット議会中継

八ッ場ダム、国から今回2回目の埼玉県負担金増額要求88億円を、県内の市町村の年間予算に当てはめると88億円より少ない町村が15もある。それで福祉・教育など全てやってる。
 降って湧いた負担要求の財源など用意してある訳もなく、仮に認めるとすると、県庁をどれだけ改革すれば金が用意出来るのか?
 ボーナス無し?新規採用 数年間無し?給料何割カット?

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県内の市町村で、例えば秩父市では水道管の補修費の予算が確保しきれず、水道管が破裂している状況が以前全国放送で取り上げられていました(3割の水が漏れ出してしまっていると)。(↓番組の詳細が掲載)
 人口減少・高齢化での埼玉県内の『財政難』は、むしろこれから。
 ずさんな見積もりの国に、新たにあげる県のお金は無い。
押し寄せる老朽化 水道クライシス―NHK クローズアップ現代+ 2014年10月16日放送

『東京五輪3兆円超』は「社長・財務部長がいない会社と同じ」と指摘された(映像)。
 東京都に金は埼玉県民など通勤者が納めているからあるかも知れないが、埼玉県には無い。
 埼玉県庁に社長・財務部長は実質的にいるのか?
 明日問う。
東京調査チーム 五輪三競技会場の計画大幅見直し提案|NHK NEWS WEB 9月29日

 

ずさんな国に、県が新たに金をあげてしまっては【今後多発する災害で死者】が『余計』に出る。
 88億円もお金があったら相当、防災対策は進められる。
 逆に国にあげてしまったら、その金でやらなければならない事が出来なくなり、県民へのしわ寄せが大きい。
鬼怒川決壊。茨城県常総市に被害広がる(Jolt Web TV) 2015年9月10日

 

八ッ場ダムの県負担金について、群馬県議会でも、自民党2人・民進党1人が本会議で議案質疑をしています(映像は、民進党 角倉県議)。
 質問は時間制で、自民党の2人はそれぞれ28分間も時間をさいた。
群馬県議会 インターネット議会中継

 

私の所属する会派を代表して、松坂県議が明日30日(金)3時から議案質疑と一般質問を行います。
 皆様のお越しをこの看板の近くでお待ちしております。(^^
 応援よろしくお願い致します。

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【親から子への虐待】(明日の議会質問を前に知事に渡した文書)
 児童相談所は、虐待現場に居る訳ではないので状況の把握が難しく、通報があったにも関わらずその後事態が大きくなり、最悪の場合死に至るケースが全国的にも多々ある。また、虐待加害者は暴力的な性質を持っている者が多く、『虐待は暴力事件』である事を県庁としてきちんと認識し、児相を警察の直轄として早期に事件を解決すべきだ。
 神奈川での事件(中1男子が、児相に「保護してくれ」と駆け込んだが保護されず、その後、首つり自殺)のように、保護を求めた子供に対しても、児相では保護者の意向が大きく反映されてしまっている。
 埼玉県においても、児相が明らかに家庭内で暴力が行われていると認識していても、保護者の意向を優先させる為、実際には家庭内に踏み込む事が出来ていない。これまで、親からの暴行事案で児相と関わったが、きちんと対応された事が無い。人によってスキルに差がある事が問題な訳でも、研修を強化したり、マニュアルを変更したり、人数を増やせばいいのではない。
 休日・夜間は児相はやっていないので(通報ダイヤルはあるが)、緊急な場合は「警察に連絡してくれ」と児相から言われている。
 現在も暴力事件の相談に関わっている。自殺を踏みとどまらせているが、子供はもう生きていられない状態が続いている。児相では虐待把握・保護判断・保護・事実聴取・解決に導くのは不可能と言わざるを得ない。

【児童相談所 元職員の証言】
●子供を見捨てる児童福祉司がいかに多いか。管理職に詳しく指導の報告すらしていない構造的問題。児相で『大人は誰も助けてくれない』と思う子供を沢山見て来た。
●虐待に特化した警察的な組織を。子供の安全の為なら、親との敵対に臆しない。
●性的虐待の加害者は、実名・写真の公表を。
●「緊急性は無いと判断した」「判断に間違いは無かった」と答えて終わらせてしまう。児童福祉司の判断をチェックする機能がない。チェックを徹底する班を作れ。
◎今の児童相談所のあり方では、虐待は増え続け、虐待死は無くならない(知事に渡した文書)。

この本を読んでみて下さい。0929_03