県教育計画 修正案『中高一貫校』の問題点
学校の先生に新たに聴いたところ、文科省の資料を例に、県立で中高一貫校を新設する問題点は『受験エリート校化』や、高校受験が無い事による『中だるみ』、『人間関係の固定化』の問題点があがりました(⇩以下に資料4枚添付)。
入試倍率が1を下回り、廃校の危機にある高校を、仮に中高一貫校はメリットのほうが大きいとして新設しても、そこにもともとあった高校に通っていたタイプの子達の課題改善になるでしょうか?
「検討してもらいたい」と県議会の過半数が計画案を修正して求め、可決する事は、仮に検討して実施に至らなかった場合においても、他の優先順位を下げて作業(検討)している訳で、恣意的と思われるリスクがあります。まず何より私が聴いた範囲で、学校の先生から、新たな県立の中高一貫校に賛成する意見がありません。
この修正案に賛成する複数の県議にその旨話し、わりとざっくばらんに意見交換出来たので、本会議討論は行わず。
『中だるみ』の問題
頂いたコメントを紹介します
「高校受験は、通過儀礼と、学力別の振り分けの役割を担っている気がします(中学では下位〜中位の子が、高校から校内成績上位になったりします)。
私立が行っているような、成績不振生徒への『解雇通告(公立中にいきませんか?)』を、公立一貫校が出来るのか?
中だるみは、中1の段階でなった話を聞いたことがあります。受験の燃え尽きです。それで以後6年間通うのはおそらく地獄です」
人間関係の固定化
問題点の目次
先生から言われ、ここで紹介した文科省の資料