42年前の強盗殺人『日野町事件』で、無実を訴えながら服役中に亡くなった阪原弘さんに再審で『無罪』が言い渡される見通しとなり、息子の弘次さんが滋賀県から今日、狭山市駅前にお見えになり、お話下さいました。
隣には、狭山事件で死後再審を求めている石川一雄さんのパートナー 早智子さん。日野町事件は、近いうちに再審日程が明らかになる見込みで、狭山事件の再審にも期待が高まります。
頂いたコメントを紹介します
「法務省・検察庁性善説に立つこと自体が大きな間違いで、冤罪自体の発生を防ぐには、再審法改正だけでは不十分です。
冤罪の原因は「証拠開示の欠陥」であり、検察が被告人に有利な証拠を出さなくても処罰されないという制度そのものにあります。
米国では「Bradyルール」により、検察は被告人に有利な証拠を必ず開示する義務があり、違反すれば判決が覆され、検察官は懲戒されますが、日本には、この仕組みがありませんから、冤罪は制度的に再発し得る状態のままです。
冤罪被害者救済のために再審法は、冤罪が起きた後の“後処理”にすぎず、冤罪を未然に防ぐには、「日本版 Bradyルール」=検察の証拠隠しを禁止する法律が不可欠です。
冤罪は過去の問題ではなく、現在進行形のリスクですから、再審法の改正と「日本版 Bradyルール」制定が、「冤罪防止のための両輪」として推進されることを願ってやみません」
