2014年9月13日の活動

【拉致全国集会】に出席(日比谷)。

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 (救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)
 埼玉県からは、上田知事(写真右端)、県議は拉致議員連盟の私と4人(出席名簿より)。大野参議院議員。拉致被害者家族会会長さん(上尾市)、田口八重子さんの息子さん、藤田進さんの弟さん(川口市)、佐々木悦子さんのお母さん(さいたま市)。救う会埼玉の皆さんなどが出席。
 拉致被害者家族。特定失踪者は22家族。安倍総理、拉致担当大臣、国会・地方議員含め1800人が出席し、会場は満席。
 松木薫さんのお姉さん「母は、父のいるあの世へ、まいりました(今年1月)」。
 松木薫さんの弟さん「充分待った。充分、待ったんです。家族には憤りがある」「北朝鮮は『会ってやってもいい』と言っているが、何様のつもりだと思っています」。
 寺越武志さんのご家族「皆さんに今度お会いする時には、『ありがとうございました』と言いたい」
 田口八重子さんの長男「『日朝協議が終われば、拉致被害者は全員帰って来る』とおっしゃっている方がいますが、そんな事は無いと、周りの方に伝えて頂きたい。
 家族には、あせる気持ちがあるが、きちんとした情報が欲しいと思っている。
 制裁解除や、一切の譲歩や妥協は、いらない。全ての家族が帰って来てからにすべき」。
 田口八重子さんの兄弟「拉致されたのは37年前。調査が始まろうとしていた時、なぜか政治的圧力があって調査されなかった。八重子の姉は昨年他界。兄が今年地方で署名を集めていて亡くなった。許せない。四の五の言わずに全員返せ。
 北朝鮮は、帰る意思を確認するそうです。まず日本に戻って判断して欲しいと言って頂きたい。この声は北朝鮮にも届いていると思う。日本人を返せ!」
 横田めぐみさんの弟「今回、満額一発回答という事は無いと思っています。その時に日本政府は、強烈な制裁を。相変わらず今日も、共産党と社民党の議員の出席が無い。正義は必ず勝つと信じているので、お力をお貸し下さい」。
 特定失踪者家族代表「この会場に来たくても来れない入院や施設にいる家族の方が、沢山おられます」。
 特定失踪者調査会副会長「私達日本が腹をくくれば出来る事は、いっぱいある。どうして国内で誰1人として逮捕されないのか。おかしいでしょ!協力者がいなくて、どうやってこれほどの人数を拉致出来るんですか?密航だけで拉致出来ないでしょ」。
 救う会会長「拉致問題は、外交問題ではない。犯罪者から被害者を助ける為の交渉。全員返せ。しかし我々は、全員の人数を知らない。曽我さんはこちらのリストに無かった。私が担当大臣だったら、眠れない。絶対に北朝鮮と合同調査委員会を作ってはいけない。北朝鮮は作って欲しいと言っているが。我々は独自に検証する。
 『生きている人を殺して、遺骨を送ろう』という一部の情報も北朝鮮内部から入っている。日本の技術は、いつ死んだのか暴く事が出来ると大臣に確認した。助けたい。頑張りましょう!」。

「返せ!」と会場全員でコール。
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 (左から)横田早紀江さん(78才)、横田滋さん81才!)、曽我ひとみさん、藤田隆司さん、飯塚繁雄さん(76才)など被害者家族の皆さん。
 横田めぐみさんが10月5日で、50才になる事について、滋さんは「いかに長いか。これまで何の進展も無かったが、期待を持って再調査を見守っている」とコメント。
 曽我ひとみさんは、お母さんが今年83才になる事などについて「もう時間が無い」と話しました。
 横田早紀江さんは「どんな事があっても、こんな大事な事だけは国民みんなが解決を望んでいる事を最後まで言い続ける事が出来るよう応援をお願いします」と話しました。
集会終了後、拉致担当大臣・国会議員と被害者家族との意見交換会が行われ、家族の悲痛な声が聴こえました。
 ある特定失踪者ご家族の方は、意見交換終了後、記者に対し「私達、特定失踪者家族も、今日は紹介だけだったが、しゃべりたい」とおっしゃっていました。
 終わってから、先日一緒に署名活動を行ったお2人の被害者家族の方に声をかけさせて頂きました。

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【危険ドラッグ 埼玉県に『規制条例』を⑥】
 埼玉県が把握しているだけで、7店舗が未だに営業している。
 危険ドラッグで体調を崩す人は年々増え、県民からの通報や救急搬送で判明したケースは、2011年に3件、12年に49件、13年に50件。今年6月までの半年間だけで55件。
 県は「現在は認められていない警察官独自の立ち入り検査」を可能にするなどの要望書を厚労省に提出したとの事。
 大阪府・愛知県では、警察官の独自立ち入りを、県の条例で定めています。
 埼玉県の担当者は、新聞記者に「出来る事は何でも取り組んで危険ドラッグの撲滅を目指したい」と答えていますね。何でも取り組んで頂きたい。
 (『危険ドラッグ監視強化 18販売店に立ち入り』8月23日東京新聞)