2015年9月18日の活動

川越県土事務所。狭山市からの要望。
知事に『県改革提言』提出。

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【世界は、日本国憲法をどう見ているか】
 アメリカ元CIA顧問「日本は大戦中の侵略に謝罪をしていないという批判があるが、9条こそが日本の謝罪なのです。アジアに2度と戦争をしないと誓っている。9条を変える事は、謝罪を否定する事」。このHPを読んでいて、安倍総理の行動と結びついた。70年談話で、謝罪を入れない予定が報じられた。結果としては、安保法案に配慮して謝罪したが、本音は謝罪をしたくない。その為に、変えたいという部分もあるのではないか。安倍総理の言う『美しい国』が聞いてあきれる。CIA顧問のほうが、与党国会議員より日本を理解しているなんて。安保法案は、国内だけでなく他の国にも悪影響を与える。
 アメリカ政治学者「戦後世界における日本の問題は、平和憲法を固く守りつつも、アメリカに従属した事。アメリカにただ追随している間に、”主権”の意味を忘れてしまった」(『沖縄 うりずんの雨』長編ドキュメンタリー作者)。
 筆者「ヨルダンの難民キャンプで歩いていれば『どこの国から来たのか?』と問われる。『日本だ』と答えれば、握手を求められる。『僕達がどうして握手をするか分かるかい? 日本がどこにも攻撃を加えない国だからだ』と」。

世界は「日本国憲法」をどう見ているか 現代ビジネス 9月17日

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【大本営を守る新聞?】
 読売新聞の今日の社説。与党が書いた政党新聞なら、まだ分かります。
 今日だけではありません。昨年、集団的自衛権の閣議決定の翌日の社説で「『戦争への道を開く』といった左翼勢力による情緒的な扇動は見当違い」と書き、集団的自衛権に反対の考えを持つ人を、左翼と決めつけました。
 今日のも、昨年のも、戦前の新聞かと思ってしまいます。今日のほうが悪化している。感情的。
 産経新聞の社説も、審議を途中で打ち切った事には、触れない記事。

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 今夜のNHKニュースで「法案成立後、最も影響を受けるのは、自衛隊」とアナウンサーはコメント。自衛隊が海外派遣されていない日常で、すぐにでも影響を受けかねないのは、NGO職員。途上国の人の日本の理解に、どれだけ体を張って貢献している事か。NGO職員の安全が心配だ。そして、途上国の人と距離感を取らなければいけなくもなる。各国の日本大使館は、NGO職員から、治安が厳しい地域の情報をもらっている。
 NGO中村医師「安保法案は日本が外国で軍事行動していくと打ち出す事。イスラム世界では米軍の友軍となる日本は確実に敵視される。我々も引き揚げざるを得ない事態になるかも知れない。アフガン東部では『イスラム国』(IS)に忠誠を誓っている地域が出て来ている。食べていけないから、雇い兵になってしまう。飢餓に苦しむ住民の生活を安定させる支援こそが『本当の安全保障』になるのに、日本ではそんな実情が知られていない」。

安保関連法案:ペシャワール会の中村医師「敵視は確実」 毎日新聞 9月19日

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【憲法98条があるから『安保法』は成立しても、使えない】
 憲法とは、このように、国会が暴走した時の為にある。
 しかし、それでも無視する国会議員を確実に次回大きく減らさないと。

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【NGO331団体が、安保法案に反対】
 アフガニスタンで支援活動をするNGO“ペシャワール会”は、干ばつで清潔な水が不足した為、これまでに約1600カ所の井戸を掘り、用水路も建設。3千ha以上の農地をよみがえらせ、約16万人が農業できるようにした。「私達が現地の人々の命を守る活動をしているからこそ、現地の人から大事にされ、守ってもらえる。それが最大の防衛」
 「お金を使って敵意を買うような事をするより、他にすべき事がある」「難民支援など非軍事でやるべき活動がたくさんある。日本らしいやり方はいくらでもあるはずです」。
 国会で机上の空論をし、国民の命を軽んじている議員とは、訳が違う。

「テロの標的になる可能性高まる」 NGOに広がる懸念 朝日新聞デジタル 9月19日