2011年11月24日の活動

市内福祉施設役員さんに、県の福祉政策についてご意見を伺う。
元狭山市議会議員と産業政策について意見交換。今日は県内企業のQCサークルの表彰式があるとの事。
県庁。
県議会最先端技術振興議員連盟視察。
移動中も、県産業労働部副部長から説明を頂く。
 特許出願件数(埼玉)、平成20年5024件をピークに、平成22年3695件。県では知的財産総合支援センターを設置しているとの事。リーマンショック以降、特許出願件数が落ち込んでいる事を注視しました。

タナカ技研(秩父。カメラレンズフィルターの開発・製造メーカー)さんにお邪魔し、工場を見学させて頂き、社長さんなどからお話を伺いました。
 コンパクトデジカメ・ビデオカメラ市場は横ばいだが、監視カメラ・一眼レフデジカメは成長市場なので、メインターゲットにしているとの事。

 私から円高について社長さんに質問させて頂きました。中国での製造が安いとは限らない。中国では来年1月から最低賃金が引き上げられ、今後1年毎に賃金が20%引き上げられる(5年で倍になる)。中国から撤退するにも、勤続10年以上の従業員に10か月分給与補償をしなければならないなど、コストがかかる。
 県の研究開発資金は使いやすくないとの事。

本庄国際リサーチパーク。(財)同研究推進機構理事さんからご説明を頂きました。
 産学官連携研究拠点推進委員会を月1回開催。


早稲田大学が開発した電動バス


コンセントに差し込まずに電気自動車に充電できる設備
(屋根はソーラーパネル。車の下のコンクリート面に充電装置が埋め込まれている。四角く見える部分)

 次世代モビリティ・エリアマネジメント研究会(37社)において、電動マイクロバスを開発・実用化している。電動バスは通常、バッテリーの大きさで4~6人分の乗車スペースを取り、1.5倍の費用がかかる。そこで、500万円のバッテリーで25キロ走れるバスを開発。IHクッキングヒーターの原理と同じ仕組みで、充電場所に車を置けばコードいらずで充電できるシステムを開発。充電装置とバス(車)との間が14cm空いていても充電が可能。実際に電動バスに乗せて頂き(とても静か)、充電ステーションを見させて頂きました。

本庄スマートエネルギータウンプロジェクト。

 小型モビリティ(ULV)を開発(高齢・障害者の買い物・通院を想定)。
 地中熱を地域で活用する構想(スマートハウス)。これは楽しみだと思いました。マンション建設でIHなど先端の製品が導入されて来ましたが、1件でなく、区画整理など地域開発で、新エネルギーの整備をするのは夢があると思います。(本庄市長は友人でもあるので)今後もこの事業をチェックしていきたい。
 電動自転車を使った交通システム計画も検討の中に入っているとの事。

県産業労働部副部長・調整幹に、狭山市の工業団地工業会の方々が“円高対策”を求めていた事を伝え、意見交換させて頂きました。
県庁に戻り、先輩県議に相談。