2012年10月27日の活動

(熊谷に泊まり、朝狭山に戻り、博多へ)
市民と議員の条例づくり交流会議 in 九州2012「見えたか?議会」。

<長崎県議会からの報告>
 九州の県議会で初めて通年議会を賛成多数で可決。賛成24、反対20(出席停止1)。
 議員報酬105万円減額、費用弁償5千円→3千円に減額(以前に比べ4割カット)、宿泊費を8200円に減額。
 議員報酬削減の反対は、公での反対は無かった。
 議会での活動は昨年比二倍。報酬を減らして活動量を上げた。
 三重県89回。
 委員会開催4回を10回に。移動委員会。参考人招致・意見交換会。
 議会報告会を検討中。
 学生に、議員のあるべき姿について意見を聞く(ミニ・ワールドカフェ)。県議会として学生インターンを2か月間受け入れているので、その学生から意見を聞いた。
 もっと目に見える結果をとの意見があった。
 マスコミ・議員に通年議会をやってどうかアンケートを実施した。
 議員定数削減に取り組むべきとの意見があがった。
 議会報告会実施について、今検討している。

<熊本県御船町議会からの報告>
 通年議会を九州で初めて。議長に召集権。陳情・請願が速く処理できる。
 昨年14回。
 毎月議会を開催、1週目が全員協議会、2週目が本会議・・・。モニターが傍聴し、提言書が全員協議会で全員に配られ、日曜議会が提案され、実施。町民の為の議会。
 毎月、議会広報を発行。
 青空報告会は、各種団体から申し込みがあって開催される。議会報告会は定例化され、地区単位で開催。通年議会になって報酬変わらず、議員は全員文句言わず出て来る(会場から笑い)。10日。
 議会事務局職員は3人体制(局長含め)。兼務の仕事もあるが、文句も言わずやって頂いている(会場から笑い)。

福岡県田川市議会の報告。
 議会基本条例を制定。市側の反問権(逆質問)を定めたが、まだ使われていない。

東京財団研究員(北海道栗山町議会の改革に関わった)からの指摘。
 議会報告会に市民が集まらない理由は、同じ芝居を2回も3回も見ない(笑い)。介護・子育てだとか分野を絞るべき。継続は大事。

○分科会 一般質問を使いこなそう
 議会での一般質問は注目されますが、その内容は満足出来るものか。典型的な議会の様子を演じた場面を見て、一般質問の課題を洗い出しがありました。

会終了後も、長崎県議に県議会改革の取り組みを聞かせて頂いた(以下)。
 山田ともこ長崎県議(佐世保市選出)さん、ありがとうございました。
 長崎県議会では月2回ペースで委員会を開き、1回は県政改革、もう1回は県議会改革などについて審査。
 契約額1千万円以上の随意契約は、議会への報告を義務付けしたとの事。

龍谷大学 土山先生からの提言。
 事業仕分けを、議会でやるべき。人口10万人くらいの自治体では、3年間で全事業をチェック出来る。
 事務事業評価は、書類書きに労力がかかる。これまでの行政改革で大概の改革は出来て来た。後は、反対のある予算の削減。それを議会の決断で決めなければいけない(意思の集約)。