2012年9月27日の活動

参議院議員会館。金子恵美参議院議員(福島市選出。インクルーシブ教育議員連盟事務局次長)と会合。
 埼玉県内の特別支援学級・学校の保護者・生徒の声を伝え、インクルーシブ教育について国での検討状況や、民主党の議員連盟でつくった改正案について教えて頂きました。
 また、埼玉県に避難している福島県双葉町についてお話を伺いました。

県庁。県議会会派、県内各団体ご要望聞き取り。
県生態系保護協会。会長さんなど4名。
 武蔵野線の東浦和駅~東川口駅の間に白鳥が見られる場所がある(見沼田んぼ)。猛禽類が見られる珍しい湿地帯である。そこはまだ、ガンが下りる事はあっても、いつかない。理由は、生態系が壊れて、エサが無い為。
 秩父の森は、オオカミ・狩猟がいなくなったので、鹿の食害が発生している。
 県民からの寄付により、秩父の山林を68ha購入。
 私からは、小魚が生育しやすい入間川の河川整備について伺った。
 入間川は“砂礫(されき)河原”の再生が必要ではないか。入間川は、大量の土砂を東京の開発の為に使って来た。砂礫そのものが無くなっている。川が氾濫する事が少なくなって、河原が森になる事により、もともとの生態系が維持できなくなる。
 デンマークの河原の自然再生が参考になる。これまで川を直線化させて来たが、蛇行化させていく必要がある。
県浄化槽協会。会長さんなど5名。
 単独浄化槽は沈殿室が狭いので、朝などトイレの利用が一時に集中すると、汚水が出てしまうので、川が汚れる。合併浄化槽にすべき。汲み取りのほうが河川への負荷は少ない。
 緊急雇用基金を使って、各家庭の実態調査(データベース化)は、専門家による確認ではないので、不十分。法定検査のペナルティ(罰金)は科された事が無い。
県バス協会(会長は西武バス)。
 バス事故の3割は、バスが停止しようとする時転倒する車内事故で、特に自転車との事故を避けようと停止する時の車内事故が多いので、自転車の安全PR活動も協会として行っている。
 会議の他にも個人的に路線バスの利用促進策についてお話を伺いました。
①(狭山でも不採算路線が多くある事に付随して)路線バスの利用促進策について。定時制が大事なので、右折レーン設置や電柱の移設を。
 バス会社は鉄道と同系列でも、独立採算性。以前は観光・高速バスで採算を取っていた(今日は「“観光バスターミナル”の設置」要望がありました)。
②関越道でのバス死亡事故については、旅行会社の下請けの下請けだった事が分かり、過当競争で、安いだけの悪質業者もあり、国が新基準をつくった(夜間400kmまで)。安全なバス事業者の認定制度も出来た(バスの入口に貼ってある認定マーク。県内会社の認定率18%)。保険に入っていないバス会社もあり、認定要件に入っている。
 衝突防止機能付きのバスは今は無く、開発中との事。
 県内のバス会社数は230社。
バスフェスタ2012 10月13日 代々木公園

進行性筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の方からお話を伺いました。
県議と会合。

知事・県議会の中国訪問が今日中止に決まりました。(産経新聞
 知事の判断で決めたもので、中国側からは断りの連絡があった訳では無いとの事。良かったと思います。
 私が学生時代、天安門事件があった時、友人の中国人留学生は「海外からの中国の情報を知っている私達が帰れば、殺されるかも知れないから、今は帰れない」と言っていた事や中国現地の映像を強烈な印象として憶えています(その年、私は中国を自転車で回る予定でしたが、やむなく中止しました)。
 今回は、日本のスーパー・企業を始め日本人経営の事業所を、デモと称して襲撃、警察も傍観(あれだけジャスコが壊されたのを中国警察が規制していたとは思えません)、デモを裏で政府があやつっていました。(【反日デモ】「千円もらって参加」 中国、組織的に動員か 背後に当局の影 産経新聞)
 中国は軍事力を強化し、今後もあのような事は起こると思いますし、日本に対する威嚇は強まると思います。
 地方外交は、確かに国家間のトラブルがあった時にも、交流を続けるべきですが、これまでの歴史教科書・靖国神社参拝などの問題とは、今回は訳が違います。
 日本の事業所を襲撃した犯人をきちんと刑に処した事を示して欲しいです。
 どんなに経済が悪くなっても、隣国の衝突は避けるべきです。
 私は、国内の韓国・中国出身の方とはお付き合いさせて頂いております。