2013年10月4日の活動

市民意見交換。
県庁。
会派 医師不足対策プロジェクトチーム会議。会派が依頼したシンクタンクから最終報告を受け、意見交換。
 ①救急病院は採算が取れないので、公的な支援を。
 ②総合診療医の育成。
 ③洛和会音羽病院(京都市山科区)が、救急患者を断るのは交通事故で患者を受け入れている時の0.3%だけ。
 ④尾道方式を広めようとしている広島県。中心人物のハンティング。
 ⑤適切な受診行動の推進事例として、兵庫県立柏原(かいばら)病院の小児科を守る会がある。2人の小児科医で科を運営している病院は1人が辞めれば、存続出来なくなるので、そうならなくて済むように取り組んでいる。
 私から発言したのは「救急病院の受診のあり方啓発、ER総合医の育成は、地味でも粘り強く効果的に行う必要がある」と。
県議と意見交換。来週の委員会審査について。
保健医療部調整幹、疾病対策課長と今日は2度打ち合わせ。骨髄バンク事業の推進について。
土地水政策課長。
 八ツ場ダム建設について、先日群馬県議・市民団体に伺った疑問点を質問。本当に今回の工事延長期間で終わるのか?事業費は絶対増えないか?
 これまで航空写真での地形調査、ダム本体の岩盤調査は行ったが、確かにボーリング調査は来年度から行われるので、絶対に事業費が増えないとは言い切れない。
 しかし、知事は負担金のこれ以上の増額には応じないと言っている。事業費がもし増えれば、群馬・埼玉県など関係する県知事は意見を言う事になっている。
 埼玉の滝沢ダム(秩父)は、平成17年10月試験湛水を開始、地滑りで一時中断し、19年8月試験湛水再開、22年ダム完成。以降は問題ないと聞いている。
 八ツ場ダムの移転代替地の造成費用が売買で回収出来なくても、国がやるので、県負担金には響かない。
 現在埼玉県は暫定水利権だが、八ツ場ダムが完成すれば、水利権を得る。

保健医療部長と会合。私から骨髄バンク事業推進への協力依頼。
住宅課副課長。県営住宅の家賃未納状況について調査依頼。
企画財政部調整幹、地域政策課副課長。市町村への権限委譲と、県の役割改革について。
パスポート業務を県内42市町村に移譲。あと21市町村。
県議と意見交換。県内観光事業について。
新聞記者と会合。
骨髄バンク全国協議会役員さんと意見交換。
(0時過ぎに帰宅)

◆“埼玉B級ご当地グルメ王決定戦”が13日(土)、飯能市役所で開催。
 狭山市は『さといもコロッケ』を出店。
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【今回の議会に提案されている県補正予算案・条例改正案】
(今度の月曜日に審議)
◆(これまで私が提案して来た事が予算化)学校の天井材落下防止対策(体育館・講堂)。
 今年度予算では、狭山経済高校など20高校が予算化されており、今年度末まで防災拠点校38校の対策は完了。
 今回の補正予算では防災拠点校以外の、狭山緑陽高校など40高校。所沢特別支援学校、所沢おおぞら特別支援学校など17特別支援学校を予算化。
電気自動車、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)の普及を図る為(県HP)、県の施設4箇所に充電設備を整備。
 場所は、埼玉スタジアム、さいたまスーパーアリーナ、熊谷スポーツ公園、こども動物公園(東松山)に。
 4施設を選んだ基準は、駐車場が500台以上・来場者数が50万人以上の県公共施設。
県庁と、芦ヶ久保駅前の道の駅には設置済み。
 既に県内に94機設置されているが、210箇所を今回位置づけた地区を今後整備すると、国から2/3の補助が今年度出る。このメールに添付した地図に落とし込んである地区以外で整備する場合は1/2補助。
 位置付けた地区の民間事業者(自動車販売店・コンビニ・修理工場など)に充電設備設置の手をあげて頂く方式。
 狭山市内は既設無し。国道16号にある大規模店舗が設置を検討頂けると言われたので、地図に位置付けたとの事。
 電気自動車は急速充電で15~30分。プラグイン・ハイブリッドで急速充電器を使えないものがあるが、その場合1~2時間で充電。
 HONDAでは、フィットの電気自動車と、アコードのPHVが法人向けリースが始まってる。
◆災害時の緊急輸送道路に指定されている橋の耐震化、9橋。
 狭山市では昭代橋(市民会館の通りの橋)。入間市ですが、狭山市の市境、国道299号の入間川高架橋(狭山特別支援学校の近く)。川越では県道川越越生線の金堀橋。
県内あと16橋が未実施。
◆応急給水拠点として、狭山市の上赤坂ポンプ場など県内13ヵ所が指定されている。
 今後2年間で小規模300カ所整備、今回100か所整備。
 県道から100m程度の避難所につなげる。11か所。
 空気弁に特殊機械を接続して、消防ホースみたいなものでつなぎ、蛇口が5,6個。
◆医師不足解消の為、奨学金・研修資金を貸与。
◆小水力発電の導入促進の為、小水力発電の設置を許可制から登録制に緩和するというものですが、今日私から話したのは、「県が設定している小水力発電機の(農業用水)占用料は、国の河川法の基準をそのまま引用しただけのもの(流量から計算する)で、マイクロ発電など、実験的に小規模に水力発電をやってみようとする市民団体やベンチャーにとっては、ハードルになってしまう。そこで、実験的に小水力発電機を設置する場合、例えば3ヶ月間以内は無料にし、占用料は発電量を基準に取るように制度をつくってはどうか」と提案しました。
 占用料は、既に定められているものだそうです(県流水占用料等徴収条例)。
 また、水田がある所より上流の農業用水に小水力発電を設置するなら有料だが、水田の下流なら無料と今回県はするとしていますが、水田より下流と言っても、どこが下流なのか、川への合流地点以外、分かりづらいと言いました。
 県内にはまだ国の小水力発電1か所しか事例がなく、国から占用料は取っていない。
◆高齢者施設内の一部を障害者施設として活用できる事に改定。16事業所が意向を示している。富山・千葉で特区の事例。
◆液状化によってマンホールが浮き上がってしまう対策。1基あたり百万円かかる。
◆県営6公園に防災用品整備。
◆新型インフルエンザ治療薬のリレンザを15万人分新たに備蓄(期限7~10年)。これで備蓄目標をクリア。
◆労働法を学べるウェブサイトを開設。
 私のところには、就職してトラブルに遭っている相談が寄せられているので、県のウェブサイトに、最近の労働トラブルを業種を具体的に記して載せて頂きたいと依頼。そのようにするとの事。
◆障害者のグループホームにスプリンクラーを今後(マンション等構造上付けられない所以外の)全ての所に設置させる。
 県内325施設がまだ未設置で、今年度49事業所に設置。平成29年度までに設置する計画。
 事業者の負担は1/4で200、300万円くらいとの事。