2013年10月15日の活動

市民意見交換。駅バリアフリーなど。
県庁。
県議会、決算委員会視察。
■県立循環器・呼吸器病センター(熊谷)。院長先生にご説明頂いた。
 入院患者数は増え、平均在院日数は一昨年よりやや減っている。
 会議の場で、私から「前回(3月6日)お邪魔した時に、検査棟(昭和54年築)が老朽化し、排気機能も古くなっていると感じたが、今回の病棟の一部建てかえ(来年度工事開始、29年度完成)で改善されるのか?」と質問したところ、「病理検査室は、移設する事になった」との事。
 また病棟内の視察で、病院長・看護師さんなどに個人的に直接、感染症患者が病院に入る際の動線に砂利道がある事や、カテーテルの看護師の土日の勤務体制が平日と同等に改善される(看護師さんは大変だと思います)事についてお話を伺いました。県庁と違って、職員が率直に課題や解決策について発言され、ここは随分風通しがいい職場だなと思いました。
 病院内の売店は、もう少し書籍が充実していたほうがいいのではないかと感じました。
 昼食時も、県の病院事業管理者や経営管理課副課長と上記の事について意見交換しました。院長先生は(そろそろ定年の年齢ですが)週3日夜勤対応しているとの事でした。

■吉見浄水場。
私から質問した事。
 ①<昨年5月18日、県内の浄水場で、基準の約2倍のホルムアルデヒドを検出(朝日新聞)。浄水場で給水を止める騒ぎが発生。原因物質を排出した化学メーカーを県が提訴(朝日新聞)>
 ホルムアルデヒドは、通常どの地点で検査しているか?吉見浄水場では分からず、ここの上流の荒川と武蔵水道の合流点で、国(水資源機構)が監視している。
 ②狭山の上赤坂ポンプ場の備蓄タンクは、いつ完成?平成27年度。
 ③県全体の備蓄タンク整備はいつ終り、1人あたりどのくらいの量になる?おおむね平成34年頃で、1人あたり1週間分89リットルを確保(始めの3日間が1日3リットル、その後4日間が1日20リットルの計算)。
 ④水道管の耐震化は?現在38%が耐震化されており、関東ローム層は地盤が強いので、全体の64%耐震性があると判断。水道管の総延長は764キロで、現在275キロが耐震性が弱いと指摘されており、平成32年までに合計310キロ耐震性が改善される。
 ⑤浄水場自体の改修は?大久保浄水場が耐用年数60年間で、平成44年に迎える。その時に、吉見浄水場にシフトするのかどうか検討している。
 ⑥福島原発事故での放射性物質対策費用で、東京電力の賠償状況は?1回目のみ支払われており(5900万円。人件費は入っていない)、そこで止まっているが、4回目請求中。
 ⑦県水を使ったペットボトルは、どこで売ってる?350ミリ1本80円で、川の博物館・大宮ソニックシティ・県庁職員会館4階で販売。
 “水道離れ”で国民1人あたりペットボトルを年間26リットル消費している。
 ⑧県公営企業会計の借金の繰り上げ返済は、利率5%以上は国は認めていないのか?認めていない訳ではない。現在6%以上を繰り上げ返済している。

公明県議に先週金曜日の県議会本会議での討論は素晴らしかったと伝える。
県庁。決算委員会準備。
(台風が心配されるので、9時過ぎに帰宅)