2014年10月9日の活動

埼玉県議会【議員の定数削減】
 自民党はこれまで議員定数『現状維持』を主張して来ましたが、私の所属する会派が定数4人削減を提案するなど、自民党・共産党以外の会派全てが定数削減を会議の場で主張し、新聞等で報道され、世論が動いた事などから、自民党が定数1削減に提案を変更しました。メディアの皆さんに感謝します。
 定数削減について明日、県議会本会議で討論され、決まり、今度の選挙で変わります。
 この間、県内の市議会では、加須市議会が定数4減を可決しました。

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【県内企業倒産】の今後見込みについて。
 民間調査機関は「景況感は2カ月連続で悪化しており、急速な円安やそれに伴う仕入れコストの上昇、人不足などのマイナス要因が続くと、倒産が今後増加する恐れもある」と指摘しています。

【「暮らし苦しくなった」46.9%!】埼玉県庁による県民調査。
 (昨年比5.1%も増!)
≪消費税10%増税に反対です≫
 明日、県議会で、消費税増税反対の請願が討論されます。

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 「憲法9条にノーベル平和賞を」の活動は、1人の主婦の呼びかけで始まった署名活動ですが、同じく、日本の一般の主婦の署名活動が、やがて、初の原水爆禁止世界大会の開催、大気圏での核実験禁止の条約を締結につながりました。(NHKその時歴史が動いた『3000万人の署名 大国を揺るがす~第五福竜丸が伝えた核の恐怖』)
  戦後しばらく広島・長崎原爆の状況を日本人の多くは知らされていませんでした。アメリカが細かな新聞掲載を禁じていたからです。
  杉並区の名も知れぬ主婦の活動から始まります。「署名活動に何の意味があるのか?」との通行人の問いに「沈黙は賛成を意味する。黙っているより遥かに効果があります」。
  署名活動を始めた女性が「戦争を終えた時、女に力がない事を後悔したが、今ならはっきりと声が出せる。再び後悔しないよう、正しい態度を取りたい」と言われたそうです。重たい言葉ですね。
 署名は、杉並区の人口の7割に達します。
 署名呼びかけ用紙には「署名を数千万人集めて、全世界の人々の良心を揺り動かそう」と書かれていました。
 署名活動は、海水浴場・国鉄の駅のホームなど(!)、あらゆる所で行われ、翌年、署名は、日本の成人人口の半数以上にのぼる3158万人に。世界もそれに呼応し、6億人以上の署名が集まり、世界各地で集会が。
 2年後、国は原爆医療法を制定。
 第5福竜丸で亡くなった方の妻は、世界大会で「原水爆のキノコ雲で脅そうとしても、もう驚かない。私達は1人ではないのです」と話しました。
 番組中、ちょっと笑ってしまうのは、署名活動に協力しない男性達の事について、主婦同士が手紙で「男性達を軽蔑したまま放っておかず、辛抱強く励まして行こうではありませんか」とやり取りした事が、紹介されています。頑張りましょう。男。