2012年6月3日の活動

埼玉県障害交流センター(浦和)で障害者の方と昼食をとりました。
県障害難病団体協議会創立40周年記念総会。
 県議会会派を代表して挨拶させて頂きました。障害者支援計画など県の福祉分野の各計画の検討に携わっている事、障害児教育について今年取り組んでいる事について。

国立東埼玉病院院長 川井先生 講演。
 薬を飲んで治ったのか?同じ人で比較が出来ない。飲んだ人・飲まなかった人各100人で比較しても、飲んだ人は健康に気をつかう人が多い事があり、比較可能ではない。ではクジで飲むか飲まないかを比較しても、飲んだ人は、飲んだから良くなるはずと思う。飲まなかった人は、飲まなかったので、良くならないかも知れないと思う潜入観念が働いてしまう。そこで、外見では区別出来ない本物・偽物の薬だと医師も患者も分からずにのみ、全員の服薬期間が終ってから調査する(二重盲検法という)。
 難病指定の基準は、患者数5万人未満の重い病気。
 ヨーロッパは全部の国が同時に治験をやっているが、世界同時に治験をやるようになって来る。
 QOLの基準は決まっていない。

講演終了後、院長先生に個人的に約20分お話を伺いました。今後の埼玉県の高齢者医療、医師・看護師・介護人材不足についてなど。

県障害者支援計画講演会。障害者福祉推進課、疾病対策課、就業支援課、特別支援教育課(以下、説明)。
 中核発達支援センターは県内3箇所体制になる。
 障害者社会復帰・訓練支援センターでは、年500人以上就労を目標、22年度408人が就労移行。
 県内10箇所に就業・生活支援センター。
 障害者雇用企業誘致専門員を今年新規事業として5人配置。
 2月に障害者就職面接会を行い、障害者求職者1324人、就職決定者114人。
 高校での特別支援教育は遅れている。
 支援籍の在籍児童生徒数は、61市で495名。

説明後、発達障害のお子さんを持つ保護者から、薬でなく、心のケアをお願いしたい、2次障害になるとのご意見が複数ありました。
 講演で難病の県担当者から、難病者が増えている事を“危惧している”との説明がありました。

狭山市の児童劇団公演 さやまカレッジアクターズ
 「くもの糸~ぼくが地獄におちたわけ」入間市文化創造アトリエ「アミーゴ」ホールにて
 狭山市に近い児童養護施設の子供達も観に来て、出演者と触れ合いました。

市民相談。


勝海舟のDVDを見ていて、勝海舟の行政改革についてのコメントが印象に残りました。
 「行政改革と言う事は、大きいものからはじめて小さいものを後にするが良いよ。言い換えれば改革者が一番に自分を改革するのさ。帰り道に裏棚社会へ立ち寄って、不景気の実情を聞いたが、この先4,5日の生活が続こうかと心配している者があちこちにあったよ。今の政治家には、こんな些細な所までに注意する人はあるまい。
 御前とか閣下とか、そんなおべっかばかり聞いておらずに、大臣なども少しは江戸っ子の飾り気のない巻き舌でも聞いてみるが薬だよ」
 静岡茶が日本一になった背景に、勝海舟が明治時代に大きく関わっていたんですってね。島田市の牧之原に武士200人が移住して、開墾したとの事。