2016年2月6日の活動

市社会福祉協議会職員と意見交換。
市社会福祉大会。

『災害に強いまちづくり~白馬の奇跡』長野県白馬村の前自治会長さんの講演(狭山市民会館。以下)。
 一昨年11月、夜10時。震源地、白馬村。最大震度6弱だが、役場のあたりは地盤が固いので、地区によってはそれ以上だったのではと専門家分析。全壊40戸、大規模半壊10、半壊15、一部損壊51。道路は90cm陥没した所も。『長野県神城断層地震』
 発生から12分後に災害対策本部を立ち上げたのは、全国的に見ても速かった。被災地域から役場が離れていたのも一因。村内8つのホテルが二次避難所に。応急危険度判定で、危険67戸・要注意54。
 ボランティアのテクニカルチーム(重機・大工)により、危険家屋からの荷物出しが行われた。
 白馬村 人口9千人。高齢化率28%(=全国平均)。富山県境。

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 1階で寝ていた家が倒壊。発見から20分後、近くの建設会社のフォークリフトで救出(写真と新聞記事)。チェーンソーを使って、救出した家も。(古い一戸建てでは、1階で寝ない事をお薦めします。亡くなる方の多くは1階です)
 倒壊した家の人の名前を呼びながら、救出。近所の家族構成・どの部屋に誰がいるか、日頃の近所付き合いで分かっていた。住民が助け合うのが、普段から当たり前。災害時に班長は各家の安否確認をする事になっている。目じりを切りながら、班の家々の安否確認をした班長もいた。1人が安否確認する戸数は10~20がいい。
 地震で最初に揺れた直後に停電。ブレーカーを切りに、怖くて家に入れない人がいた。

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【災害時に支援が必要な家の地図『支え合いマップ』】

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 写真で『赤』は支援が必要な家。『黄色』は助けに行く家。誰が誰を助け、どこに連れていくか講習。自治会館に地図を掲示。自治会長・民生委員が保管。たまたま転んだりして、支援する側がされる側に翌年なったりするので、見直しが必要。
 自治会でも防災訓練。災害から身を守るには、住宅の耐震診断・補強。家具の転倒防止。懐中電灯は揺れでどこかに行かないように。
 『近助』隣近所の助け合い。日頃から付き合いがないと。
〈田舎だから出来て都会では出来ないとは思いません。県で『災害時要援護者支援計画』を推進するよう会派として求めています〉
(市社会福祉大会にて)

入間川で草刈りをされているボランティア団体代表宅。
市内商店会長さんと会合。県議会の状況について。
20代の方と仕事について話す。
県医師会(大宮)。
県薬務課長。ドラッグ使用の家庭背景について意見交換。
県国保医療課長。国民健康保険の税方式について。
市医師会長さんから伺う。市准看護学校について。
市内医師の方から伺う。市内の商業。有料橋について。
知事と個人的に意見交換。県立高校入試問題の見直しについて。